スーツに合うスニーカースタイルを本気で考えてみる のシリーズ記事として、これまでに購入・着用してきた4足の耐久性がどれほどかをそれぞれレビューしていく。
今回は、最初に購入した「コンバース レザー オールスター クップ OX」を確認する。
ビジネスシューズとしてしか履いていないので、きれいな方だと思うが、実物のイメージを載せながら耐久性を評価していく。
スニーカーの寿命
ソールが削れたり、インソールがボロボロになる等、買い替えるきっかけは異なるが、通常スニーカーの寿命は3～5年と言われている。
ただ、それはすべて履き方に影響する。
毎日同じ靴を履き続けた場合は1年でボロボロになるし、日々異なる靴をローテーションで履いていれば、それだけ寿命は長くなる。
私は、ビジネスでスニーカー3足をローテンションで履いている。それ以外に、雨の日専用の1足もある。
ローテンション履きを前提とした結果、どのような状態になっているかをまとめる。
コンバース レザー オールスター クップ OX の概要
2021年6月に購入したスニーカー。
カジュアルスニーカーの代名詞であるオールスターなのにレザー素材である故にシックに見える一品。
靴全体のシルエットが長めになるため、遠目から見たら完全にビジネスシューズである。
購入時の状態
当たり前だが傷一つないきれいな状態。
それ故に味がなく硬そうな印象は否めない。
硬さはあるが、新品であるため型崩れがないので、シルエットがめちゃくちゃきれい。
3ヶ月経過の状態
程よく傷とシワが出始めた状態である。
全体のシルエットは相変わらずきれいで、味が出てきた。
それでいて上品なので、高見えするスニーカーと言って良い。
つま先部分がゴム素材なので、目立ちはしないが傷跡が出てきたのは事実。
ここだけがちょっと気を付けて履かなければならないポイント。
踵の擦れも微々たるもので、耐久性に期待が出来ると3ヶ月経過時点では判断をした。
さて、このような状態の「コンバース レザー オールスター クップ OX」が、2023年1月現在で約1年半履き続けた結果どうなったのか。
１年半経過の状態
撮影をして初めて気づいたのだが、全然ヘタっていない。
3ヶ月経過と比較し、しわが増えたかな？と思うところはあるが、艶感は変わらず存在するので、綺麗である。
この角度で見ると、サイドが少したゆんだ感じにはなっている。
それでも、1年半履いたにしては良い状態。
つま先のゴム素材の傷は増えてはいるが、悪目立ちすることない状態を保てている。
踵は結構削れた。
ただ、私の誇れない歩き方で1年半履いて「この程度」。
かなり強めの踵。
さすがにあと2年・3年は難しいかもしれないが、半年・1年程は履けると思う。
コンバース レザー オールスター クップ OX は耐久性が高い
1年半履いて、見た目として大きなヘタレはない。
むしろいい感じに味が出てきて、今が一番良い状態かもしれない。
ビジネスで履いていても嫌な感じにならないカジュアル感。
しっかりとメンテしながら履けば、長く履ける一足という結論。
踵も削りやすい私が履いて「あの程度」であれば、「強い」と言ってよい。
耐久性はかなり高いと判断できる。
日々のメンテにはグローブシャインがおすすめ
ここまで艶感を満ちながら履き続けることが出来ている背景には、日々簡単に汚れを落とすメンテナンスをしているからである。
メンテナンスと言っても大それたことはしていない。
グローブシャインで帰宅後に表面の汚れ落としと艶出しをしているだけ。
結構汚れているが、まだまだ現役。
クリームを塗ったりということは一切していない。
だってレザーのスニーカーだからね。
グローブシャインでササっとメンテすれば良いだけというのも、「コンバース レザー オールスター クップ OX」の大きな利点である。
ビジネススニーカー引退後は普段靴としても使える
私の「コンバース レザー オールスター クップ OX」はあと半年・1年程でビジネス用の靴としては引退をすることにはなると思う。
ビジネスで履く以上、ヘタった靴を履き続けるのはNG。
しかし、スニーカーであるが故、ビジネス環境は引退しても、普段靴として活躍する場が残っている。
俗にいうセカンドキャリアだ。
「コンバース レザー オールスター クップ OX」は靴ひもの色や素材を変えるだけで、十分普段履きでもお洒落なスニーカーだ。
スニーカーをビジネスで利用するということは、その後の使い方も楽しめるという「一石二鳥」の方法だったことに気づかされた。
良いことしかない。
革靴より疲れにくいだけでなく、経済的でもあるスニーカースタイル。
全サラリーマンにおすすめしたい。