玄関前などへの「置き配」が当たり前になりつつある現代。
「置き配」は、配達する人の負荷を軽減しつつ・受取人の時間の有効活用を可能とした素晴らしい仕組みだが、その性質上トラブルも当然有る。
乱雑な置き方・荷物の所在不明・盗難等、「置き配」だからこその課題が案の定浮き彫りになっている。
しかし、だからといって「置き配」を止めることは悪手。
働き手が不足・時間管理が強化された配達業界では、「置き配」無くして業務は成り立たない状態である。
では、「置き配」だからこその課題はどうやって解決するか。
そこで必要となるのが、「屋外防犯カメラ」。
今回は、同じような課題・悩みを持つ人向けに「屋外防犯カメラ」のレビューを行う。
コスパに優れた Rebluum の ソーラー充電式 になるので、検討中も人も参考にして欲しい。
屋外防犯カメラの設置に至った背景
私自身の検討理由になるが、冒頭に記載した「置き配」の課題以外にも「一戸建て住宅故の課題」もあった。
- 「置き配」指定にて荷物が紛失
- 乱雑な「置き配」で段ボールだけでなく商品の箱も損傷
- 自宅前の排水溝にタバコのポイ捨てをする人がいる
- 庭にゴミを捨てる人がいる
一部の非常識・モラルの無い奴のせいで、被害を被っている状態であった。
このような問題の解決には、張り付いて現行犯で指摘をするしかないが、「非常識・モラルの無い奴」と会話をしても通じるとは思えない。
そこで、「撮影・録画をしているぞ」という「牽制」と、しかるべき対処をする際の「証拠」を得るために、屋外防犯カメラの設置を決めた。
選んだのは Rebluum 屋外防犯カメラ + ソーラー充電
屋外の防犯カメラを検討するにあたり、最初に候補としたのは Ring の Spotlight Cam Plus + ソーラーパネル である。
候補とした理由は
- 防塵防水で設置が容易
- リアルタイム映像確認・モーション検知録画
- 夜間センサーライト
- アプリで各種設定
- Alexa連携
上記5点が使い勝手を考慮すると良いと思ったからである。
Amazonのセールでお得に買えるようであれば、手に入れようと思っていたのだが、残念なことにタイムセールではそれほど安くならなかった。
2023年のAmazonブラックフライデー時は定価:32,970円が16,470円というほぼ半額まで下がっていたのだが、以降のタイムセールでは1万円程高い26,570円という状態なので、購入までには至らなかった。
そこで、他のメーカー含めて検討をすることにした結果、私が「Ring の Spotlight Cam Plus + ソーラーパネル」を購入しようと思った特徴5点を網羅した、もっと安価な製品が見つかった。
Rebluum 防犯カメラ 屋外 ソーラー
である。
定価は11,999円で設定されているが、常時割引が入っており、9,000円以下で購入が可能。
タイミングによっては割引クーポン等が適用され、私が見る限りでは7,000円を切る時もあった。
これだけ安価なのに、「Ring の Spotlight Cam Plus + ソーラーパネル」と同じような特徴を持つ。
試してみない理由が無いとして購入した。
Rebluum 屋外防犯カメラ + ソーラー充電 特徴とレビュー
私が求める特徴5点を網羅した商品である。
- 防塵防水で設置が容易
- リアルタイム映像確認・モーション検知録画
- 夜間センサーライト
- アプリで各種設定
- Alexa連携
実際に設置したイメージを交えながら紹介する。
防塵防水で設置が容易
IP65防水防塵規格である為、屋外のどこにおいても大丈夫な仕様。
また、屋外設置の際の最大の課題となる「電源をどうやってとってくるか」に関しても、ソーラー充電によって解決できる。
ソーラーパネルからの給電ケーブルが届く範囲であれば、どこでも設置できるのは非常にありがたい。
我が家では玄関横の雨樋に設置をした。
雨樋には下記ブラケットを使って固定をしたので、雨樋自体には一切穴をあけずに設置出来た。
カメラを設置した位置は、玄関のひさしで日中陰になることのあることから、ソーラーパネルは同じ雨樋の下方に設置した。
現状はソーラー給電のみで電源を全て賄える状態で稼働している。(雨の日が続きまくったらどうなるかはまだ未検証)
リアルタイム映像確認・モーション検知録画・夜間センサーライト
スマホアプリ・Alexa連携を使ってリアルタイムの映像視聴が可能。
