そこそこニーズがある「スーツに合うスニーカー」の記事に関係するシリーズとして、「スーツに合うビジネスリュック」のレビューをまとめていく。
カジュアル化してきたサラリーマンの服装にとって、今やリュックは必須アイテム。
しかし、メジャーどころを使うと周りと被ったりするので、実は結構選ぶのに気を使う。
また、リュックを使うのであれば、利便性・機能性にもこだわりたい。
今回は「半年か1年でリュックを入れ替える」私が使用してきた歴代リュックと特徴の概要をまとめる。
各リュックのレビューはそれぞれ記事にするので、全体概要の1記事だと思ってもらいたい。
ビジネスリュックに求めること
私の歴代利用リュックをまとめるにあたり、興味を持って読んでくれる人と好みが合わなかったら、申し訳ない。
まずは私自身がスーツに合うビジネスリュック選定で何を重要視してきているかを整理する。
主要ポイントは下記６点
- 形状・色：スーツに合う形状・落ち着いた色
- PC収納：ノートパソコン収納・保護があること
- 背負い心地：軽い・肩を痛めない
- 容量：一泊程度の荷物が入るが、荷物が少ない時に大きさを変えれる
- 機能性：小物・荷物の出し入れがしやすい
- 個性：人と被らない・主張の強すぎない独自性
ちなみに、スーツスタイルのバッグをリュックに変更する前は、TUMI 26141 ブラック を使っていた。
大事に保管をしているが、もう10年程使用していない。
仕事柄、常にパソコンを持ち歩くことが必須だったので、重さを軽減するために肩掛け使用をしていたのだが、それでも重かった。
そもそもバッグが頑丈な故に重量もあったので、さすがに身体が耐え切れなくなり、リュックを検討した。
そして、リュックを利用し始めると、その快適さから戻ることは不可能になり、今現在もリュックを使い続けるおじさんになっている。
それでは、そんなリュック大好きな人間が選んだ歴代のリュックを概要として紹介する。
各リュックが主要ポイント６点のどれを網羅しているかも記載する。
PORTER ポーター CLOUD 3WAY BRIEFCASE
ピアノ線のフレームを入れることによって軽量化を図ったPORTER（吉田カバン）のビジネスシリーズ。
「軽さ」「強度」「耐水性」を備えているので、外回りの多いサラリーマンでもガンガン使える。
主要ポイントの評価
PORTER ポーター CLOUD 3WAY BRIEFCASE
値段がそこそこするので、街中で同じリュックをした人に遭遇したことはなかった。
残念ながら現在は生産が終了しているので、中古品しか出回っていない。
１年程利用したが、最後は結構な使用感が出た状態だった。
ARC'TERYX（アークテリクス） blade 28
15インチラップトップとタブレットを安全に、書類とスマートフォンは専用スペースに分けて収納可能。
1泊分の荷物が全てが効率良く、整理して入れられる収納力を備える。
熱成形バックパネルがクッション性とサポート力を発揮する、色々な持ち方ができる。
主要ポイントの評価
ARC'TERYX（アークテリクス） blade 28
ぶっちゃけ大人用ランドセルみたいな形状だが、デザイン性は高くスーツスタイルにも合う。
アウトドアブランドだけあって、背負い心地も良い。
半年程の利用だったが、耐久性も高いバッグだった。
かわるビジネスリュック ブラック SUPER CLASSIC
繊細なデザインと美しい縫製で、職人がひとつひとつ丁寧に作っている。
一般的なリュックは約100のパーツで構成。「かわるビジネスリュック」は163ものパーツを使用。
職人さんの豊富な経験と情熱、前例のないアイデアから生まれた逸品。
主要ポイントの評価
かわるビジネスリュック ブラック SUPER CLASSIC
「動く仕切り」は使い勝手が良く、通常と出張等、荷量により切り替えて利用していた。
テレビで取り上げられたこともあり、同じ通勤電車・車両内で他人とかぶるという事態が発生。
背負う際の肩ベルトは人工工学に基づいた設計になっており、非常に使いやすかった。
SILAS（サイラス） 3WAY ドキュメントバッグ
普段使いから通勤までの様々なシチュエーションで使える。
フロントにロゴ刺繍、裏面にはロゴワッペンを配置したシンプルなドキュメントバッグ。
手持ち、ショルダー、リュックとして使える機能性抜群の3WAY仕様。
PC(パソコン)を入れられるよう、ウレタンの仕切り付き。マチも広めで大容量。
主要ポイントの評価
SILAS サイラス 3WAY ドキュメントバッグ
私自身がファッションブランドとしてSILASが好きなので、機能面よりもただ欲しいという気持ちから購入。
学生鞄のようなスタイルで、シンプルな機能構造。
SILAS（サイラス）FANSIPAN BACKPACK
オーソドックスなリュック。フロントにコードが這わせてあるのがデザイン的な特徴になる。
左右にメッシュポケットがあるので、ペットボトル・傘等の必需装備を常に収納でき、取り出しやすい。
主要ポイントの評価
良くも悪くも普通のリュックであり、ビジネス向けの作りにはなっていない。
専用のPC収納が無いため、別途PCケースは必須。
私がSILASが好きだからという理由で購入し、半年ほど通勤で使用。
【SILAS×UNSTANDARD】SQUARE BACKPACK
