Nike Dunk Low は、街でよく見かけるデザイン・ファッション性の高いスニーカー。
カラー・素材のバリエーションが豊富なので、様々なコーディネートに活用できる。
また、無駄のないデザイン、どんな服とも相性のいいシルエットが人気の理由。
ただし、一日中歩き回れるかと聞かれれば、答えはノーとなる。
この記事では、その唯一の弱点をニューバランスのインソール RCP280(LAM35689) で補い、「見た目も機能も最高のスニーカー」に仕上げる方法を解説する。
Dunk Low の弱点を把握する
Dunk Low はバスケットボール用に設計された1980年代生まれのローテクスニーカー。
バスケットシューズとしての役割を終えて久しく、いまは純粋にファッションアイテムとして機能している。
その分、現代のランニングシューズが備えるような歩行支援テクノロジーは一切持ち合わせていない。
クッション性の不足
硬めのカップソールが衝撃をそのまま足に伝える。2〜3時間の歩行で膝・足裏に明確な疲労が蓄積する。
フラットな底面構造
土踏まずへのサポートがほぼゼロ。足のアーチが機能せず、長距離になるほどだるさが増す。
アッパー素材の硬さ
特にレザーモデルは馴染むまでに時間がかかる。履き込んでも歩行性能自体は変わらない。
ただし、これらの弱点は「欠陥」ではなく「設計の目的が違う」ということ。
Dunk Low はファッションのために生まれており、その点において他の追随を許さない完成度を持つ。問題は用途とのミスマッチであり、正しいアプローチで解消できる。
一方で、Dunk Low がそのままで最も力を発揮するシーンはなんだろうか。
- タウンユース
- スケート
- コーデの主役
- 近場の外出
短距離移動・写真映え・コーデの主役という役割において、このスニーカーの右に出るものはない。
なぜサラリーマンに Dunk Low が刺さるのか
ビジネスカジュアルが浸透したいま、足元のルールは大きく変わった。革靴一択だったオフィスに、清潔感のあるスニーカーが認められるケースが増えている。そのなかで Dunk Low は特別なポジションを持つ。
ハイテクスニーカーのようなゴテゴテしたソールがなく、シルエットがスッキリしているため、スラックスやチノパンとの相性が抜群だ。白・黒・グレーといったベーシックカラーのモデルであれば、ジャケットスタイルにも馴染む。つまり Dunk Low は、「休日も平日も履ける一足」という社会人の理想に非常に近い存在だ。
実際に私が愛用しているのは、レトロ プレミアムのブラウン。落ち着いた色合いに光沢感も出ているため、オフィス・ビジネスカジュアルとの相性は良い。
しかし、出張や取引先との移動で歩き回る場合、屋外での立ちっぱなし仕事など、翌日には足の疲れがどっと来る。
「デザインで選んだのに、仕事では快適な一足ではない」というモヤモヤする実態だった。
そんな状況を「インソールを一枚入れるだけ」で解消したのだ。
ニューバランス インソール(RCP280) を選ぶ理由
Dunk Low の3つの弱点を、一枚で補完する構造設計。
1.ABZORB 素材による反発クッション
ニューバランス独自の衝撃吸収素材「ABZORB(アブゾーブ)」をフォアフット(前足部)に搭載。
着地の衝撃を効率よく分散し、次の一歩への反発力に変換する。
硬いカップソールの上でも、柔らかく弾む感覚が生まれる。
2.TPUスタビライザーによるアーチサポート
インソール裏面に内蔵されたTPU(熱可塑性ポリウレタン)製のスタビライザーが、土踏まずのアーチを正しい位置で支持する。
フラットな Dunk Low のソールでは機能しなかった「足のアーチ」が、初めてまともに働くようになる。
これが長時間の歩行で効いてくる。
3.表面加工による滑り止めと安定感
インソール表面に施された滑り止め加工が、靴内での足のズレを防ぐ。
靴の中で足が泳がないため、歩行時のブレが減少し、疲れにくい重心移動が実現する。
以上の特徴を持ったニューバランス インソールを入れることで、「見た目はナイキ、履き心地はニューバランス」を実現。
これはスニーカーの最適化に向けたアップデートと言って良い。
インソール一枚の投資で、見た目お気に入りのスニーカーが履き心地も最高になる。
実際のイメージが下記。インソールがNBロゴ。
装着前に確認すべき2点
ニューバランス インソール(RCP280)は、手に入れたら靴の中に入れるだけで終わり、とはならない。
事前に確認・意識すべき現実的なポイントが2つある。
サイズに余裕があるか確認する
ニューバランス インソール(RCP280)は純正インソールより数ミリ厚みがある。
ジャストサイズで履いているモデルに入れると、甲が圧迫されたりかかとが浮いて脱げやすくなる。0.5〜1cm 程度の余裕があるサイズ感であれば、むしろフィット感が改善されて理想的な状態になる。
試着時に余裕を意識していた人ほど、このカスタムの恩恵を受けやすい。
元のインソールを剥がしてから装着する
Dunk Low のインソールは底面に軽く接着されている。ニューバランス インソール(RCP280) をそのまま重ねると厚みが増しすぎて逆効果になる。
接着が強い場合はドライヤーで軽く温めると剥がしやすい。剥がした跡が汚くなっても、ニューバランス インソール(RCP280)で完全に隠れるため問題ない。
装着手順:3ステップで完了する
難しい作業は何もない。道具も不要。
1.元のインソールを取り出す。
かかと側からゆっくり引き上げる。硬い場合はドライヤーで10秒ほど温めると剥がれやすい。
2.RCP280 をシューズのサイズに合わせてカットする。
インソール末端に切り取り線が印刷されている。自分のサイズに合う線に沿ってハサミで切るだけ。
3.シューズに差し込んで完了。
かかと側から合わせて滑らせるように入れる。全体が均一にフィットしていれば装着完了。
実際に足を入れて違和感がなければ問題ない。
所要時間は両足で5分もかからない。一度交換すれば、あとは劣化するまで(概ね6〜12ヶ月)替える必要はない。
こういう人には特に刺さる
外回り・移動が多いサラリーマン
取引先訪問・展示会・移動日など、長時間歩く日も Dunk Low で通せるようになる。足の疲れを翌日に持ち越さない。
出張・旅行を Dunk Low で乗り切りたい人
観光地でも空港でも、一足で完結する。見た目は良し・機能や性能には期待できない靴であっても、大丈夫。用途の異なる靴を持ち歩く必要がない。
デザインは絶対に妥協したくない人
機能靴よりもお気に入りのデザインの靴を履きたい。だが足は痛くなりたくない。その矛盾を解消するのがこのカスタム。
体験することが一番
ニューバランス インソール(RCP280)は、Amazon・楽天・Yahoo! ショッピングなどで取り扱いがある。
サイズ展開が幅広く、男女問わず使用できる。購入前に自分のシューズの内寸を確認しておくことを勧める。
このカスタムが向く人
デザインで選んだ靴を実用的にも正解にしたいビジネスパーソン
得られる変化
クッション・アーチサポート・安定感を一枚で同時に補完できる
コストパフォーマンス
インソール一枚の投資で、靴の実用寿命が劇的に伸びる
唯一の条件
シューズにわずかな余裕があること。それだけで最高の結果が出る
お気に入りの靴の機能性に悩んでいる人、とにかく快適に外出したい人は、ぜひ試してみて欲しい。





