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【ビジネスカジュアル】スーツスタイル脱却への挑戦【スーツ編】

2022年10月18日

世の中ではビジネスカジュアルが浸透しつつあるが、未だ「仕事着=スーツスタイル」という企業は多いだろう。

我が社もスーツスタイルである。やっとこさ「ノーネクタイが通年許される環境」になった程度。

スーツスタイルは雰囲気を表現するだけで、機能性は一切ない。そこで私は少しでも機能性を求め、靴と鞄はカジュアルにしようと「スーツに合うスニーカー」「スーツに合うリュック」を実践してきた。

ここまでは作戦通り、何も問題なく自然に周りに受け入れられることが出来ている。

「では次は何をする?」として、スーツに手を付けてみる。

ビジネスカジュアルとして、スーツを少しでも楽にしたいと考えている人は、是非参考にして欲しい。

日本人はマイノリティを受け入れにくい

高温多湿な気候の日本において、通年スーツを着る行為は、まったくもって愚行であると私は考える。

なぜスーツを着るか?と問うと、「社会性の保証」という一般サラリーマンに根付いた目に見えない防御を張るためだけである。

ただし、この防御は非常に重要。集団組織で運営される企業内では、マイノリティはマイナス要素が強い。優劣が付く対象を出来るだけ狭めることで、安定した生活を維持している。(言い過ぎかもしれない)

しかし、時代は変わり「いつでも・どこでも仕事が出来る環境」になりつつある現在において、集団に求められた無意味な習慣が不要になってきている。

であれば、何の機能性も無いスーツは脱ぎ捨てるべきである。しかし、いきなり変えるのは度胸が必要であり、波紋を呼ぶかもしれない。その為、私は「スーツに合うスニーカー」と同じで、徐々に変化をさせる作戦を遂行している。

スーツの素材を変えることで、パっと見は違和感無い状態を作ることで、周りに自然と受け入れられる環境を作ることが目的である。

カジュアルだけどパっと見で違和感が無いスーツ

パっと見の違和感が無いことを最重要視するので、スーツの形状を破壊してはならない。

「カジュアル=着心地が楽」として、スーツのカチッとした作りを素材の変更で実現する方針をとった。

一般的にスーツの生地と言えば「ウール」になる。生地自体の織り方によって見た目や特徴が変わるので、デザインが豊富であることと、季節によってラインナップを豊富に作ることが出来る。

見た目の良さからウールが一般的と言われているが、売る立場からすると、多種多様な商品展開の方が良いに決まっている。

きっとスーツ業界が作り出した陰謀だろう(完全に私の思い込み)。

そんな「ウール」は伸縮性があるとは言っても微々たるもの。着ていてすごく窮屈である。良い見た目のスタイルは窮屈であるのだと思うが、今回優先すべきは着心地である。

では、どのような素材を選ぶべきか。ウール以外の一般的な生地は、コットン・カシミヤ・シルク等の天然繊維 が挙げられるが、カジュアル感・着心地を求めると、「ナイロン」・「ポリエステル」の化学繊維が最適であると判断した。

ナイロン素材の特徴

伸縮性と軽さが最大の魅力である。カチッとしたスーツの形であっても着心地が良い。

化学繊維は、天然繊維と比較すると安っぽくなる傾向があるが、ナイロン生地のスーツはその限りではない。

シャカシャカした生地は安っぽさよりも物珍しさが高くなり、スーツなんだけどちょっと違う?という印象を与えることが出来る。

ちょっとおしゃれな人を演じつつ、着心地が良く過ごしやすい環境を作ることが出来る。

ポリエステルの素材

主な特徴はナイロンと同じであるが、決定的な違いは価格感になる。

同じようなスーツであれば、ポリエステルの方が安い。しかし、値段相応の安っぽさが生地に出るので、見た目に特徴がないとチンチクリンな印象を受けることもある。

加工がしやすい素材なので、形状に遊び心を持ったスーツを選ぶことで安っぽさが打ち消され、コスパが高い。

実際に着用しているカジュアルスーツ

現在、ナイロンのスーツ3着 と ポリエステルのスーツ1着 を着まわしている。

ブランド・パターンによって見た目が異なるので、一概に全てがこの通りとはならないが、参考として着用イメージを掲載する。

ナイロン素材のスーツ(黒)

ポリエステル素材のスーツ(黒)

ナイロンのスーツは、カチッとしたハリのある形状をしつつ、生地の柔らかさと軽さが伝わると幸い。

ポリエステルのスーツは、柔らかい生地でジャージのような感じだが、しっかりとスーツの形状は保っている。

ウールとポリエステル混合スーツ

一般的ながっちりとしたスーツである。固いのよ。

3つの生地のジャケット比較

左から ナイロン・ポリエステル・ウールとポリエステル混合

明らかにウール素材とかっちり感が異なるが、ナイロン・ポリエステルであってもパっと見は違和感が無いことが見てわかる。

それなのに「着心地の楽さ」は雲泥の差。一度着用すると戻ることが困難になる。

肩パッドがないので、ハンガーにかけた際にはダルっとしてしまうが、着用時は気にならないし、これが楽なのよ。

ちなみに私は、ナイロン素材のスーツは色違いで2着・デザイン違いで1着保有している。

ナイロン・ポリエステル素材は、冬場でも寒くないのか

ナイロン・ポリエステル素材のスーツは、ウールのような保温性が無いので、ぶっちゃけ真冬は寒い。

けれども、ここは化学・技術の進化の合わせ技により、無問題となる。

電熱ジャケットを利用する

この合わせ技により、寒い屋外は電熱ジャケットの力で暖かく、暖房が効きすぎて暑すぎる傾向がある屋内は涼しく快適に過ごせる。

今のところこの組み合わせで不便無し。むしろ超快適!!

「化学繊維と現代技術の融合」はお勧めである。

電熱ジャケットに関しては、別で記事にしているので、興味があれば読んでもらいたい。

スーツ・電熱ジャケットのお勧め品

既に通販などでは販売されていない・在庫が切れてしまっている商品だったので、参考として掲載する。

ナイロン素材スーツ

THE SHOP TK <CORDURA(R)>ムービングジャケット

THE SHOP TK<CORDURA(R)>ムービングスラックス

THE SHOP TK【NO MORE 映画泥棒コラボ/CORDURA®】ナイロンジャケット

THE SHOP TK【NO MORE 映画泥棒コラボ/CORDURA®】ナイロンパンツ

ポリエステル素材スーツ

GU の商品だが、名称不明。

実店舗で購入したが、会員アプリも使わなかった為、購入履歴もなく。

上下で1万円しない程度。

GU のスーツは入れ替わりも早いので、今後も良いものが見つかれば迷わず購入していくと思う。

気づかれても違和感なし

今現在、上記で紹介したナイロン・ポリエステル素材のスーツをオフィスで着用していても、誰もコソコソ話をしていることはない。

ありがたいことに、「その素材なに?」・「よく見るとラフだね」・「オシャレさんじゃん」という反応をもらっている。

楽な素材のスーツを着ることで、マイノリティ扱いされていないということだ。

あくまでも形状はスーツというのがポイント

これが「カーディガン」・「襟無しジャケット」等であれば、同じ反応ではなかったと思う。

これで違和感なく楽な格好の第一ステップは達成した。次はワイシャツをTシャツ・ロンTに変えることが出来るのかにチャレンジをしてみたい。

ワイシャツからも脱却することが出来れば、私の中のビジネスカジュアルは達成だ。

ワイシャツのハードルは高いが、何か良いものがないかを模索するところから始めてみる。

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