3大キャリアの通信プラン見直しにより、スマホの月額料金は以前に比べめちゃめちゃ安くなった。
この見直しに適切に反応しプランを見直した方は、自分の通信費用をかなり抑えることが出来ていると思う。
ただし、この見直しの対象となるのは月20GB以下の通信量で済む方であり、それ以上の方には適用されない。
キャリアの大容量プランの値段も若干だが下がったとは言え、まだまだ高い。
今回は、賢く世間のインフラを利用することで自分の通信料金を見直す可能性に関して記載をする。
結論は
【タウンWiFi】を使えば自分の生活圏内で必要な月額通信量・回線品質の把握ができ、プランの見直しも可能
である。
キャリアの大容量・無制限プラン契約者の特徴
私が見聞きした範囲での整理となるが、3大キャリアの大容量・無制限プランを契約している人は下記に分類される
1.自宅に固定回線を敷いていない
1人暮らし等で固定回線の維持費を払うよりもスマホ回線を無制限プランにし、自宅内はテザリングで各機器を接続するという使い方をする人。
自宅でスマホを利用するだけでなく、パソコン・テレビでの動画視聴等を行う場合、通信は必須になる。
しかし、光回線はマンションタイプでも月4,000円程は掛かってしまう。
自宅でヘビーに回線を利用しないのであれば、スマホのプランを無制限にすることで、屋内外で気にせず通信を行うことが可能となる。
あくまで個人・単独で契約サービスを利用する人が対象になるが、キャリアの3日〇〇ギガバイトまでというような通信制限を受けない範囲の使い方であれば、賢い選択である。
2.仕事で個人回線を利用する
最近では大手ITメーカーでも営業職以外は社給携帯が配られないそうだ。
そのため、自前の電話を利用する必要がある。そうなると、外出先での通信も自腹。
そりゃ無制限プランを選択するしかなくなるので、賢い選択と言うよりはしがない選択である。
3.出先で動画視聴や漫画を見るため
比較的若い世代に多い使い方だ。
TikTokやYouTubeを移動中や待ち時間に視聴。
漫画もコミックではなく電子で読む。
出先での心配は通信よりもバッテリーという人種の皆様だ。
4.スマホ・回線契約時のプランをそのまま継続
こちらは比較的年配の世代に多い使い方。
単純に見直すのが面倒・わからないという理由で、契約時の窓口で勧められたプランをそのまま契約する。
所謂情弱の方々。
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以上の4つに3大キャリアの大容量・無制限プランを契約している人を雑にであるが分類した。
1.2.は回線をフルに活用する分類なので、見直しの必要はない。
4.は姿勢の問題なので除外。
今回、賢く世間のインフラを利用することで自分の通信料金を見直す可能性を持つのは、3.の方々である。
『出先で動画視聴や漫画を見るため』に3大キャリアの大容量・無制限プランを契約している方は、以降に記載する内容を読んで欲しい。
それ以外の方も、友人や知人へのアドバイスとして、読んで理解して欲しい。
世間のインフラを活用する『タウンWiFi』
注目しないと気付きもしないことだが、世間にはかなりの数のフリーWiFiがある。
フリーWiFiとは何か?というと、
公共の施設、コンビニ、カフェなどの店内で誰でも(フリー)利用できるよう無料で提供されたWi-Fiスポット。
主要都市の繁華街などであれば、フリーWiFiが重なりまくっている箇所もある程だ。
東京駅だけでも下記画像のような結果だ。
では、なぜこのフリーWiFiをスマホを保有しているユーザー全員が利用しないのか。
理由は主に2つ。
1.利用するにはユーザー登録が必要となり面倒
2.速度が著しく遅かったりと不安定なWiFiがある
フリーWiFiを使ってみたことがある人であれば、ピンとくる内容だ。
逆に、この2つが解決すれば不便さはなく、積極的に利用できると考えることも出来る。
それを実現するのが
スマホアプリ『タウンWiFi』なのである。
ざっくりどんなアプリかを説明すると、