各種バッグを製造するUNSTANDARDとSILASのコラボバッグ。
二層構造に分かれた使いやすいデザイン。
PCもタブレットも収納できるクッションポケット付き。
背面には長財布もしっかり入る、防犯性も安心な背面ポケット付き
主要ポイントの評価
【SILAS×UNSTANDARD】SQUARE BACKPACK
機能性に富んだリュックになっており、細部まで細かく作られている。
他人とかぶったこともなく、普段使い・通勤のリュックとして非常に優秀。
SILASのリュックの中では一番好みだが、容量だけが少なめで残念。
BANALE（バナーレ） BACKPACK PRO
斬新的なラッピングポケットで新しいカテゴリーを創造。
ポケットはたくさんのものを運ぶときには拡張しその必要がないときは小さくなる。
バナーレバックパックが一つあれば大きな荷物やたくさんの物を運ぶときだけでなく、普段使いにも活用できる万能なバックパック。
主要ポイントの評価
BANALE（バナーレ） BACKPACK PRO
大きなものを挟むという今までにない発想には個性を感じたし、使い勝手も悪くはなかった。
クラウドファンディングでの購入なので、誰かとかぶることもなく利用できた。
私が利用していたのは黄色ラインのモデルなので、個性的でおしゃれだった。
Inateck 超大容量デュアルハンドルラップトップバックパック
超大容量リュック。2つのメインポケット、2つのラップトップコンパートメント、2つのメッシュポケット、1つのウォッシュバッグ等の多くのポケットを搭載。
バッグの上部と片側に2つのハンドルは持ち運びに便利。荷物用ベルトも背中に設置。 肩掛け、手持ちやスーツケースに固定することが可能。
主要ポイントの評価
容量・機能性共に期待以上で、これ以上であれば大きすぎるという絶妙なラインのバッグ。
それなのにめちゃめちゃ安く、歴代でNo.1のコスパ最強バッグ。
Inateckはガジェット類の保護バッグを主に作っているブランドなので、細部の作りも非常に細かく優秀だった。
安いだけあって、バッグの形状や見た目におしゃれさはないが、これ１個あれば普段・複数泊の出張も余裕。
ちなみに、私はAmazonで購入をしたのだが、肩紐がゆるいことを販売元に問い合わせたら、新品がもう１つ無償で送付された。
なので、２つ持っている。
Evoon マルチビジネスリュック2.0
クラウドファンディングで合計約800万の調達に成功した13個の超多機能リュック。
派手過ぎず、地味過ぎずをテーマにシンプルでスタイリッシュなデザイン。
バックが大きすぎて、バックの存在が目立ちすぎてしまう感じを抑えつつ、便利な機能性、大容量にこだわった。
ビジネス、トラベルを中心とし、その他様々な利用シーンやファッションでも馴染むように設計されている。
主要ポイントの評価
Evoon マルチビジネスリュック2.0
ポケットの数が多く、多機能であるため、収納に迷うことが無いバッグ。
容量拡張出来る仕様なので、複数泊の出張も余裕でカバーできる大容量設計。
2022年５月末現在、私は２泊以上の出張ではこのバッグを利用している。
クラウドファンディングで成功したリュックだけあって、細かいところの配慮もされており、非常に使いやすい。
MILLET(ミレー)KULA 30 バックパック
使いやすさと、アウトドアにも耐えうる快適性を両立した多用途バックパック。
旅行先での街歩きでも違和感のないデザインや便利な機能が備わってる。
耐久性十分な生地、安定性と快適性を備えた背面パネルとショルダーストラップ、サイドポケットやポールホルダーといったアウトドアでも十分利用可能。
主要ポイントの評価
アウトドア向けのリュックだけあって、とにかく背負いやすい。
リュック本体も軽量化されているにも関わらず丈夫な作りで安心感がある。
両サイドにメッシュのポケットがあり、ペットボトル・傘を収納でき、使い勝手も抜群。
無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック
特許取得のショルダーパッドが肩の負担を軽減。生地には撥水加工が施されている。
メインポケットは３辺が開く仕様となり、中身の出し入れが容易。
主要ポイントの評価
無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック
全てに ○ が付いていることからわかるように、今現在メインで利用をしていて何一つ不自由がない。
特に肩への負担が驚くほど少なく、このフィット感を体験すると他のリュックには戻れない。
メイン収納部分は大きな箱となっているので、インナーバッグを併せて利用すれば、ほぼ無敵と言っていいほどのリュックである。
価格も高くないので、買い替えに迷っている人には必ずおすすめしたい一品。
各バッグ・リュックの詳細レビューは個々に記事にする
スーツに合うビジネスリュックとして、歴代を一気に概要で紹介してみた。
それぞれ愛着があり、良い点・悪い点を感じつつ、常に最適なリュックは何かを求めて買い替えてきた。
歴代のリュックをまとめて」１つのレビュー記事には出来ないくらいの情報量にはなるので、今後は現在も販売されているリュックに限ってレビュー記事を書いていきたいと思う。
今回の概要紹介で気になるリュックがあった方は、待っていて欲しい。
それでは。