「中国のシリコンバレー」と呼ばれる深センに本拠地を持つ「TRUEFREE」からリリースされているオープンイヤー型イヤホンのレビューを行う。
数多くのイヤホンをリリースするSOUNDPEATSと関係がある会社の製品となるので、期待値の高い一品。
今回、TRUEFREE社さんより商品を提供してもらったので、じっくり使った結果をまとめる。
同じオープンイヤー型のイヤホンとの比較を交えてレビューをするので、検討時の材料にしてもらいたい。
TRUEFREEの概要
TRUEFREEは2022年に中国の深センで設立され、スポーツイヤホンをメインコンセプトとするブランドとのこと。
TRUEFREEでは、運動中に音楽を楽しむ方々を対象に、軽い運動時のイヤホン装着ニーズを分析し、よりスポーツシーンに適した、良い音楽と軽い運動を楽しめるBluetoothイヤホンを生み出すことに努めているということだ。
その結果として生まれた代表作が、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン(O1)である。
オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン TRUEFREE O1 とは
主な特徴は下記5点
- 耳を塞がないオープンイヤー型
- 16.2mmのダイナミックドライバー&低音補強アルゴリズム
- LDAC含む3種類のBluetoothコーデック対応
- 用途を選ばない長時間再生
- 圧倒的なコスパ
「スポーツ」や「ながら聴き」に最適な形状でありながら、妥協の無い音質・装着感を実現した一品だと思ってもらえればである。
オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンは、市場相場では2万円前後の商品が多い中、「TRUEFREE O1」は5,000円を切る価格設定。
今回Amazon限定のクーポンコードも発行してもらったので、活用することで更にお得に購入が可能。
クーポンコード:MZZ5RR3Q
有効期限:2023/10/17 23:00 ~ 2023/10/22 23:59 まで
※Amazon内のOFFクーポンと併用が可能!
10%のクーポンに加えて、期間中のAmazon商品ページ掲載のクーポンも併用すると30%OFFになる。
割引後の価格は 3,766円 という驚きの安さ!!
オープンイヤー型に求めることは「快適な装着感」と「ある程度の音質」。
TRUEFREE O1 は完全に満足出来る仕様だったので、その良さを特徴としてだけではなく、他社のイヤホンと比較して整理する。
TRUEFREE O1 の外観
パッケージ・本体と同梱物一式
ケース・本体(ケース内に収納)・USB-Cケーブル・取扱説明書が同梱されている。
無駄のない必要最低限な付属品。シンプルでわかりやすい。
ケースと本体
蓋を開けて本体を露出すると上記イメージとなる。
耳掛け式イヤホンは形状の都合、どうしてもケースが大きくなる。
他社との比較
同じオープンイヤー型のイヤホン「Tranya X3」と耳掛け式のインナーイヤー型の「中華ギャンブルイヤホン」の比較が下記である。
向かって左が「Tranya X3」、中央が「TRUEFREE O1」、右が「中華ギャンブルイヤホン」である。
「TRUEFREE O1」が若干スリムであることがわかる。
蓋を開けた際の比較が下記。
この形状のイヤホンは、どうしてもケースが大きくなってしまう。
イヤホン本体の大きさも考慮すると、「TRUEFREE O1」が一番小さいことがわかる。
後述するが、これで音の品質も良く、マイクのノイキャンも優秀。そして、バッテリー稼働時間も長いので、欠点が無い。
TRUEFREE O1 の装着イメージ
TRUEFREE O1は耳に掛ける部分が柔らかい素材の為、非常に装着感が良い。
大げさに聞こえるかもしれないが、装着していることを忘れることがある。
それだけ軽くてフィット感が良いということだ。
また、眼鏡をかけていても違和感なく装着できる。
装着部分が柔らかいは正義!!
反面、同じ形状の「Tranya X3」は耳に掛ける部分含めてすべてが固い素材である為、1時間程装着をしていると耳が痛くなる。
「Tranya X3」の装着イメージが下記。
着け心地は「TRUEFREE O1」の圧勝である。
TRUEFREE O1 の音質
耳掛け式ワイヤレスイヤホンはサイズが大きい故に大型の大口径のドライバーを搭載することが可能。
ドライバーの大きさ(口径)は、大きいほど低音が響くとされている。
Bluetoothは最新の5.3に対応しており、接続コーデックは
- SBC
- AAC
- LDAC
の3種類に対応している。
(専用アプリを介してマルチポイント機能を有効にするとLDAC接続は利用出来ない)
じっくり聴き込んだ感想
どのような音楽を聴くかによって評価はまったく異なってくるので、私は様々なバリエーションの音がある下記音源を聞いて評価をした。
Mrs. GREEN APPLE - ブルーアンビエンス(feat. asmi)
男女のボーカルで音程が右往左往するので、音の聞き分けにはもってこいの一曲。
総評としては、16.2mmの大口径ドライバーだけでなく、「低音補強アルゴリズム」という技術面の力により、主張をしすぎない低音とクリアな中高音を実現していると感じた。
スピーカーの迫力が耳元で再現されているイメージを持ってもらうとわかりやすいだろう。
低音
大口のドライバー故に強めの低音を想定していたが、耳元で聴くことのバランスを考慮した絶妙な低音だった。
低音が強いイヤホン独特の「パンチが響く感覚」は無いが、しっかりと聞き取れつつ長時間聴いていても疲れないような調整がされていると感じた。
中・高音
中音域が最も聞き取りやすい。
ボーカルの声がしっかり聞こえると言った方がわかりやすいかもしれない。
高音域は低音と同じで主張しすぎない故、耳元でキンキンする不快さがない。
