ahamoは2026年12月1日から、40GB・60GB・120GBの3段階制へ変わる。40GB以内でも月165円上がるため、使い過ぎを防ぐ上限設定が重要だ。新料金と注意点を公式情報から簡潔に整理する。価格はすべて税込である。
ahamoの2026年12月改定を3行で整理

変更の核心は次の3点だ。
- 料金は40GB・60GB・120GBの3段階制へ移行する
- 40GB以内でも現行通常料金から月165円上がる
- 40GBまたは60GBで止める上限設定が用意される
提供開始は2026年12月1日。現行の大盛りオプションは11月30日で終了し、契約中でも自動終了となる。新制度では使用量に応じて次の段階へ進むため、月ごとのデータ量が料金を左右する。
新料金は40GB・60GB・120GBの3段階

| 月間利用量 | 月額料金 | 現行との見方 |
|---|---|---|
| 40GB以下 | 3,135円 | 通常料金より165円増 |
| 40GB超~60GB | 4,125円 | 中容量の新しい選択肢 |
| 60GB超~120GB | 5,115円 | 現行大盛りより165円増、10GB増 |
現行は30GBで2,970円、大盛りなら110GBで4,950円だ。新設の60GB帯は中容量の利用者に合うが、41GB使っただけでも4,125円になる。境目付近では上限設定が重要だ。
40GB利用者は月165円の値上げになる

月40GB以内の利用者は、キャンペーン期間中の40GB月2,970円から、12月以降は40GB月3,135円へ上がる。差額は月165円、年間では1,980円だ。容量が減るわけではないが、現在40GBを使えている人から見れば純粋な負担増となる。
従来の30GBと比べれば、165円の増額で10GB増える。毎月10GBにも届かない人は、小容量プランも比較したい。
上限設定を使わないと料金が自動で上がる

新ahamoでは、40GBまたは60GBでデータ利用の上限を設定できる。段階制の弱点である意図しない料金上昇を防ぐ機能だ。家のWi-Fiが切れたまま動画を再生した月や、テザリングが増えた月でも、設定した段階を超えにくくなる。
2026年11月1日時点でahamoを契約し、大盛りオプションを付けていない人には、12月1日に40GBの上限設定が自動適用される。対象日より後に契約した人や、現在大盛りを使う人は、自分の設定状態を確認した方がよい。
上限設定は料金を下げる機能ではない。現在の料金段階を確認してから設定する必要がある。
大盛りオプションは終了し120GBへ統合

月額1,980円で80GBを足す大盛りオプションは、2026年11月30日に終了する。契約者側の解約操作は不要で、自動終了後は利用量に応じた3段階制へ移る。
現行大盛りは110GBで4,950円、改定後の最大段階は120GBで5,115円だ。月165円増える代わりに10GB増える。毎月60GBを超える利用者には分かりやすい変更だが、月によって50GB前後に収まる人は新しい60GB段階により月825円安くなる可能性がある。現行大盛りから60GB段階へ収まれば、4,950円から4,125円へ下がるためだ。
海外利用は40GBへ増量するが注意点もある

12月1日から、ahamoで追加料金なしに使える海外データ量は30GBから40GBへ増える。国内と海外を合算した月間容量の範囲内で、海外では最大40GBまで使える。
一方、海外で40GBへ到達した後は、原則として追加購入で速度制限を解除できない点に注意したい。また、海外利用開始から15日を過ぎると従来は速度制限がかかるが、新設の「海外データ通信日数追加オプション」を使えば16日目以降も通常速度を維持できる。料金は24時間あたり980円で、長期滞在者向けの選択肢だ。
長期滞在では、現地SIMやeSIMとも比較したい。
爆アゲとahamoポイ活も条件が変わる

対象動画・音楽・クラウドサービスの料金に応じてdポイントを還元する「爆アゲ セレクション」は、ahamo向けの還元率が拡充される。公式発表ではSpotify Premium Standardが25%、ディズニープラスの対象プランやNetflixの一部、Google Oneなどが20%になる例が示されている。
ただし、対象サービスはドコモ経由で申し込む必要があり、他社経由の契約は対象外だ。ポイントは期間・用途限定で、有効期限や他キャンペーンとの重複条件もある。還元率だけで新規契約を決めず、実際に使い続けるサービスかを先に判断すべきだ。
ahamoポイ活は大盛りオプション必須という条件がなくなる。改定後は120GB帯5,115円にポイ活オプション2,200円を加え、合計7,315円となる。最大4,000ポイント還元を得るには決済条件があるため、「実質2,915円」という表示だけで判断してはいけない。
得する人と見直した方がよい人

新ahamoが向く人
- 毎月30GBを超え、40GBから60GB程度を使う人
- テザリングや動画視聴で月ごとの使用量が変動する人
- 短期の海外旅行で追加料金なしの通信を重視する人
- ドコモ経由の対象サブスクを継続利用する人
見直し候補になる人
- 毎月10GB以下で40GBをほとんど使わない人
- 料金が自動で段階上昇する仕組みを避けたい人
- 長期海外滞在が多く、16日目以降の追加費用が重い人
- ポイント還元のために不要なサブスクや決済を増やしそうな人
直近3か月の使用量が、40GB未満、40~60GB、60GB超のどこに入るかで判断すると分かりやすい。
12月までに確認する4項目

- My docomoまたはahamoサイトで直近3か月のデータ量を確認する
- 40GBまたは60GBの上限設定が必要か決める
- 大盛りオプション利用者は12月以降の想定料金を計算する
- 海外利用と爆アゲ対象サービスの申込経路を確認する
判断基準は、自分の使用量で年間いくらになるかだ。11月中に利用量と上限設定を確認しておきたい。
公式情報と確認日

本記事は2026年9月26日時点の公式情報を基に作成した。料金や条件は変更される可能性があるため、申込・変更前に最新情報を再確認する必要がある。