サラリーマンの冬出張の強い味方になり得る『ワークマン ヒータースーツジャケット』の使用レビューを記事にまとめる。
前回記事の購入レビューを見ていない方は下記から先に確認して欲しい。
東京等の首都圏から北海道への出張となった場合、気温差が10℃以上となることもあり、服装が非常に難しい。
そんな課題を解決するであろう『ワークマン ヒータースーツジャケット』を使用してみて実際にどうだったのだろうか。
結論は
薄手のペラペラジャケットを上に羽織れば最強
である。
検証時の東京と北海道の気温差
使用レビューを行うにあたり、使用した環境を事前に整理する。
当日の東京の気象は下記。
東京の最高気温は18℃で最低気温は11℃。10月でも暖かく穏やかな気候である。
では、行き先の北海道帯広市はどんな気候だったか下記。
帯広市の最高気温は8℃で最低気温は2℃。冒頭に記載した10℃以上の差に近い気温差である。一応まとめると下記。
- 東京:最高18℃ 最低11℃
- 帯広:最高 8℃ 最低 2℃
検証環境は整ったと言える。
では結果をまとめてみる。
ワークマン ヒータースーツジャケットを東京で着用
飛行機が昼過ぎの便だったので、気温は最高気温である18℃に近い状態のときに移動を行った。
ワークマン ヒータースーツジャケットはヒーターをONにしなければ普通のジャケットなので、18℃程の気温であれば最適な着心地だった。
実際に着用した組み合わせは下記。ズボンは移動時にリラックスできるように『GUNZE レギンスパンツ TucheHOMME(トゥシェオム)』を着用。
ワークマン ヒータースーツジャケットは背中にヒーターが付いている故に総裏に近い作りなので、肌寒さを感じることはなかった。
裏地のイメージは下記。
飛行機移動を経て、帯広へ上陸した結果
帯広空港へは、日が落ちていない時間帯に到着したので、気温も最高気温の8℃近い状態だった。その為、外に出た際には少し肌寒さを感じたが、コートがなければ過ごせないほどではない。
ヒーターを付ける必要なく快適な気温。もう少し寒いことを期待していたが、陽気な気候だった。
念のため持参したWarm Geekは見事に嵩張る手荷物となっている状態。
自宅で手に持ったイメージの写真になるが、嵩張る具合が伝われば幸い。
帯広空港到着後、目的地まではレンタカー移動となり、車内はエアコンを効かせたので寒さを感じることはもちろんなかった。
途中、さすが帯広というべき空気の澄んだ条件だからこその『綺麗な虹』が見えた。
信号待ちの最中にパシャリ。電柱邪魔。
夜の帯広市街を散歩した結果
日中の気温ではヒーターを付ける必要がなかったので、ただのジャケットを着ていただけの結果となった。
これでは意味がないので、夜の街を散歩してみた。
以前来た時の帯広駅前はコロナ禍で夜も静まり返った印象があったが、ネオンが復活し、幾分か活気はあった。幾分かであるが。
夜になると気温も下がり、『ワークマン ヒータースーツジャケット』のヒーターを付けなければ肌寒い状態だった。
これはナイス検証環境と思い、すぐさまヒーターをONにし、街を散歩した。
ちなみに、万が一の為にWarmGeekは手に持って歩いていた。
帯広の夜の風をなめていた
この日は夕方から風が強く吹きだし、夜も変わらず強めの風が吹いていた。
『ワークマン ヒータースーツジャケット』でヒーターをONにしていれば、難なく過ごせると思っていたが、風に弱かった。
要は形状がスーツであるので、ヒーターがONになっている首元や背中は温かいが、
前がめちゃくちゃ寒い
だって背広だもん。
ボタンを留めてもワイシャツが露出する部分が多く、もろに冷たい風を受けるのだ。
これでは風邪をひくと判断し、WarmGeekを着用し帰路についた。
スーツ形状故にコートの代用にはならない
『ワークマン ヒータースーツジャケット』 は、ヒータが付いている背中部分は非常に温かいのだが、前面は普通のスーツである。
その為、どうしても外で風が吹いている場合は前面から寒さを食らってしまう。
このヒーターを使えばコートなどの上着いらずで出張が出来ると思ったが、
これだけではダメだったという結論に至った。
ただし、上着として実際に保険で持って行ったWarmGeekがやはり最適か?と問われるとそうではない。
温かすぎた。むしろ暑いくらい。極寒対応のコートなのだからしょうがない。
サラリーマンの服装って難しい。
しかし、今回の経験をもとに導き出した結論がある。
『ワークマン ヒータースーツジャケット』に『風を通さないペラペラジャケット』を組み合わせれば、嵩張らずに暖かな環境を作り出せるはずだ。
ペラペラジャケットってなんだとなるが、下記みたいなやつだ。
私が保有しているのは『patagonia トレントシェルジャケット』である。
このような風を通さないジャケットであれば、『ワークマン ヒータースーツジャケット』のヒーターにて温められた熱が外に逃げることもないし、外からの冷風も防ぐことが出来る。
また、薄手なので折りたたんでバッグに入れることも可能なので嵩張らない。
寒冷地出張時の気温差に対応をした嵩張らない組み合わせは、
『ワークマン ヒータースーツジャケット』に『風を通さないペラペラジャケット』
であると結論付けた。
今回の北海道帯広への出張では『ワークマン ヒータースーツジャケット』を最大限に活かすことが出来なかったが、次回の寒冷地出張ではこの組み合わせを検証してみる。
『ワークマン ヒータースーツジャケット』だけでなく、そもそもワークマンの服に興味を持った・気になった方は下記から公式のオンラインページへアクセスできるので、確認してみて欲しい。