Xiaomi Mi 11 Lite 5G のデュアルアプリ機能が復活した。
キッカケはMIUIのバージョンアップである。
MIUI12.5.7でデュアルアプリ機能が死亡し、MIUI13.0.1で復活した経緯を記す。
ツインアプリが利用出来ず困っていた方は、すぐにアップデートをすべし。
Mi 11 Lite 5Gのデュアルアプリ機能死亡の背景
下記の記事にて記載をしているのだが、
MIUIを12.5.7 安定版にアップデートした後、Xiaomi端末・中華端末の特徴と言える デュアルアプリ機能が利用できなくなり、アプリの複製が不可能となった。
ファクトリーリセット(初期化)をすれば、実施直後は複製アプリも利用できるが、そのうちまたダメになるという状態。
私自身、お小遣いアプリのトリマを効率良く運用するためにデュアルアプリを使っていたので、この状況は困りものだった。
また、LINEの複製も出来ないことで、アカウントを2つ管理していたユーザーにとっては、連絡手段の一つが利用できなくなる事態となり、影響を受けた方がそれなりにいる状態だった。
ただ、Xiaomi端末は Mi 11 Lite 5G に限らず、MIUIアップデート時にデュアルアプリが利用できなくなったり、何か不具合を起こす傾向が強いので、今後のアップデートで改善されるのではないか?という期待はあった。
しかし、なかなかアップデートは来ず2ヶ月が経過し、やっとやってきた。
MIUI13.0.1でデュアルアプリ機能復活
待ちに待った2ヶ月間を経て、MIUI13.0.1安定版がリリースされ、アップデートを行うことでデュアルアプリ機能が復活した。
実際に動作イメージを画像を付けて復活を説明する。
トリマを複製してみた
まずはデュアルアプリ機能で複製したいアプリにチェックを付ける。
今回はお小遣いアプリ「トリマ」を例にする。
チェックを付けた後の複製完了のイメージは下記。
向かって左側がメイン。右側が複製である。
ここまではデュアルアプリ機能が死んでいたときも出来ていたこと。
問題は、複製側を起動したときに正常に動作するかである。
単純に起動しただけでは正常に動作したかどうかがわからないので、比較画像を載せる。
デュアルアプリ機能死亡時
複製側が正常起動しないので、トリマ起動後の画面で固まっているのがわかる。
デュアルアプリ復活後
メイン・複製共に、トップ画面まで推移して正常に表示されるようになった。
もちろん、それぞれ動作する。
おかえりデュアルアプリ機能
2画面分割もしてみた
トリマの画面を上下2画面で表示させてみた。
問題なく表示されているのがわかると思う。
ちなみに、この状態でトリマの広告視聴も問題なく出来る。
しかし、残念なことに2画面運用の場合、広告視聴後の閉じるボタンが隠れてしまい押せない。
通常利用ではトリマの2画面運用は対策された状態から変化ないということだ。
しかし、メイン・複製をそれぞれ処理をするとした場合でも、端末を2台持ち歩かなくてよくなるメリットがデュアルアプリ機能にはある。
復活は実にありがたい。
デュアルアプリ運用には注意も必要
このように利用者にとっては有益でしかない機能だが、アプリによっては規約違反や最悪垢BANをされるキッカケになることがある。
それを理解した上でリスクを承知で運用する必要がある。
例えば、下記に記載しているトリマの早春のBAN祭り
確証はないが、同一IP・同時タイミングでトリマを動かしたらIPBANを受け、その後垢BANされるという事例もある。
そのため、非常に便利な機能であるが、利用時は自己責任として最悪の事態も想定して置く必要がある。
ただ、複製ってそれだけで色々な使い方の可能性を広げてくれる機能なので、使い始めると楽しいのだ。
こんな面白い機能、他にもどのような使い道があるのか、今後も検証を続けてみる。
ナニワトモアレ、Xiaomi Mi 11 Lite 5G ユーザーの皆様、おめでとうございます!!