先日、twitterにて『トリマで垢BANを受けた』と投稿されている方がいた。
『トリマ』に関する検証を色々と行っている私としては、『知らない情報は仕入れたい』とし、ダメもとで『詳細を教えて欲しい』とDMを送付したところ、良き返事をもらえた。
当人から身バレしないことを条件にブログへの掲載の許可をもらったので、事例としてまとめる。
(そもそもDMで連絡を取り合っただけなので、身バレも何も性別や年齢もわからないので、ご安心をと伝えたい)
結論、位置偽装は検知される。やったらダメ絶対!!である。
『トリマ』で位置偽装を行う理由
『トリマ』は移動した距離・歩いた歩数に応じて増やすことが出来る『広告視聴』にて、各種ポイントや現金交換可能なマイルを稼ぐアプリである。
移動距離によるマイル獲得
最大距離の移動を行うと1日200回までの『広告視聴』が可能になり、1回の『広告視聴』で100マイルを獲得できる。
200×100で1日20,000マイル=200円相当を稼ぐことが出来る。
歩数によるマイル獲得
最大歩数を歩くと、1日60回までの『広告視聴』が可能になり、1回の『広告視聴』で60マイルを獲得できる。
60×60で1日3,600マイル=36円相当を稼ぐことが出来る。
移動距離の方が効率的にマイルの獲得が出来ることが分かると思う。
この理由から『垢BANを受けた方』は位置偽装で距離を稼いで毎日最大数の『広告視聴』を行ってマイルを貯めていたそうだ。
※『垢BANを受けた方』では名称が長いので、以降本記事では『垢バンマン』と記載する。(悪意は一切ない)
『トリマ』で位置偽装を行った環境と利用期間
垢バンマンはPCとiPhoneを使っての位置偽装を行っていたとのこと。
PCにて利用するソフト
『iFakeLocation』というソフト
iPhoneにて利用するソフト
Lightningケーブルでパソコンと接続するだけ
この環境を用意し、『iFakeLocation』を使って位置偽装を繰り返して移動距離を稼いだとのこと。
ちなみに、『iFakeLocation』はポケモンGOでも利用できるようだが、不正検知がされて垢BANされるようだ。
垢バンマンはこのような位置偽装を『トリマ』にて約2ヶ月程行っていたそうだ。
『トリマ』を位置偽装しながら利用し続けた結果
結論としては、『垢BAN』を受けたとのこと。
『垢BAN』を受けたと理解した際のアプリ上の画面のスクショをもらったので、下記に載せる。
マイルを『他社ポイント(ドットマネー)』へ交換をしようと行った際にこの画面が出てきたようだ。
ちなみに、マイル交換が停止された対象は『他社ポイント(ドットマネー)』だけでなく、『商品交換券』も停止されたとのこと。
貯めたマイルを交換する先がなくなる
マイル獲得に要した時間・手間が一気に無駄になるということだ。
不正をしているのだから当たり前だ
『垢BAN』を受けたアカウントは救済されず
垢バンマンは上記画像に記載ある通り、お心当たりはあるがサポート窓口へ問い合わせを行ったとのこと。
結果、不正アカウントの復旧は行っていない旨の回答をもらい、救済はされなかったようだ。
ただ、『トリマ』のアカウント自体はそのまま利用できるので、『広告視聴』は変わらず出来るのだと。
貯めたマイルを交換することは出来ないので、ただ広告を視聴するだけのアカウントと化すのである。
『垢BAN』を受けてもアカウントの作り直しは可能
垢BANを受けたアカウントのログアウトを行い、新たなメールアドレスでトリマアカウントを作り直すことで、同じ端末で1からやり直すことが出来たそうだ。
『垢BAN』はあくまでも『トリマのアカウント』に対してであり、スマホ端末までの制限は行っていないようだ。
しかし、『トリマのアカウント』を新たに作り直すということは、
- 移動距離を蓄積させるタンク
- 歩数の上限
も初期化されている為、追加・拡張したい場合は交換が必要とのこと。
アカウントが変われば当然である。
不正行為は『垢BAN』の対象
今回の事例は、『iFakeLocation』と『iPhone』の組み合わせで位置偽装をされた方が『垢BAN』になった事例としてまとめた。
不正は排除されることが事例を通して理解いただければ幸い。
ただ、この事例とは違うやり方で不正を行っている場合は、今現在も『垢BAN』されずに利用し続けていられるのかもしれない。
だってランキング上位が獲得しているマイル数は明らかにおかしい。
一般ユーザーが気持ちよく利用できるように、運営が本腰を入れて不正検知・垢BANを進めてくれることを願う。