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【レビュー】Hisense(ハイセンス) 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001【これでいい】

我が家の洗濯機が壊れた。

日立の縦型洗濯機ビートウォッシュが7年目にして壊れた。

修理という選択もあったが、修理費6万程という見積結果から買い替えを決断した。

必要な機能とコストを考慮した結果、Hisense(ハイセンス) の 10kg 全自動洗濯機 「HW-DG1001」を購入したのだが、これが非常にシンプルで価格を抑えた優秀な洗濯機だったので、おすすめ品としてレビューを行う。

縦型の全自動洗濯機を検討している人は是非参考にして欲しい。

日立ビートウォッシュの故障原因と使ってきた感想

今回洗濯機を買い替える理由となった、日立の縦型洗濯機ビートウォッシュの故障に関して先に触れる。

2016年製の洗濯11kg/乾燥6kgのモデル「BW-DX110A」だった。

故障内容は「稼働時の大きな音・異音」で、出張修理を依頼したころ、駆動部の部品劣化で修理費6万近くを見積もられた。

出張修理担当者曰く、日立の洗濯機の補修用性能部品の保有期間は6年なので寿命とのこと。

更に今回駆動部の修理をしても、今後他部品が寿命で破損する可能性が高いとの話もされた。

私の中で洗濯機は10年使えると思っていたので、この回答には驚いた。

20万近い価格で販売されている洗濯機が6年で寿命。(実際はセールなどの活用でもっと安く買ったが)

あまりにもコスパが悪すぎる。

過去にも内蓋留め具の部位が破損する故障もあったので、外れ機種だったのかもしれない。

当時は「値段が高い=良いもの」として、これを買っておけば失敗しないと思っていたが、実際に使ってみると製品のアピールポイントである「温水洗浄」・「つけおき洗浄」もほぼ使わなかった。

