自らの労力を原資に最も稼ぐことが出来るお小遣いアプリだった『トリマ』が、2022年に入り大きな改悪を2回実施したことで、No.1の座が揺らいでいる。
この改悪により、ヘビーユーザーに取っては移動で稼げるマイルが半分以下になったということだ。
また、その他にも改悪として、ガチャの当たり率 も以前と比較し大幅に下げられていると私は実感する。
ただし、体感を語るだけでは信憑性がないので、「現時点ではどれくらい稼げるのか」の実証実験をこのタイミングで行ってみる。
結論は「稼げるけども時間ばかり掛かるアプリとなった」である。
改悪以前の稼ぎ
過去に「いくら稼げるか 本気でやってみた」として、2つの記事を公開している。
この時の値が参考値となる。
どちらも頑張れば平均して1日150円~200円、月5~6,000円程稼げることを実証している。
※ただし、新幹線移動で150タンクを消化等も含まれるので、50タンクが限界の今とは環境が違う。
クレジットカード等を作ったりしてポイントを貯めるサイトであれば、月6,000円は珍しくない稼ぎなのかもしれない。
しかし、トリマは移動・歩数により毎日継続してお小遣いがもらえるとアプリ。
自分の労力は使うが、「継続は力なり」が通じるアプリの中では断トツに稼げる状態だった。
そんな最高なお小遣いアプリであるトリマは、度重なる改悪によりどうなってしまったのだろうか。
検証した。
2022年6月16日の実績
仕事の都合で「長距離の交通機関を使った移動」・「最寄り駅から徒歩を使った移動」という「トリマに最適」な一日を過ごしたので、本気でやってみた。
本気が何を示すかというと、
- タンクは上限の50本を消化
- 移動も上限の30,000歩(60回)を消化
- タンク・移動共に、1回目でガチャが外れた場合は、再調整の広告視聴を行う
を行うこととした。
①・②だけでも大変なのに、③を行うことで正直気が狂いそうになった。
しかし、私自身1回目の広告視聴後のガチャがまったく当たらないことを実感していたし、2回目の再チャレンジは確率2倍という「ふざけた」記載があるので、試してみたくなった。
2倍と謳っておきながら、全然当たらないなんてことは、今のトリマであれば普通にあり得る。
実施前の状態
保有マイル:27,155
保有メダル:5,817
という状態。
ここから
移動タンク50本(ガチャが外れた場合は、再チャレンジも実施するので、最大100回)
歩数60回(同じくガチャが外れた場合は、再チャレンジも実施するので、最大120回)
を貯めて処理していく。
実施結果
保有マイル:36,455(9,300増加)
保有メダル:5,998(181増加)
獲得したマイルの明細は下記
※無意識に広告視聴の再チャレンジをせずに1回で終えてしまった対象がいくつかあるかもしれない。
ということで、1日で出来る最大処理をすることで、9,300マイルを獲得することが出来た。
移動タンク50回分と徒歩60回で9,300マイルが稼げれば、「全然稼げなくなった!!」とまでは言えない数値。
「前よりは少し稼げなくなったね」って感じだ。
なんとも微妙。。。
ただし、
メダルが増えた枚数 = 広告を視聴した回数
となるので、「181回も広告を視聴して、9,300マイルしか獲得出来なかった」と言い換えることも出来る。
約10,000マイルを稼ぐために必要な広告視聴回数が、改悪前と比べて2倍近い気がする。
しかも、再チャレンジの2回目の広告視聴でガチャが2倍の確率を感じたかと言われると、「No!!」である。
当たる気が全然しなかった。
だって181回中27回しか当たっていないし。
確率で約12%
もし本当に2回目の確率が2倍となるのであれば、単純計算で 1回目8%、2回目16% という確率になる。(超単純計算)
1回目で10%以上の確率は欲しいよ。運営さん。
本気でやってみた結論
度重なる改悪が続いたとは言え、移動距離が50タンク以内のユーザーは再チャレンジとして2回目の広告を見ることで、時間は2倍程要するが、稼げる額は以前とそこまで大幅に変わらない。
と考えることも出来る結果だった。
しかし、広告視聴の回数・時間が2倍になって同額程度という現在は、はっきり言って「改悪極まりない」
何時間も掛けて1日100円程度では、「圧倒的に稼げるお小遣いアプリ」とは言えなくなってしまった。
これが結論である。
ちなみに、ガチユーザーは1日300円以上、月10,000円を稼げていた状態から、1日100円、月3,000円となるので、かなり悲しい事態になっているのは確かだ。
トリマの代替はあるのか
「圧倒的に稼げるお小遣いアプリ」とは言えないと結論付けたが、代わりとなるアプリがあるかと言われると難しいところ。
しかし現在、 歩くだけで暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことが出来るMove to earn(動いて稼ぐ)アプリ の活気がすごくなっている。
STEPNが代表例であるが、高額な初期費用を必要とするので、一般人には難しい。
だが、まだ仮想通貨が未上場であるために将来性しか語られないが、初期投資なしで始められる Move to earn(動いて稼ぐ)アプリ もたくさん出てきた。
このブログでも紹介をしているが、Sweatcoin、Aglet がその対象だ。
トリマ疲れを感じ始めた人、代替アプリを探している人、将来性・夢を抱きたい人は、是非下記 Move to earn(動いて稼ぐ)アプリ の記事も見てもらいたい。
では。