Wi-Fi回線を使って運用するので、維持費はかからない。
※後述するが、月額契約のクラウドサービスも選択可能。
モーション(動態)検知アラームをONにしておけば、カメラの撮影範囲内に人などが入って動きを検知すると録画をしてくれる。
録画データはSDカードに格納されるが、こちらもWi-Fi通信にてアプリから確認が可能である。
検知・録画したリストが確認出来るので、日時を軸に対象のデータを探すことが出来る。
上記イメージの通り、夜間であればセンサーライトが点灯するので、しっかりとカラー映像で確認をすることが出来る。
モーション(動態)検知をするたびにライトが点灯するので、防犯にも役立つ。
その他、夜帰ってきた際に私自身を検知してくれるので、今まで暗い中手探りで行っていたポストの中の確認が、ライトが点灯して手元が見える状態で行えるようになった。
完全に「おま環」ではあると思うが、想定外の利便性を得た。
アプリで各種設定
「Rebluum 防犯カメラ 屋外 ソーラー」は物理的な設置が出来てしまえば、その他の設定は全てアプリを介して行えるので、非常に使い勝手が良い。
モーション(動態)検知の感度や録画条件の設定
カメラの撮影範囲の調整もアプリを使って指示が出来る。
下部のコントローラーを使えば上下左右に撮影範囲を調整可能。
物理的な設置後に微調整をアプリで出来るので、使い勝手が非常に良い。
上記は夜間時のリアルタイム映像である。モーション(動態)検知をしていないときはセンサーライトが点灯していないので、赤外線カメラで撮影してくれている。
電池残量もアプリで確認出来るので、今のソーラーパネル設置位置で給電が十分に出来ているかの確認も可能。
上記イメージでは、残量が少ないことを警告してくれている。
Alexa連携
最初に候補としていた「Ring の Spotlight Cam Plus + ソーラーパネル」はAmazon Alexaの連携が売りのポイントだった。
Ring製品以外のAlexa連携は難しいのかなと思っていたが、「Rebluum 防犯カメラ 屋外 ソーラー」もちゃんと対応をしてくれた。
Alexa連携が出来ると何が良いかというと、アプリを介さずにAlexaに話しかけるだけで画面付きデバイスであればリアルタイム映像を映し続けることが出来る。
我が家の Echo Show に「Alexs、玄関ドアを映して」とお願いすれば、下記イメージを映し出してくれる。
「Echo Show」に限らず、Amazon Fire タブレット、Fire TVを接続したテレビ でも確認が出来る。
正直、常時映しておく必要はないが、外の様子を映しておきたいときには重宝する機能。
有料のクラウドサービスでSDカード破損リスクの回避も可能
通常はSDカード(別売り)に録画データを保存するが、クラウド契約を行うことで、オンライン上にデータを保管してくれるサービスもある。
下記が契約のイメージ。
モーション(動態)検知のイベント保管で月600円が妥当な値段かどうかは判断に困るところ。
SDカードが壊れた場合のことを考慮した契約ではあるので、リスク回避と考えれば高くは無いのかもしれないが、そもそもコスパの良い端末を買った時点で、私は不要なサービスと判断し契約をしていない。
SDカードの値段が何万もするのであれば、検討する価値があるが、今回私が購入したBUFFALOのMicroSD 128GBは1,480円。
これならば、SDカードを予備で持っておき、定期的な動作チェックを行い、破損していたら交換する運用の方がコスパが良いだろう。
Rebluum 防犯カメラ 屋外 ソーラー の総評
圧倒的な値段の安さを考慮したら、
と判断出来た。
まず何よりおすすめしたい点が、後付けの屋外カメラはソーラー付きが絶対に良いということ。
ソーラー付きの機器はそれなりに値段がする中で、「Rebluum 防犯カメラ 屋外 ソーラー」はかなり安価。
そして、安価であるにも関わらず、欲しい機能を網羅しつつ、抜群の使い勝手には正直驚かされた。
初めて屋外・防犯カメラを後付けする人へ、お試しの一品としておすすめしたい。
雨樋等に設置すれば穴をあけるような工事も不要だし、ソーラー給電により電源確保を気にしないで良いのは、気軽にチャレンジ出来る。
防犯カメラが置きたいけど、「何が良いかわからない」・「高い製品を買って失敗したくない」という人には是非候補にしてみて欲しい。
それでは、良き屋外防犯カメラ生活を!!