自らの労力を原資に稼ぐことが出来る お小遣いアプリ『トリマ』 の改悪が止まらない。
2022年6月30日から 歩数の「動画を見て2倍速」 の機能が削除され、マイル交換アイテムの「ローラースケート」のみで2倍速が適用される仕様となる。
また、それとは別に「新たな広告配信の機能追加」を行ったようなので、現状をまとめる。
「動画を見て2倍速」機能削除
公式のお知らせに下記文章が掲載されている。
に続き、とうとう「歩数」に関する部分に改悪がやってきた。
そして、またしても理由は「広告の配信量の最適化」ということ。
「動画を見て2倍速」の機能を削除して、マイル交換アイテムの効果だけにしてしまえば、気軽に2倍速が出来なくなり、「トリマ」上での広告視聴回数が減るだろうという打算なのか。
マイル交換アイテムの「ローラースケート」を購入すれば従来と変わらないことにはなるが、交換に必要なマイルを必ず支払うことになったと考えれば、今回の対応も改悪と言わざるを得ない。
改悪の理由とキャンペーンの矛盾
「広告の配信量の最適化」が理由であれば、トリマでの広告視聴回数を減らしたいということだ。
しかし、今回のお知らせにも矛盾した表現がある。
※6月30日〜7月30日は、「ローラースケート(30日間)」の交換マイル数が半額となります。
えっ?広告配信を増やすアイテム購入者を増やしたいの?
広告配信回数を減らすことで、「広告の配信量の最適化」がしたいのではないの?
それなのに、「半額だから試してみてね」というキャンペーンは矛盾。
何がしたいのかよくわからない。
今後も改悪は続くのか
今回、恐れていた「歩数への改悪」が実施された。
移動タンクと同じように、獲得マイルの減額・回数の上限減少の改悪が続く可能性は否定できない。
特に回数の上限に関しては、今回の「動画を見て2倍速」の機能削除で効果が出なければ、真っ先に実施してくると思う。
「トリマは最初が大盤振る舞い過ぎた」と言えばそれまでだが、利用者がどんどん増えている中での改悪は、印象が悪い。
新たな広告配信機能の追加
「広告の配信量の最適化」として歩数の改悪をしつつ、新たな広告配信機能が追加された。
移動・歩数とはプラットフォームが異なる広告配信っぽいので、この広告は現在課題となっている「広告の配信量の最適化」とは別物なのだろう。
ただ、私はこの追加機能にはいい印象を受けない。
「ながらスマホ」・「歩きスマホ」を助長することになるじゃん!!
いくら収益の為とはいえ、社会問題になっている行為を助長するのは良くないと私個人は思う。
トリマは単なる広告配信・ポイ活アプリとなった
広告に関する改悪や追加機能、別のポイントサイトと同じゲームやクイズ機能の追加等が最近のトリマに起こっている変化である。
完全に単なる広告配信アプリ・ポイ活アプリと化した。
トリマ配信当初に掲げており、今現在も運営会社のホームページにあるビジネスモデルはどこにいったのか。
我々利用ユーザーにとっては、地図情報に活かすビジネスモデルか、単なる広告配信・ポイ活アプリのどちらが良いかは関係ない。
ただ、広告配信をメインに据えるのであれば、現在の不安定な配信状況や節操のない広告コンテンツは改善して欲しい。
昨今の改悪では、「広告の配信量の最適化」を理由にして実施してきているが、効果を一切感じない。
時間が掛かるのかもしれないが、改悪をするならば、ユーザーが体感できる効果を見せて欲しい。