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【レビュー】価格破壊なスイッチングハブ TP-Link 5ポート

2022年4月17日

無線LAN・Wi-Fiが普及したことで、活躍の場が少なくなった有線LAN。

固定回線のONUに無線LAN機能が付いていることが多くなり、有線LAN自体を使っていない家庭があるほどだ。

では有線LANは既に化石となったとか?と問うと、そうではない。

遅延や瞬断を許さない通信を求める場合は、絶対的に有線を利用すべきである。

今回は複数PCを有線LAN接続するために必要となる機器「スイッチングハブ」のレビューを行う。

TP-Linkの5ポート スイッチングハブ は格安・高機能で文句のない商品だったことを伝えたい。

有線LANを必要とするケース

家庭内では無線LANが利用できれば何ら不便がない機器が多い。

スマホ・テレビ・ゲーム・パソコンでのブラウジングや動画視聴等、例を挙げだしたら全て無線LANで良いのでは?と思うほどである。

それだけ便利・高品質になった無線LANだが、どうしても適さない環境がある。

リアルタイム通信で遅延を許さない環境

代表例はオンラインゲームだと思ってもらえればである。

例えば、自分のテクニック以外に機器のスペック・画面の大きさにも勝敗が左右されるFPSゲーム。

ネットワークの遅延により画面が一瞬固まったり遅延したりすることがあれば、一巻の終わりだ。

また、サーバー等の複数人が接続をする先となる端末は、ネットワークが瞬断をすることにより参加者の接続が切れることがある。

オンライン環境はできる限り有線LANで安定した通信を構築すべきなのである。

我が家の例だと、Minecraft JAVA版を家庭内だけでマルチプレイをし始めたので、瞬断を避けたくて有線LANで各パソコンを接続している。

最初は無線LANでやり始めたのだが、たまに接続が切れることがありストレスだったので、安心・安定した有線LANに切り替えた。

有線LANの課題

無線LANよりも有線LANの方が回線品質が良いのであれば、なぜ皆が有線LANを使わないのか。

むしろ無線LANがこんなに家庭内でも普及した理由はなんだろうか。

答えは一つ。

ケーブルが邪魔だから

回線の大元のONUからLANケーブルをインターネット接続が必要な端末に引っ張るのは、今となっては現実的ではない。

おそらく家の中がケーブルだらけになるだろう。

我が家では、PC3台でマイクラをする際は、リビングのダイニングテーブルで行う。

ONUと各部屋に設置した有線LANポートに回線を通すために使っているハブはすぐ近くの場所に置いてある。

そのため、ONU直結のハブに3本長めのLANケーブルを接続して這わせれば有線LAN環境が作れるのであるが、これが近い距離でも煩わしさを感じるほど邪魔。

少しでも卓上や配線をスッキリさせたい。
ダイニングテーブルまでのLANケーブルは1本伸ばすだけにし、そこからハブで更に分岐することで配線の煩わしさを解消させた。

我が家のマイクラ環境のイメージは下記。

ケーブル類を3台のパソコンの真ん中に集約することで、配線が極力邪魔にならない環境を作っている。

ちなみに、今回紹介をしたいスイッチングハブは画面左側に位置している。

別の記事でおすすめしている電源タップ・延長コードの完成形と一緒に並んでいる四角い機器である。

有線LANを分岐するだけ用途におすすめのスイッチングハブ

さて、PC3台で有線LANを利用出来るようにするために必要なハブとは、どんな物が適しているのだろうか。

条件は非常にシンプルである。

  • ポートは4つ以上あること(元栓となるLANケーブルと分岐の3本をあわせて)
  • できる限りコンパクト(卓上にバカでかい機器は置きたくない)
  • 遅延が発生しない品質(有線LANを選ぶ根本理由)
  • 限定用途なので価格は安いのが一番

この4点がクリアできれば良い。

そのため、周辺機器で有名な BUFFALO・ELECOM・IO DATA のようなブランド名が付いた機器はいらない。

少し価格は張るが、名前で安心を買う。そこまでを求める使い方ではない。

毎日ガチでマイクラのマルチプレイを行っているのであれば、安心をブランド名で買うことも選択の一つだが、我が家はやっても休日の日中のみ。

ブランド品は過剰である。

このような条件に最適な機器として見つけたのが、TP-Linkの5ポート スイッチングハブ である。

TP-Link 5ポート スイッチングハブ

5ポートの搭載の10/100/1000Mbpsに対応したギガビットハブである。

下記商品紹介画像にある通りコンパクトであることが最大の特徴

また、QoS(Quality of Service)が実装されているので、ネットワークの品質・帯域を安定的に稼働させてくれる。

ここまでで求めた要件うち3つを軽くクリアしてしまった。

ポート数・コンパクト・品質

最後の1つは需要な要素となる価格である。

下記が実際に私が購入した際の履歴である。

1,520円!!

想像以上に安かった。

確かに、ルーター等とは異なり機能が複雑でない分、価格感が安くなるのはわかっていたが、ここまでとは。

Amazonでの購入だと金額感がその時によって変わるが、2,000円以下で買える器具だと思ってもらえればである。

ちなみに、楽天などでも購入が可能。

TP-Linkは知る人ぞ知るメーカーで、他周辺機器と比べるとまだまだ名前が売れてはいないと思う。

ただ、非常に高品質で安価な商品を提供する価格破壊メーカーだと私は思っている。

利用者からすると本当にありがたい。

さらに驚きなのが価格だけでなく、このTP-Link 5ポート スイッチングハブは

永久保証

を謳っている。

どんだけ自信あんねん!!と突っ込みたくなるレベル。

おすすめしたい理由を理解してもらえると幸い。

実際に使った結果

我が家では3台のPCへの有線LANを分岐するために利用している。

ちょいと配線がごちゃごちゃしているが、ハブ目線だと下記の感じ。

固定回線はNURO光を使っているので、1ポートで出る最大速度は1Gbps

この回線にTP-Link 5ポート スイッチングハブを介して速度測定して結果が下記。

フルに近いくらいの品質を維持したPING値と速度

1,500円でこの品質。

買わない理由がない!!

似たような用途でスイッチングHUBをお探しの方は、是非検討してみて欲しい。

LANケーブルも新調するなら折れないツメがおすすめ

スイッチングハブを利用するならば合わせて必要になるLANケーブルだが、私はこちらも一緒に購入をした。

LANケーブルは1Gbpsへの対応をしている規格であれば何でも良いとは思うが、1点だけこだわった。

爪が折れないこと

正直LANケーブルなんてしょっちゅう買い替えるものではない。

買い替え時は先端のツメが折れたときくらいである。

もちろん、主流の帯域以下(今なら100Mbpsとか)の性能しか無い等の理由もあるが、最も多いのはツメ折れだ。

専用の機器を買えば修理は可能だが、面倒。

そうなると最初からツメが折れないLANケーブルを選んだほうが良い。

下記商品はそんなニーズに最適なので、合わせて購入するならばおすすめする。

それでは楽しいスイッチングハブ選びを!!

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