また、高音域だけが強すぎると軽く安っぽいシャカシャカ感が出てしまうが、そんな欠点は一切なく絶妙に調整されている。
ながら聴きを考慮したバランスの良い音である。
イコライザー調整も可能
専用のアプリを使ってイコライザーの調整も可能である。
プリセットで好みを見つけても良いし、細かく自分用に調整することも可能。
その他にも「聴覚テスト」機能を用いて、自分の耳の傾向を分析して結果を反映させることも出来る。
オープンイヤー型でここまでバランスの取れた音質と自分好みのカスタマイズ性は、あっぱれと評価して良いだろう。
同形状の他社イヤホンとの音質比較
同じオープンイヤー型の「Tranya X3」との比較をしてみた。
大前提として、「Tranya X3」は定価14,800円となり、「TRUEFREE O1」の3倍程の値段ということだ。
音域毎の比較
高音域は「Tranya X3」の方が強くきれいに聞こえた。ただし、「TRUEFREE O1」が劣っているわけではなく、バランス調整の結果だと感じる程度の差。
中音域は双方に差は無い。ボーカルの声が聞き取りやすく耳心地が良い。
低音域も双方に差は無い。どちらも主張しすぎない程度に絶妙に調整されている。
ということで、明確な差があるとは言えない結果だった。
値段の差が3倍あることを考慮すると、「TRUEFREE O1」はコスパが高すぎると言える。
唯一ケチをつけるとしたら、最大音量が「Tranya X3」と比較し小さいことくらい。ただ、スポーツ等のながら聴き、電話利用を用途とした場合は、そこまでの音量を求めないので、気にならない程度である。
TRUEFREE O1 のマイク
「TRUEFREE O1」は、音質が想定していたよりも良すぎたので、音楽を聴くことを目的とした使い方を当たり前にすすめる一方、マイク機能も優秀であるが故に、電話・テレビ会議等の音声を拾う面での利用も推したい一品だ。
デュアルマイクロフォンによる通話ノイズキャンセリングを実現することで、環境騒音を効果的に低減し、騒々しい環境でも通話をクリアに保つことが出来るとのこと。
実施にマイクを使って、電車・風切り音を再現した環境で音声を録音した。
評価がわかりやすいように、他製品の録音データも載せる。
iPhone
比較として周囲の音をそのままiPhoneで拾った場合の音声を聞いて欲しい
電車の騒音がもろに聞こえているのがわかると思う。
TRUEFREE O1
TRUEFREE O1でノイズカットをした音声を聞いて欲しい。
周囲のノイズを完全にカットして、音声だけをクリアに拾っていることがわかる。
あまりにもノイズをカットしているので、電車音が鳴っていないのでは?と疑いたくなるレベル。
私自身がめちゃくちゃ驚いている。
Tranya X3
Tranya X3も結構騒音をカットしているが、TRUEFREE O1を聴いた後だと、完璧ではないことがわかる。
iPhoneそのままの音声と比べると、かなり騒音をカットしていることは明白だ。
TRUEFREE O1のノイズカットがすごすぎるだけで、Tranya X3も優秀である。
上記3つの録音パターンにより、「TRUEFREE O1」のノイズキャンセリング機能の優秀さがわかる。
これは、電話やWEB会議ではめちゃくちゃ重宝する。
私の場合、仕事中は結構な頻度で携帯が鳴るので、「TRUEFREE O1」を片耳だけ常時付けておいて、そのまま電話に出る運用を行っている。
両手が解放されて相手の声がクリアに聞こえるだけでなく、こちらの騒音も気にせず会話をすることが出来ている。
サラリーマンの必需品に選定しても良いくらいのオープンイヤー型イヤホンである。
TRUEFREE O1 の再生時間と装着感
再生時間
イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで45時間というバッテリー持ちの良いイヤホンである。
耳掛け式はバッテリーを搭載しやすいため、カナル型やインナーイヤー型よりもイヤホン本体の再生時間が長い。
装着感
長時間再生が出来ても、装着感が悪ければ意味がない。
「TRUEFREE O1」は耳掛け部分の素材が柔らかい為、装着中に耳が痛くなることがない。
また、片耳11gと軽量であるため、仕事中(8時間以上)に装着しっぱなしでも一切違和感がない。
本当に装着していることを忘れるほどである。
TRUEFREE O1 はマルチポイント対応
アプリ経由で設定をする必要があるが、「TRUEFREE O1」はマルチポイントに対応している。
スマホとパソコンで接続していれば、わざわざ接続設定をし直す必要なく、音声を使っている端末向けに自動で切り替わってくれる。
マルチポイントは必須ではないが、使い始めたら手放せない機能。
下記はスマホ2台で接続した場合のイメージ
TRUEFREE O1 は実用的でコスパの高いイヤホン
オープンイヤー型のイヤホンとして、機能・音質・装着感に不満点がない。
スポーツ時の利用をおすすめしている製品ではあるが、私は仕事中の利用を推奨したい。
マイクのノイズキャンセリングが超優秀なので、通話やテレビ会議で重宝する為だ。
電話頻度が高いサラリーマンは是非使って欲しい。
更に「TRUEFREE O1」はオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンの市場相場(2万円前後)よりも圧倒的に安価な5,000円を切る価格設定。
今回Amazon限定のクーポンコードも発行してもらったので、活用することで更にお得に購入が可能。
クーポンコード:MZZ5RR3Q
有効期限:2023/10/17 23:00 ~ 2023/10/22 23:59 まで
※Amazon内のOFFクーポンと併用が可能!
10%のクーポンに加えて、期間中のAmazon商品ページ掲載のクーポンも併用すると30%OFFになる。
割引後の価格は 3,766円 という驚きの安さ!!
非常にコスパの高いオープンイヤー型のイヤホンなので、興味がある人・検討中の人は試してみて欲しい。