2023年2月にauにて実施していた iPhone 13 実質1円 の契約をした翌月に、維持費を抑えることを目的に UQ mobile へ乗り換えた。
au → UQ mobile の乗り換えは、「短期間であってもブラックリストにならない」という話を信じての決行である。
今回、短期でau → UQ mobileを決行した後、他キャリアで契約していた回線を使って UQ mobile へのMNPを試みてみた。
ブラックリストになってしまっていたか否かの結果をまとめる。
auで契約し続けるのは大損
以前に下記の記事でまとめたが、iPhoneを実質○円で手に入れたからと言って、3大キャリアで契約をし続けるのは結果として損をすることになる。
管元首相の目玉施策だった「スマホ料金の値下げ」を活用しないのは、もったいない以外の何物でもない。
キャリアのメールアドレスに縛られない使い方が出来る人は、最低でもサブブランドへ乗り換えるのが賢い選択だ。
ドコモ → ahamo
au → UQ mobile・povo2.0
ソフトバンク → LINEMO・Yモバイル
ただ、このサブブランドへの乗り換えは、キャリアにて端末特価契約をした場合には注意が必要。
表向きには公表されていないが、最低契約期間を満たさずに乗り換えを行うと、短期解約でブラックリストに入る可能性があるのだ。
総務省激おこだが現時点は規制なし
総務省がキャリアの短期間解約ブラックリスト化に激おこなので、今後は「短期解約=ブラックリスト」とはならないかもしれない。
しかし、現時点ではこのブラックリスト化が「違法の見解」までとなっているので、規制されたわけではない。
その為、私自身が今回auでiPhone 13 を実質1円で入手した後、維持費が0円のpovo2.0に乗り換えれば確実にブラックリスト入りだ。
それは過去のiPhone SE2 一括1円入手で経験済み。
では、高額な維持費を払ってキャリアに残るしか術はないのか?と思うところだが、auの場合は UQ mobile であればブラックリスト化しないという話がある。
au → UQ mobile がブラックリスト化されない理由
auからUQ mobileへ移行する際には、MNP番号不要で手続きが出来るので、MNPではなくプラン変更という扱いだからということだ。
下記イメージを見てもらえればわかりやすい。
注釈の通り、povo2.0は別会社という扱いなので、UQ mobile の乗り換える場合はMNP扱い。
反面、auやpovo1.0(月額料金が2,728円)はMNPではなく「乗りかえ」という文言になっている。
乗りかえ=単なるプラン変更と解釈も可能。
この表示内容と、巷の噂を信じて実際3月頭に私は au → UQ mobile へ乗り換えを行った。
これにより、月額の維持費は
au 6,000円以上/月が、UQ mobileにて 2,090円/月
まで抑えることが出来た。
ブラックリストにされていないかの検証
3月末にはiPhone 一括案件がauから出るかもしれないと期待していた。
そこで契約が出来ればセーフ。審査結果NGならばブラックリストに入ったと判断するという検証をしよう考えていた。
しかし、今年は一括案件がほぼ無い状態となり、auで契約するものが無かった。
そこで、検証方法が変わってしまうが、auがブラックリスト化されていた場合は、UQ mobileも契約出来ないだろうと仮定し、UQ mobileへSIMだけMNPをすることで検証を行うことにした。
UQ mobile へのSIMだけMNPは、ヨドバシカメラであればヨドバシポイント+αのキャッシュバックがあったので、その施策を活用した。
上記の記事に答えを記載してしまっているが、結果としては
問題なく契約出来た。キャッシュバックももらえた。
このことから、au → UQ mobileはブラックリストにならない という一つの事例が出来た。
ただし今回は
- 2月 au契約
- 3月 au → UQ mobile へ乗り換え & 別回線で UQ mobile にMNP
という流れで実施したケースである。
3月中に短期解約とSIMだけMNPを実施したので、まだ短期解約の記録が反映していなかった可能性も否定できない。
月を跨いでの実施だった場合、どうなるかは検証できていないので、「そこまでせねば」と思っているのだが、実は既にauで私名義の回線が5つあるので出来ない。
今回でUQ mobileにて自分・妻・子供・子供の4回戦。
更にpovo2.0を1回線保有しているので合計5回線。povoはどこかで整理しよう。
特価案件契約後の回線維持はau → UQ mobileが最安
一括○円・実質○円などのキャリアの施策で契約をした後、ブラックリストを回避しつつ維持費を安く抑えたい場合は、
au → UQ mobile 一択だ
このような施策は3大キャリアで行われることが多く、ブラックリストを回避しようとすると
- ドコモ → ahamo(2,970円)
- au → UQ mobile(最安990円)
のどちらかになる。
ソフトバンク は LINEMO(2,728円)があるが、この乗り換えはブラックリストの対象となるようだ。
結果、最安990円のau → UQ mobileが最も維持費が低い手法となる。
一括○円・実質○円等の施策が、今後も変わらず出てくるのか微妙な情勢だが、auの案件を見つけ、MNPが出来る場合は積極的に検討すべきであると私は結論付ける。
となると、尚更現状の1名義最大5回線を埋めてしまっている状態はよろしくないので、良い案件があればpovoを動かしたい。
ということで、2023年4月以降にiPhoneの実質○円販売などが登場するのか怪しいところではあるが、今後もお得な情報や検証ネタが出てくることを期待して待つ。