通信費の最適化は、サラリーマンにとって最大の固定費カット術だ。2025年夏、格安SIMとサブブランド市場は完全に“選ばれる時代”に突入した。料金競争とサービス強化が激化し、「安いだけ」の時代は終わった。
今、選ぶべきは“コスパ・速度・使い勝手”すべて妥協しないベストバイのみ。主要5社を事実ベースで比較し、どのユーザーにどのプランが刺さるのか、2025年最新の最適解を断言する。
格安SIM・サブブランドの勢力図はこう変わった
かつて“安かろう悪かろう”だった格安SIMは、2025年夏時点で完全にメイン回線の選択肢に昇格した。
サブブランド各社が30GB前後の中容量プランや、0円維持・無制限プランを展開。通信品質も5G標準、主要エリアのカバー率も大手キャリア並みに向上している。
特にahamo、povo、LINEMOの三強に加え、無制限で攻勢を強める楽天、キャンペーンで攻めるUQの5強体制が盤石だ。
2025年夏モデル主要5社を比較
LINEMO – LINE使いならこの一択
LINEMOの強みは「LINEギガフリー」と柔軟なプラン設計。30GBプランで2,970円、通信速度も常時80Mbps超えで実用上不満なし。
制限時も1Mbps出るため動画もギリギリ耐える。LINE通話やビデオチャットが多いユーザーには唯一無二。大容量不要な人向けにミニプラン(3GB/990円)も選択肢になる。
povo 2.0 – 維持費ゼロと高速通信の両立
povo最大の武器は“基本料0円”という維持コスト。必要なときだけトッピング課金で、5Gの爆速も享受できる。
秋葉原実測では5G下り800Mbps超を記録。超ライトユーザーからヘビーユーザーまでカスタマイズ性は最強。
ただし、トッピングなし時の128kbpsは激遅なので、うっかり無課金運用は注意。
ahamo – 総合力No.1の安定ブランド(ただしパケ詰まり問題は未解決)
ドコモ品質をそのままに、30GBで2,970円、通話5分無料も標準装備。平均速度96Mbps、Ping値も良好でゲーム・テレワークも余裕。
サポートはオンライン完結だが、ドコモショップでのサポート受付もあり、格安SIM初心者でも安心。
海外利用も30GBまで無料ローミング対応で隙がない。
ただし、ドコモ回線SIM全てに言えることだが、電波はあってもパケットが詰まって通信出来ない・劇遅という事象は相変わらず発生している。
楽天モバイル – 無制限&通話無料の破壊力
無制限データ通信が月3,278円、Rakuten Link利用で国内通話も無料。都市部はエリアも広がり速度も大幅改善。
地方はパートナー回線頼みな部分も残るが、楽天ポイント経済圏との相性が抜群。家族複数回線でのトータルコスト削減力は現役最強クラス。
株主優待で「音声+データ30GB/月プランを1年間無料」としたのもインパクトが大きい。やはり新しいことへのチェレンジは楽天からという感じ。
UQモバイル – au回線安定&家族まとめてお得
安定のau回線で通信ストレスゼロ。スマホセットや家族割、学割などキャンペーンも多彩。
2,000円台前半で10GB前後の実用プランが揃う。都市部・郊外問わず安定回線を求めるならUQが最有力。
ただし、新料金プランは実質値上げとなるため、サブブランドの割には高めの印象に。もちろんバカ高いキャリアと比較したら、全然安価ではあるが、2,980円で頑張っている他社と比較すると見劣りするのは事実。
タイプ別・最強の選び方
- とにかく安さ重視・たまにしか使わない → povo 2.0
- LINE通話・チャット多用 → LINEMO
- 動画・テレワーク・安定通信 (生活圏でパケ詰まりがないなら)→ ahamo
- 家族まとめて大量データ・楽天ポイントも稼ぎたい → 楽天モバイル
- au回線&端末セット重視 → UQモバイル
この5択で、個々のライフスタイル・用途に合う最適解が必ず見つかる。各社の比較一覧を下記に掲載する。字が小さいので画像クリックで拡大して見てもらえると幸い。
乗り換え時に押さえるべきキャンペーンと注意点
2025年夏もMNP乗り換えキャンペーンが続々登場。現金キャッシュバック・ポイント還元・端末大幅値引きなど、お得なタイミングは見逃せない。
ただし、私自信が実施したことは本ブログにて随時アップしていくので、参考になるものがあれば実践して欲しい。
例として下記にいくつか記事をピックアップする。
まとめ|2025年夏のベストバイはこれだ
2025年夏、格安SIM・サブブランドの正解は「自分の使い方に一番ハマる一社を選び抜く」ことだ。
速度・容量・コスパ・サポート、どこを重視するか明確なら迷いはない。
ベストバイは人によって異なる。
迷うなら、30GB・速度・サポートがバランス良い LINEMO を選べば失敗しない。
既にドコモ回線を利用しており、生活圏でパケ詰まり問題が無いのであれば ahamo も強い。
通信容量はその月によって大幅に違うなら 楽天モバイル もしくは povo も有り。
ただし、今後は各社値上げをする雰囲気・流れとなっているので、値段だけが決め手の状態ではなくなってくるだろう。
「格安SIMの時代」は、もう終わった。これからは「最適SIM」の時代だ。
気になったプランがあれば、公式サイトで最新キャンペーンを必ずチェック。乗り換えで1年分の通信費が劇的に下がることも珍しくない。賢く選んで、生活コストを一気に下げたい。
それでは、良き通信回線生活を!!