記事内に広告が含まれています イヤホン ガジェット・通信

【レビュー】Tranya Nova Lite ワイヤレスイヤホン【Liteなのにパワフル出力】

驚きのコスパ・品質を実現いている完全ワイヤレスイヤホン「Tranya Nova」の別ラインナップとなる「Tranya Nova Lite」のレビューを行う。

Tranya Nova」に比べ定価が2,000円程安価となり廉価版と捉えることも出来るが、その実力は本家を凌ぐ部分もあった。

今回Tranya社さんより商品を提供してもらったので、じっくり使った結果をまとめる。

Tranya Nova」・同じ価格感の「SOUNDPEATS Air4 Pro」との比較を交えながらレビューをするので、参考にして欲しい。

Tranya Nova について

今回レビューを行う「Tranya Nova Lite」のオリジナル製品(本家)となる「Tranya Nova」がどのようなワイヤレスイヤホンかを先に説明する。

メーカーのTranyaは深セン発のオーディオメーカー。

下記の記事にて「Tranya Nova」の詳細をレビューしているので、併せて確認してもらいたい。

従来であれば2万円オーバーの高級イヤホンに搭載されていた各種機能が全部入ったコスパの高い逸品。

また、機能だけではなく音質も良好で、手が届きやすい価格帯で最高のオーディオ体験をしてみたい人にお勧めしたいワイヤレスイヤホンである。

そんな前情報を理解しながら、今回レビューする「Tranya Nova Lite」について説明する。

Tranya Nova Lite について

Tranya Nova」の廉価版であるが、普段使いで必要となる機能を全て網羅している。

主な特徴は下記6点

  • 最大40dBの外部ノイズを遮断するハイブリッドANCテクノロジー
  • 外音取り込みモード搭載
  • 12mmの大型ドライバー
  • 専用アプリ「Tranya Audio」によるカスタマイズ性
  • マルチポイント機能搭載
  • 最大32 時間の再生:8時間(イヤホン)+24時間(充電ケース)

利便性の高いワイヤレスイヤホンに求められる機能がちゃんと網羅された逸品。

Amazonの場合、期間限定のOFFクーポンがあるタイミングやセール時ならば、お得に購入が可能。

更にAmazonのOFFクーポンと併用可能な下記15%割引コードを利用すれば、もっともっと安くなる。

15%割引コード :Lite15off
有効期限 : 2023年12月31日までAmazonのクーポンと併用可能

公式直販でもAmazonと同様のクーポンが利用出来るので、公式から購入されたい人は下記リンクを確認して欲しい。

Tranya Nova」の特徴であるSnapdragon Soundの恩恵を受けることが出来るAndroidスマホ(8 Gen 1以降)を利用していない人は、更に安価な価格設定の「Tranya Nove Lite」で十分に満足出来ると思う。

Tranya Nova Lite の外観・装着イメージ

外観

外箱と同梱物一式

ケース・本体(ケース内に収納)・充電用USB-Cケーブル・交換用イヤーピース・取り扱い説明書類。

最低限必要となるものが同梱されている。

ケースの蓋を持ち上げたイメージ

色はスターライトと表記されている。

きれいなホワイトに近いベージュ色という印象。

本体のイメージ

本家「Tranya Nove」と同様で、少し光沢のあるプラスチック素材なので、「AirPodsProの色違いか?」と思ってしまうような見た目である。

他イヤホンとの比較

本家の「Tranya Nova」・同じ価格感の「SOUNDPEATS Air4 Pro」との比較イメージを載せる。

向かって左から「Tranya Nova」、「Tranya Nova Lite」、「SOUNDPEATS Air4 Pro」の順に並べる。

Tranya Nova」と「Tranya Nova Lite」には色が異なることくらいしか違いがみられない。

同じ色合いで姿見が似ている「SOUNDPEATS Air4 Pro」と比べると「Tranya Nova Lite」の方が一回り小さいことがわかる。

このサイズ感で「SOUNDPEATS Air4 Pro」を上回る再生時間(イヤホン単体9時間/ケース込み36時間)は驚異的である。

装着イメージ

非常に軽く・耳にフィットする。

イヤーピースのサイズが合わないとズレてしまうかもしれないが、サイズ違いの交換品が付属しているので安心だ。

Tranya Nova」と同じで、主張しすぎない配色で「Tranya」のロゴと文字がスティック部に表示されている。

アクセントとしていい感じである。

Tranya Nova の音質評価

12mmのスピーカーを搭載し、Nova Liteの人口工学に基づいたデザインで、広がりのある音を提供。

大きなドライバーとバスダクトが連動して共鳴する低音を生み出し、空気が自然に流れるようにし、シームレスな音景を実現するとのこと。

文面からはどのような音か予想が出来ないので、実際に使ってみた結果を載せる。

音質評価

音質に関しては、どのような音楽を聴くかによって評価はまったく異なってくるので、私は様々なバリエーションの音がある下記音源を聞いて評価をした。

Mrs. GREEN APPLE - ブルーアンビエンス(feat. asmi)

疾走感のある演奏だけでなく、男女のボーカルで音程が右往左往するので、音の聞き分けにはもってこいの一曲。

また、今回は音数の多い Ado 唱 も比較音源に利用した。


Tranya Nova Lite」の音質の総評としては、

音のパンチ力が半端ない!!

