一家に何台あっても良い壁掛け扇風機のレビュー記事をまとめる。
以前記載した下記の続編(シリーズ)である。
今回は、洗面脱衣所に設置する為、風の循環を目的としてサーキュレータータイプを購入した。
また、壁への設置に際しては、前回のような2×4木材&ラブリコではなく、100均グッズで簡易DIYを行った。
洗面脱衣所への壁掛け扇風機導入を検討している人は、是非参考にして欲しい。
ちなみに、今回導入をした結果、やはり壁掛け扇風機は一家に何台あっても良いという結論である。
洗面脱衣所は湿気がこもりやすい
当たり前の話だが、よっぽどのモノ好きでない限り、洗面脱衣所が開放的(オープン)になっている家は少ない。
それ故、家の中での風の動線が良くなく、換気扇を稼働させないと湿気がこもり続けてしまう場所である。
我が家は超高気密・高断熱住宅なので、そもそも室内が乾燥しがちなのであるが、それでも洗面所は湿気がこもりやすい。
換気扇かけたいところだが、同階にあるリビングや他の部屋は乾燥しがちなので、うまく湿気を活用したいところ。
しかし、風の導線として洗面脱衣所から湿気が勝手にリビングに流れていくわけではないので、普段はサーキュレーターを洗面脱衣所の床に置き、風を流していた。
床置きのサーキュレーターは邪魔
大豪邸で無い限り、洗面脱衣所が広々しているという家は少ないだろう。
そこに大きな面積を使うくらいならば、リビングやキッチンを広くしたいのが一般人の心理である。
そのため、限られたスペースである洗面脱衣所の床に、扇風機やサーキュレーターを設置するのは、非常に窮屈である。
はっきり言って邪魔以外の何物でもない。
しかし、サーキュレーターは役割としては超優秀なので、設置しないという選択肢はない。
ではどうする。
壁に掛けよう
となるのである。
今回購入した壁掛けサーキュレーター
「安心の山善」からリリースされているDCモーター型の壁掛式 サーキュレーターである。
それは、設置場所を縦型洗濯機の上にしたかったので、2×4木材を設置するのがちょっと面倒だったからである。
洗面脱衣所に利用するので、稼働時間は自ずと長くなる為、電気代の安いDCモーターの方が良いと判断し購入。
また、形状から察することが出来るかもしれないが、取っ手部分が上下に稼働するので、真下に向けたり・90度で固定したりと、風を自由自在な角度で調整可能なところも、選定のポイントだった。
人類に与えられた権利と同様、自由度はあって損はない!!
ということで、迷うことなく即決した。
後に記載をするが、目的・用途からの効果に大満足の一品となった。
一戸建てでも壁に穴を空けるのは嫌
さて、またもや壁掛け扇風機を購入したわけだが、壁に穴を空けたくない。
そもそも賃貸の場合、壁に穴を空けることはNGであるが、一戸建てもできる限り穴は空けたくはない。
そうなると、前回の記事で紹介をした2×4木材と突っ張りアイテムのラブリコ(LABRICO)を使った方法が必要となる。
しかし、今回は別の方法を試してみた。
洗濯機を移動させてからの設置となると、多大なる労力を必要とするので避けたい。
そこで、ピンフックを活用した設置の仕方を採用した。
100均部品で壁掛け部材をDIY
今回購入をした山善 壁掛式 サーキュレーターは重量が2kgなので、それほど重くない。
ということは、壁に穴を空けずに様々なものを吊るす「ピンフック」が利用できる重さである。
ただ、壁掛け扇風機は専用のフックを壁に掛ける必要があるため、「ピンフック」だけでは設置は出来ない。
そのため、ピンフックで壁掛けの専用フックが取り付けられる板を吊るすことにした。
結果を先に見てもらうと下記がイメージになる。
板に三角カンを取り付け、三角カンをピンフックで吊るした。
ピンフックは100均で1つ7kgの耐荷重の商品を選んだので、2つで実質14kgとなれば、2kgのサーキュレーターは余裕。
それぞれのイメージを載せる。
ピンフック
水平に設置するというコツが必要。
私はクロスに鉛筆で床と水平な線を引き、それを目安に設置した。
三角カン
逆さにした際のイメージであるが、板にネジで固定をした。
板材と専用フック
先に完成形を見せたイメージと同じであるが、専用のフックが収まるサイズの板材を選択したことが理解してもらえればである。
三角フックを付ける場所を表裏間違えたりという「一人おっちょこちょい」をしたが、それでも前部で30分も掛からずに組み終えた。
実際に設置してみた
なんと美しい設置のフォルム!!
最初から壁に設置されていたのではないかと思うほどのしっくり感である。
※電源コードがいい加減なのは目をつぶって欲しい。
ここから360度回転で風を送ることで、各壁に風がぶつかりながらリビングの方へ流れていく状態となった。
真正面のアップも神々しい。
また、横からのアップで見ると、安定して設置できているのがわかると思う。
簡易的に湿気対策として壁掛け扇風機を利用したい場合は、
100均DIYとサーキュレーターが最強である!!
今回も2×4木材と突っ張りアイテムのラブリコ(LABRICO)で設置をするか迷ったが、そもそも製品としての重さが軽い山善 壁掛式 サーキュレーターであれば、100均DIYで十分だったとことが確認できた。
壁掛け扇風機はいくつあっても良い
前回は寝室・今回は洗面脱衣所へと設置をした。
二箇所に設置し、使っている感想としては、
壁掛け扇風機はいくつあっても良い
である。
上の空間に設置するというのは、生活動線で一切邪魔にならないし、床に設置しているよりもより扇風機・サーキュレーターとしての効果を発揮してくれる。
これから家を建てる人には、
「壁の高い位置にコンセントを付けて置くことを忘れずに!!」
「壁掛け扇風機の必要性がわかる時が必ず来るから!!」
と伝えたい。
今回購入した壁掛けサーキュレーターは下記。
壁掛けDIYはすべて100均(セリア)で購入した。
今時点で壁掛けの方法やどの商品を選んだら良いかと検討中の人は、是非参考にして欲しい。
それでは、良き「風と共に」の生活を!!