- フリーWi-Fiに自動で接続するツールである。
- 登録・ログインが必要なフリーWi-Fiを、タウンWiFiが代わりに認証し自動接続してくれる。
- 接続する際の条件を指定でき、回線品質の低いものを接続しない等が選択できる。
この説明だけでどれだけ便利なツールか理解頂けると思う。
タウンWiFiをインストールして必要情報を設定しておくだけで、街中でのスマホ回線のデータ消費を抑えることが出来る。
インストールしない理由がない
タウンWiFiの使い方
わかりやすい説明は下記インストールリンクがある公式ページに記載があるので、まずはそれを見た方が絶対に良い。
使い方はめちゃくちゃ簡単で
①アプリインストール
②iOSの場合はプロファイルインストール
③WiFiアシスト機能の設定を弄る
である。
アプリのインストール後、流れるように設定が出来る作りになっているので、知らない言葉や設定があっても安心して進めることが可能。
③は初期設定のままでも利用は出来るので、難しいと思う方は触らなくてOK。
上記イメージでは、『遅いWiFiに接続しない』の部分だけ『オン』に変えた。(初期からオンかもしれない。忘れた。)
大事なことは、この簡単な作業をするだけで、街中のWiFiを有効に活用できるということだ。
2回目になるが、
インストールしない理由がない
どれだけ通信の削減が出来るのか
下記が私のイメージである。
ぶっちゃけ私はそこまでフリーWiFiがある場所でスマホを使っていない。
また、意識してフリーWiFiがある場所に出向いているわけではない。
その為、無意識に自動で接続してフリーWiFiを使った結果だと思ってもらいたい。
最上位のスーパーホテルはホテルWiFiなので別物として除外すると、移動施設やカフェが対象となっている。
普段のサラリーマン生活の移動圏内でうまくフリーWiFiを活用できている。
接続履歴を確認してみるのも楽しみの一つ
私の例の話になるが、接続履歴の画像から電車や新幹線での移動時にフリーWiFiを使っていることが見てとれる。
何も意識しないと、どこで何MB節約したというだけの確認となる。
これでけでも『月に何ギガ節約出来た』として、契約プランを無制限から変更することが出来る方がいるかもしれない。
ただ、そこまでの効果がある人は一握りだろう。
では、なぜフリーWiFiを活用するのか。
それは、通信量の節約の考えだけではダメだ。
少しだけ視点を変えることで、自己分析にも結果が活用できるのだ。
フリーWiFiは無料で提供されているサービスになるので、回線の品質がめちゃくちゃ良かったり、早かったりすることは稀。
回線ヘビーユーザーからすると、少し遅いかなと感じる程度の品質が大半だと思ってもらいたい。
そのようなフリーWiFiの利用状態を確認することで、見えてくることがある。
どこでスマホの通信をよく使っているのか、その時は主に何をしているかを振り返りに活用すれば、自分の通信プランの見直しも可能になるのだ。
要は、フリーWiFi程度の回線品質で問題なく過ごせるスマホの使い方をしている人は、MVNO等のキャリア以外の格安SIMに契約を切り替えても問題ないということ。
3大キャリアの品質回線を本当に必要とするかの判断にも使えると思ってもらえればである。
実はフリーWiFi程度の回線品質で問題がない使い方なのかもしれない。
そうなると、MVNOのOCN、IIJ、mineo等のサービスを契約することで月額の回線費用を抑えることも出来る。
日本通信なども面白い。
楽天モバイルの最大でも2,980円に落ち着くことが出来るかもしれない。
さすがに格安SIMは。。。という場合は、キャリアのサブブランドに切り替えるでも良い。
ahamo等であれば安心だ。
試してみて損はないアプリ
自動でフリーWiFiへの接続をしてくれるので、普段の生活に手間が掛かるわけではない。
また、不要と判断したときはアンインストールすれば良いだけなので、物は試しでインストールして欲しいアプリだ。
下記公式のページからインストールリンクと使い方の説明が記載してある。
興味を持たれた方は試してみては!!