の一言に尽きる

低音から中音が、耳に衝撃が届く程の強めの設定である。

また、音量も他のワイヤレスイヤホンよりも大きくて、ある意味パンチ力が高い。

本家の「Tranya Nova」に近しいほどドラム・ベースのリスム隊メロディーを拾い上げてくれている。

商品名の「Lite」が何を意味するのかわからなくなる。

廉価版ではなく、単純に買いやすい版なだけなのではないか?と錯覚する。

低音域

バズドラムやベースのスラップ奏法等の音を耳元で弾かせてくれる。

単純に低音が強いのではなく、弾けるところは弾け、メロディーに沿った低音は抑えめに聞かせてくれる印象。

本家の「Tranya Nova」はバランス良く聴かせる音だが、「Tranya Nova Lite」は率直にぶつけてくる音という感じだ。

中・高音域

本家の「Tranya Nova」同様に中音域が強めである為、歌声が聴きやすい。

高音域は弱いわけではないが、低・中音域が強いため、少し表現が控えめ。

ただ、ここは専用アプリを使ったイコライザー設定で微調整可能なので、許容範囲の鳴りである。

他のイヤホンとの比較

まずは本件の「Tranya Nova」と比較をした場合、本家の劣化版と思っていた予想を良い意味で裏切られた。

全体的にパワフル出力なので、少し耳が忙しくなる感じはあるが、「Tranya Nova」の良さは引き継ぎつつ、音の強さが目立つようになっている。

同価格帯の「SOUNDPEATS Air4 Pro」と比較すると、タイプが全く違うことが分かったので、どのような音を聴くかによって差が出るかなという印象。

SOUNDPEATS Air4 Pro」は優しく一音一音を綺麗に表現するのに対し、「Tranya Nova Lite」は低音・中音域をパワフルに表現し、ありのままの音を率直に聴かせてくれる。

Tranya Nova はイコライザーの調整可能

専用アプリの「Tranya Audio」を利用することで、イコライザーの設定を細かく調整することが可能。

下記が「Tranya Nova Lite」のプリセットとなる4パターン。

私はバランスで音質の確認をしている。

もっと細かく「低音域を弱くしたい」・「高音域を強くしたい」等の希望がある場合は、イコライザー設定を弄ってみるのも有り。

Tranya Nova のノイズキャンセリング

外部の騒音を最大40dBまで低減するとのこと。

実際に使用した感想としては、確かに43dB軽減とする本家の「Tranya Nova」程の効きではないが、普段使いであれば十分満足できるレベルである。

実際に音楽を聴いている最中であれば、外部の音は全然気にならない。

価格帯を考慮すると、期待以上と評価出来る。

Tranya Nova Lite の外音取込モード

歩いている最中の車の走行や人の気配をしっかり感じとることが出来る。

コンビニ等のレジでの利用も、音を切ってしまえば満足に聞き取れる。

いちいちイヤホンを外さなくて良いのは便利。

欲を言うと、もう少し拾った音を大きくしてくれるとよりわかりやすいとは思った。

Tranya Nova Lite のアプリ設定

イコライザー設定を行う専用アプリ「Tranya Audio」にて、タップ操作の設定も変更出来る。

下記がデフォルトの設定である。

「Tranya Nova Lite」は本家と同様タッチ感度が良すぎる為、シングルタップを誤って押してしまう場合がある。

その都度音が停止・再生していてはストレスなので、私は下記のように設定を変更した。

シングルモードを無効にして、よく使う操作に限定した。

本家の「Tranya Nova」の場合、5タップ+長押しまで設定が出来たが、「Tranya Nova Lite」は3タップ+長押しとなる。

正直同じ設定にしてもらいたいところだが、価格の差別ポイントなのだろう。

Tranya Nova Lite の通話ノイズリダクション

両耳合わせて4つのマイクが周辺のノイズを取り除き、通話音声を引き立てるとのこと。

こればっかりは使ってみないとわからないので、検証を行う。

いつもの通り、環境音として電車の走行音と扇風機の風を流した状態で音声を録音してみた。

比較対象として「巣のiPhoneのマイクで録音」・「Tranya Nova Lite」・「Tranya Nova」「SOUNDPEATS Air4 Pro」 の通話ノイズリダクションの音声も載せる。

iPhone


Tranya Nova Lite


Tranya Nova


SOUNDPEATS Air4 Pro


「Tranya Nova Lite」のノイズカットが一番優秀なのでは?とビックリした結果となった。

若干音声が機会っぽいところは否めないが、会話にはまったく困らないレベルである。

比較として録音した「SOUNDPEATS Air4 Pro」も劣ることは無い品質なので、この価格帯のイヤホンの進化には驚かされるばかりである。

Tranya Nova Lite は安価なのに全部入り

本家の「Tranya Nova」は、安価なのに機能全部入りという特徴が人気の理由となるが、なんと「Tranya Nova Lite」も驚くことに全部入りなのである。

マジでLiteとは何ぞや?と問いたくなる。

下記が「Tranya Nova」と「Tranya Nova Lite」の比較表だ。

接続のコーデックや個々の機能に優劣はあれど、必要な機能がモリモリ入っている。

コスパの高いと言われる「Tranya Nova」よりも更に安価な設定であるにも関わらずだ。

これは嬉しいラインナップ。


Tranya Nova Lite」は利便性の高いワイヤレスイヤホンに求められる機能がちゃんと網羅された逸品。

Amazonの場合、期間限定のOFFクーポンがあるタイミングやセール時ならば、お得に購入が可能。

更にAmazonのOFFクーポンと併用可能な下記15%割引コードを利用すれば、もっともっと安くなる。

15%割引コード :Lite15off
有効期限 : 2023年12月31日までAmazonのクーポンと併用可能

公式直販でもAmazonと同様のクーポンが利用出来るので、公式から購入されたい人は下記リンクを確認して欲しい。

日々の使い勝手と確かな品質を低価格で求めたい人・Tranyaのイヤホンを利用したことが無い人の入門機として、お勧めしたい。

色合いも綺麗で可愛く、サイズもコンパクトなので、万人受けするイヤホンだ。

それでは、良いワイヤレスイヤホン生活を!!

-イヤホン, ガジェット・通信