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【考察】イオシス『けっこう安い。』は本当に安いのか

2021年7月27日

スマホの買い替えサイクル・購入方法がここ数年で変化している。

総務省が携帯電話の料金が高止まり防止を目的として2019年10月に電気通信事業法の一部を改正したのが理由である。

今回は変わりゆく通信・スマホ市場での賢い端末の買い方として、中古スマホの購入先に関しての考察をまとめる。

電気通信事業法の改正と影響

要は、契約者獲得のためにMNPを優遇する端末値引きに資金を資金を使うのではなく、通信会社は通信サービスを適正価格にすることに資金を使えということだ。

この制限により、MNPによる端末の大幅値引きがなくなくなった。

結果、利用者のスマホ端末の買い替え・購入サイクルの方法が下記のように変化した。

  • 同じ端末を2年以上利用する
  • 通信と端末は切り離してSIMフリー端末を購入
  • 中古端末を購入

1はそのままの内容なので詳細説明は不要である。

2はメーカー直販・Amazon・楽天等で購入する話である。

今回は、3の中古市場に関する買い方のパターンと比較をし、おすすめまでを紹介する。

中古スマホ端末の購入パターン

購入方法は多岐にわたるが、大きく分類すると下記3パターンとなる

  • 友人や知人から譲り受ける、購入する
  • メルカリなどの個人間取引で購入する
  • 中古販売店で購入をする

①の友人や知人からの購入に関しては、万人に当てはまるわけではない。

そのような友人、知人がいるかということと、タイミングが合うかも大事である。

何よりも重要なのは、そもそも比較的良い端末を自分に譲ってくれる人と関係を作れていることである。

そういったハードルがあることから、この購入方法が出来る人はレアケースであろう。

そうなると、一般的な購入パターンは、②のメルカリなどの個人間取引か、③の中古販売店になる。

この2パターンに絞って、メリット、デメリットをまとめてみる。

メルカリなどの個人間取引に関して

メリット

中古市場の販売価格よりも安価に購入が出来る

個人間の取引となる為、中間マージンがない分、安価な価格設定になるのは当然である。

たまに掘り出し物がある

スマホに関しては限りなくレアケースだが、商品の価値を出品者が理解しておらず、予想以上にお得に取引出来る場合もある。

ということで、安く買うことができる点がメリットになる。

デメリット

  • 個人間取引となるので、取引相手が見えず、運要素が強い
  • 商品が説明状態と異なる場合があっても保証されない
  • 返品する場合、購入者が送料負担になる場合がある
  • その結果、悪い評価を不条理につけられる可能性も高い
  • 商品購入後の取引連絡が遅い
  • 話が噛み合わない相手のリスク
  • 発送処理がめちゃくちゃ遅い・そもそも届かない場合も

等、デメリット項目はメリットを凌駕する状態。

しかし、それでもなぜ取引が減らないかというと、お得に購入できるというメリットが強すぎる からである。

中古販売店での購入に関して

メリット

販売店によって対応に差があるため、老舗のイオシスの場合で整理する。

商品の状態(ランク)に関して明確な判断基準がある

商品の動作確認・クリーニング等の品質管理がされている

購入商品に保証期間がつく

中古品:3ヶ月
新品未使用品:6ヶ月
赤ロム:永久保証
※赤ロムとは携帯電話会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられている端末

安心のアフターサービス

購入直後の商品不良だけでなく、故障等の相談も可能。またセットワーク制限発生時の対応も受けてくれる

デメリット

個人間取引よりは価格が高くなる

その他にも何かないかを考えたが、これくらいしかデメリットはない。

しかし、購入者からすると価格が一番重要なポイントになるので、大きなデメリットには違いない。

結果どこで・どうやって買うのが得策か

個人間取引と中古販売店での購入のメリット・デメリットを整理したが、結果どちらが良いかの優劣をつけることは難しい。

その為、何を優先してリスクをどこまで許容するかがポイントになる。

タイプ別に記載してみよう。

とにかく安く購入したい・不良品等の外れは運が悪かったと判断する

メルカリ等の個人間取引一択!

運要素が絡む取引だが、割り切って安さだけを求める場合は、個人間取引しかない。

安く購入したいが、不良品などは絶対に避けたい

中古販売店での購入をおすすめ!

