記事内に広告が含まれています イヤホン ガジェット・通信

【SOUNDPEATS Mini Pro HS レビュー】ハイレゾ・LDAC対応のコスパ最強イヤホン

2022年11月22日

日本では2022年11月23日(水)発売となる「Mini Pro HS」をSOUNDPEATS社さんより事前提供してもらったので、使用感をレビューする。

私自身がメインで利用している「Anker Soundcore Life P2 Mini」との比較を交えながら記載する。

「高品質・イコライザー調整可能なワイヤレスイヤホンが欲しい人」・「でも価格はなるべく抑えたい人」は是非参考にして欲しい。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の良い点・悪い点

結論を先に述べる。

SOUNDPEATS Mini Pro HS は通常価格7,980円となり、1万円を切る価格設定でありながら、確かなハイレゾ音質を実現したコスパ最強商品だ。

created by Rinker
SoundPEATS(サウンドピーツ)

期間限定ではあるが、Amazonでの20%OFFクーポンと下記クーポンコードを併用することで、

通常価格:7,980円
クーポン併用後価格:5,985円

という価格になる。金額設定がある意味狂っている商品。

クーポンコード: MNPHSBKBLG05 (有効期間2022/11/23 00:01 ~ 2022/11/24 23:59 まで)

迷ったら即購入と言い切れる優れた商品であるが、一般サラリーマンとして電車通勤時に利用した際に「気になる点」もあったので、良い点・悪い点を簡単に列挙する。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の良い点

  • ハイレゾ・LDACに対応した高品質・パワフルなサウンド
  • この価格帯でイコライザの個別・自動調整が可能
  • ノイズキャンセリングの効きが抜群
  • 小型ながら十分なバッテリー容量

SOUNDPEATS Mini Pro HS の悪い点

  • 音飛びすることがある
  • タッチ操作に曲戻しが無い

となる。

音飛びだけは使用環境により異なる部分があるので、そこが影響しなければ「高音質ワイヤレスイヤホン」の入門機器としておすすめしたい一品である。

SOUNDPEATS Mini Pro HS のパッケージ

パッケージは Mini Pro と同じ感じ。女性の服装と品名が変わった。

中身はケース・本体・充電用USB-Cケーブル・イヤホンアダプタ・交換用イヤーピース・取り扱い説明書類。

SOUNDPEATS Mini Pro HS のケース・本体

本体収納・充電するケースは非常にコンパクト。

同じくコンパクトが売りの「Anker Soundcore Life P2 Mini」と比較をしても、一回り小さい。

下記画像の左側:SOUNDPEATS Mini Pro HS 右側:Anker Soundcore Life P2 Mini

SOUNDPEATS Mini Pro HS」の方がケースも薄いので、ポケットに入れて持ち運ぶにはちょうど良いサイズ感。

サイズ感は「SOUNDPEATS Mini Pro HS」の圧勝である。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の特徴と感想

製品の特長の詳細は公式ページを確認してもらうとして、概要と実際に私が使ってみて感じた感想をまとめる。

公式の商品紹介ページは下記。

ハイレゾ・LDAC対応

SOUNDPEATS Mini Pro HS」の最大の特徴。

ハイレゾ音源再生・LDACコーデックに対応したワイヤレスイヤホンである。

LADCコーデックにも対応しているので、最高に良い音で音楽などを聴きたい人には最適なスペック。

ただし、ハイレゾは情報量が多くなるため、普段から音楽をSpotifyやApple musicで聴いている人はハイレゾ音源での再生は出来ないので注意が必要。Amazon Music Unlimitedを利用している人であれば、手軽に恩恵を受けられる。

LDACコーデックも同様に対応した機器でないと再生が出来ないので同様に注意が必要。スマホで再生する場合、Android端末のみ 且つ 対応機種である必要がある。

ハイレゾ・LDAC対応の感想

率直な感想として中低音がかなり迫力あるサウンドに聞こえるといった感じだ。

良くも悪くもフラットな平均点イヤホンの「Anker Soundcore Life P2 Mini」と比較して、

  • そもそも音の広がりが全く違う(映画館サウンド)
  • この曲はここまでベース音が多かったんだと気づく
  • 低めのピアノの音がきれいに聞こえる

というような違いがあった。

通常価格7,980円、クーポンやセールを活用すれば5,000円台で買えてしまうワイヤレスイヤホンで、「ここまでの音質が出せるのか」と驚いた。

音質に関しても「SOUNDPEATS Mini Pro HS」は「Anker Soundcore Life P2 Mini」に圧勝である。

ハイレゾ・LDACを経験したことが無い人の「入門・エントリーモデル」として使ってみて欲しい一品。

アプリでイコライザー設定

「SOUNDPEATS Mini Pro HS」 は「SOUNDPEATSアプリ」を利用することで、イコライザ・ノイズキャンセリング・ゲームモード等の設定が可能になる。