また、乾燥機能も温風乾燥故に「電気代がそれなりに掛かる」&「我が家は部屋干しスペースがある」ので不要だった。

以上の経験から、

  • 洗濯機は6年が寿命と考え、高価な製品は控える
  • 大手メーカーの洗濯機に搭載される機能は不要な場合もある
  • 温風乾燥は我が家には不要

を基準に検討しようと思った。

大前提としてドラム式は検討外である。子供分を含めた洗濯物の量が多いことと、乾燥機能は便利・効率の代償として電気代がバカ高いので、今回も縦型で良いと判断した。

選ばれたのは Hisense 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001

洗濯機の買い替え検討にあたり、現物を見ないと判断は出来ないとし。家電量販店に足を運んだ。

東芝・日立・パナソニック・シャープ・三菱電機等の国内メーカーの製品がずらりとならんでいる。

10kg以上の容量を求めると、安くても10万ちょい、売れ筋は20万前後という機種ばかりだった。

ただ、そのような機種には私が学んだ「実際には使わない機能」が有り、それが値段を上げている要因となると考えると、購入したいとは思えなかった。

無駄足かと思っていた時に、全く目立たない位置に展示してある10kg以上の洗濯機を見つけた。

それが Hisense(ハイセンス) 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 である。

家電量販店で7~8万程度で販売されていたが、Amazon等のオンラインストアでは6万円を切る価格。

設置・既存洗濯機のリサイクル回収を含めても6万ちょっとで買い替えが出来る。

まずは価格に衝撃を受けて、詳しく調べることにした。

Hisense 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 の機能は超シンプル

家電量販店で実物を見た感想としては、「ボタン数が少なく非常にシンプル」・「ちょっと安っぽい」であった。

幸いにも、この機種は取り扱い説明書が展示品と一緒に置いてあったので、全ての機能をチェックしてみた。

洗浄力

立体シャワー水流という方法で洗う。これってビートウォッシュのナイアガラ洗浄みたいなものである。

ステンレス層は穴があるタイプなので、見えない内側のカビ汚れが気になるところだが、定期的に漂白剤で浸け置きしておけば大丈夫だろう。

我が家では漂白剤はコスパ最強のNICHIGA(ニチガ)を利用。

洗濯コース

8種類の洗濯コースに+αを付けることが出来る。操作も非常に簡単。

我が家は「すすぎ1回」を求めているので、コース選択で対応出来るのはありがたい。

最近の洗剤は「すすぎ1回」でOKなものがあるので、時短と節水になる。

Wi-Fi機能搭載・スマホアプリは不要

アプリを介して様々な指示や設定が出来ることをアピールしているが、我が家では不要。

自宅にいるときに必要性を感じないし、出先から予約変更をするような使い方もしない。

このアプリが刺さる人・家庭はもちろんあると思う。我が家が不要なだけ。

ただ、標準で付いてきてしまう機能なので一度試してみたが、やっぱり使わないなと思った。

低騒音・インバーター制御・糸くず手入れ

低騒音・インバーター制御は、機能として譲れない部分である。

洗濯機の音が大きいのは論外。早朝や夜に回したい時だってある。

また、省エネ・節水の為にはインバーター制御は必須。コンパクトサイズ以外の機種には搭載されていることが多い。

Hisense 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 は安価である為、搭載有無はどうなのかと思ったが、問題なしだった。

更に日々のメンテナンスとしての糸くずフィルターもカセット式で取り外しやすい&ごみを捨てやすい形状だった。


シンプルながら必要機能をしっかり網羅している。

これは買わない理由が無い!!として購入に至った。

家電量販店では、国内メーカーの製品は値引きを頑張れるが、Hisense(ハイセンス) はNGという店舗しかなかったので、結局はAmazonで購入をした。

タイムセール時に安価になっていたので、

  • 洗濯機本体:56,810円
  • 5年延長保証:2,860円
  • ヤマトによる設置・回収サービス:1,760円

で購入をし、設置後はリサイクル料をその場で支払ったという結果。

安すぎてビックリする。

Hisense 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 を一ヶ月使った結果

洗浄力・使い勝手・音・振動・メンテナンス、どれも何ら問題なく満足している。

家電量販店では動作しているところが見れなかったので、ちょっと心配していた部分は有ったのだが、これで十分である。

レビューとして設置イメージと実際の稼働音がわかる動画を載せる。

設置イメージ

白を基調としたデザインで前面にボタンがあるだけのシンプルな洗濯機。

ぱっと見はやはり安っぽいかと思うが、主張が無くて私は好き。

容量が10kgだが、非常にコンパクトである。

稼働時の音

音は文字と写真では伝わらないので、動画を作成した。

モータ音・振動は非常に小さく、静音設計であった。

内蓋が無い為、水が流れる・水をかき回す音を少し大きく感じることもあるが、十分に許容範囲内である。


一ヶ月使った限りでは不具合はなく、想定していた以上に良い買い物が出来たと思っている。

もしかしたら1年・5年使った時点で不具合が発生してくるかもしれないが、その心配をしなくても良いようにAmazonで5年保証を付けて購入した。

それでも安すぎる。

直近で耐久性や不具合が出たら改めて記事にするかと思うが、何も追加情報が無い限りは正常動作していると思ってもらえればである。

Hisense 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 の総評

縦型の全自動洗濯機に最低限の機能しか求めない人・コストは出来る限り抑えたい人 は是非検討してもらいたい逸品である。

機能は高額な日本メーカーと比較し少ないが、基本性能は全く差が無い。

多くを求めない人はこれでいい。

日本メーカーには実現できない価格設定。これが最大の特徴だろう。

今や「安心の日本製」・「安かろう悪かろう」の時代ではなくなった。

実際我が家は日立の洗濯機が6年で壊れた(寿命と言われた)。

ハイセンスのテレビ事業は東芝から買収、空調では日立との合弁会社設立等、日本企業の技術を吸収しながら更に良いものを作っている。

日本企業がもっと頑張らなければ、白物家電分野もいずれ中国・他国メーカーで占有されてしまうかもしれない。

今回の洗濯機でハイセンスのすごさを実感した。

「日本メーカーじゃないから」という理由だけで選択肢から外していた人は、考えを見直してみて欲しい。

悪くないよ。

それでは、良き洗濯機の選択生活を!!

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