安心・安全が販売価格に付加されていると考えれば納得できる。

価格が安ければリスクが高まる。リスク無しを求めると価格は高くなる。

ちょうどいい塩梅はないのだろうか。

安くて高品質な中古販売店があると良い。

そこで検討すべきなのが、中古販売店の『イオシス』である。

けっこう安い。をフレーズにオンライン・店舗展開

以前に投稿した私の記事に『中古スマホの買取先』としてイオシスのレビューを行った

今回は、購入先としての考察になる。

イオシスは中古スマホ販売を20年以上行っている老舗になり、店舗は東京・名古屋・大阪・福岡と4大都市に展開している。

買取と同じようにオンラインによるスマホ端末の販売ももちろん実施している為、店舗が近くにない方でも手軽に利用できる。

そして、なによりも好感を持てるのが、けっこう安いのフレーズである。

式のオンラインページは下記

世間では安さのアピールで激安・爆安等のフレーズを使いながら実際そうでもない店舗が多数存在する中で、『けっこう安い』は謙虚さを表しながらも、ではどれだけ?と興味深い感情を持つことが出来る。

古スマホの販売店はイオシスに限らず多数存在する。

どこの販売店もバカではないので市場価格を常に監視して、最大限利益が出せて安さをアピールできる価格帯を設定している。

そうなると、どこで買おうが価格に大きな違いはない。

しかし、しっかりと販売店を見極めないと、品質面で痛い目を見ることになる。

品質面を度外視するならばメルカリなどの個人間取引を使った方が良い。

安心安全を考慮し、中古販売店で購入をするならば、『品質』に満足できるところを選ぶべきである。

イオシスは高品質なのか

私がおすすめする『イオシス』は高品質なのかというと、YESである。

これは、中古端末としてイオシスに自分の端末を買い取ってもらった私の視点での判断であるが、買取査定のランクが非常に厳しいというのが最大の理由である。

過去の記事にある買取査定結果の詳細を見てもらうとわかるが、私はiPhone XRを買取に出した。

2年利用した端末なので、使用感がないわけではないが、ケースに入れて利用していた為、目立った傷はなくキレイな状態だった。

かし、査定結果はBランクとなり、細かく見ないとわからないような傷や痕をしっかりと見つけて判断をしている。

私自身、買い取ってもらったiPhoneがAランクの美品で売られていても違和感なく購入するだろうと思う状態の商品であったので、この判断にはある意味驚いた。

このように書くと、買取金額を安く見積ためにランクを下げるのかと思われる方もいるかもしれないが、イオシスの場合はBランクでも十分高い買い取り額を提示してくれている。

要は勝手に高品質をポリシーに自分たちの首を絞めているのかもしれない。

利用者にとっては利点しかないので、特に文句はない。

こんな販売店がイオシスだ。安心して良いと判断出来る。

イオシスの けっこう安い。 は本当か

この記事の主題である。

個人間取引と比較し、販売店から購入する場合は多少金額が高くなる。

それは、安心安全を付加価値として盛り込んでいるからというのは、先に述べた通りである。

ただ、いくら安心安全だからと言って、個人間取引とかけ離れた金額でしか購入できないのであれば意味がない。

かと言って、安すぎる販売店もまた未知で恐ろしい。

そういった不安を持つ人は、絶対にイオシスで買うべきである。断言する。

下記表を見てもらえると、断言する理由がわかってもらえる。

私が個人的に調べて『個人間取引のメルカリの相場』と『イオシスの販売価格』を比較してみた。

中古品の状態が一律ではないので絶対にブレない新品未使用品で比較をした結果である。

はりメルカリでの最安値と比較すると高い価格とはなるが、それでも安心安全が付加すると考えると、許容できる金額である。

むしろ、最安値は常にメルカリを見張り、出品されたタイミングで飛びつかなければ買えないレア価格と考えると、イオシスの販売価格は『けっこう安い』と口に出してしまうほどの結果である。

これには私自身が驚いた。

買取も高めで販売は安め。

頑張りすぎだろう。

裏を返せば、それだけ中古スマホの市場が厳しい競争環境にあるということだ。
(利用者にとっては嬉しいこと)

イオシスの価格とメルカリとの金額差に安心安全の付加価値が含まれていると考えれば、『けっこう安い』どころではない。それこそ『激安・爆安』だろう。

『値段が安ければリスクが高まる。リスク無しを求めると値段が高くなる』

という課題に対して

『ちょうどいい塩梅』がイオシスなのである。

実際にどんな機種がいくらで売っているのかは自分の目で見た方が良いので、ここまでの内容で興味を持った方は、是非公式のページに飛んで検索をして欲しい。

公式のリンクは下記

それでは、皆様ご武運を!

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