イコライザーは手動設定が可能で、周波数帯域毎に設定値を決めることが出来る。

更に面白いのが、「アダプティプイコライザー」という機能で、聴力検査のようなことをして「自分の耳に最適なイコライザー設定」を作ってくれる。

テストが完了すると、周波数帯ごとのイコライザー設定が表示される。これがおじさんの聴力検査結果だ。

アプリでイコライザー設定の感想

個別設定はきちんと設定値が反映しており、こだわる人は楽しめる機能である。

「こだわってみたいけど、どう設定したらよいかわからない」という人には、「アダプティプイコライザー」の機能がすごく良い。

私も「アダプティプイコライザー」を使って設定してみたところ、今までより良く聞こえるようになった音程が出てくるなど、変化を楽しむことが出来るようになった。

ただ、聴くジャンルによっては、「アダプティプイコライザー」の設定が悪く影響する(私の場合はこもった感じ)場合もあったので、まだまだ研究が必要かとは思った。

ちなみに、「イコライザーにはこだわらない」という人にはプリセットの設定もあるので、そちらを活用することで気軽に良い音が体感できる。

この価格帯でイコライザーが弄れることが本当にすごい商品だと思う。

Anker Soundcore Life P2 Mini」は3パターンのイコライザー設定を選ぶことは出来るが、個別の調整は出来ない。

同じような価格帯・サイズ感のワイヤレスイヤホンとして、イコライザー設定も「SOUNDPEATS Mini Pro HS」が「Anker Soundcore Life P2 Mini」に圧勝だ。

アクティブノイズキャンセリング

SOUNDPEATS Mini Pro HSのノイズキャンセリングの機能は、逆位相の音を重ねて周囲の音を打ち消す「アクティブノイズキャンセリング」を採用している。

更に「アクティブノイズキャンセリング」の中でも、フィードフォワード方式とフィードバック方式両方の利点を組み合わせた「ハイブリッド方式」なので、高い技術力とコストが掛かるはずである。

それをこの価格帯でリリースしてくるところが、数々の「コスパ大賞」を受賞するメーカーならではのところだ。

公式ページより引用

アクティブノイズキャンセリングの感想

実際に空気清浄機・扇風機による風切音を作って確認をしたところ、しっかりと遮断してくれた。

音楽を流した場合、一切外部音が聞こえないと言っていいほどである。

今回比較対象としている「Anker Soundcore Life P2 Mini」にはノイズキャンセリング機能がそもそも無いので、その違いに驚きを感じる。

「SOUNDPEATS Mini Pro HS」のアクティブノイズキャンセリングは超優秀!!

バッテリー容量

カタログ値にはなるが、「SOUNDPEATS Mini Pro HS」の再生可能時間は

8時間(充電ケース併用28時間)

である。

小型だが「SOUNDPEATS Mini Pro HS」よりも一回り大きい「Anker Soundcore Life P2 Mini」が

8時間(充電ケース併用32時間)

となるので、ほぼ同じと言ってよい。

日常遣いで全く問題が無いバッテリー容量なので、使い勝手も抜群だ。

SOUNDPEATS Mini Pro HS の悪い点

ここまで「SOUNDPEATS Mini Pro HS」の良い点に着目して紹介を行ってきたが、実際に利用してみた感想としての悪い点も2つ挙げる。

音飛びすることがある

使用環境によるので一概には言えないが、私の利用した環境では「音飛び」が気になる程度に発生した。

特に、東京駅構内では必ず発生する事態だ。

普段利用している「Anker Soundcore Life P2 Mini」では、まったく発生していない状態。

Bluetoothのバージョンは共に5.2なので、規格に違いが無いとなると、謎の事象である。

LDACだからか?とも思ったが、LDACに対応していないiPhoneで利用しても同じだったので、単純に私の利用環境で電波干渉が多発している箇所があるのかもしれない。

ただ、「Anker Soundcore Life P2 Mini」では発生していないので、接続面では「SOUNDPEATS Mini Pro HS」は劣った結果だ。

タッチ操作に曲戻しが無い

これは「SOUNDPEATS Mini Pro HS」に限った話ではない。

SOUNDOPEATSのイヤホンはタッチ操作に「曲戻し」が割り当てられていない機器が多いようだ。

SOUNDPEATS社は後戻りしないという意思表示なのだろうか!!

「次の曲」のタッチ操作があるのならば、「前の曲・曲戻し」も割り当てて欲しいところだった。

という2点が悪い点となる。が、たった2点だけとも言える。

SOUNDPEATSのイヤホンは、アプリを経由してソフトウェアアップデートが提供される。

音飛びなどがアプデで改善すると、曲戻し以外はほぼ完ぺきなワイヤレスイヤホンに進化する可能性がある。

SOUNDPEATS Mini Pro HS 使用感のまとめ

通常価格7,980円でハイレゾ・LDAC対応・アクティブノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホン。

どの機能も質が良く、良い意味で期待を裏切る「コスパ最強のワイヤレスイヤホン」といって過言ではない。

ハイレゾ・LDACの組み合わせで音楽を聴くと、「こんなにも聞こえる範囲・音が変わるのか」と感動した。

私自身、そこまで音にこだわりまくる人種ではないが、ハイレゾ音源で音を聴くことの楽しさを教えてくれた一品になった。

本文中にも記載したが、

ハイレゾ・LDACを経験したことが無い人の「入門・エントリーモデル」

として非常に最適なワイヤレスイヤホンだ。

今回、SOUNDPEATS社さんより 2022/11/23 00:01 ~ 2022/11/24 23:59 まで利用可能な「5%OFFのAmazonクーポンコード」を発行してもらった。

クーポンコード: MNPHSBKBLG05

下記Amazonのリンク先に存在する20%OFFクーポンと併用が可能。

created by Rinker
SoundPEATS(サウンドピーツ)

通常価格:7,980円
クーポン併用後価格:5,985円

となる。

5,000円台で買える高品質ワイヤレスイヤホン。

クーポンの併用後価格は、Amazonブラックフライデーよりも安く設定されているようなので、試してみたい人は是非活用して欲しい。

ハイレゾ・LDAC対応・アクティブノイズキャンセリングってマジですごいよ。

-イヤホン, ガジェット・通信