蒸れない、軽い、音がいい。しかも高機能。
オープンイヤー型のイヤホンを探しているなら、SOUNDPEATS Chasersは有力候補になる。希望小売価格が1万円を切る価格帯の中では装着感・音質が群を抜いている。
VGP2025金賞の肩書きは伊達じゃない。オープンイヤー・開放型の「理想形」といえる完成度を体感した。詳細をレビューする。
SOUNDPEATS Chasersの概要
SOUNDPEATS Chasersは、オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンである。耳をふさがない開放構造により、周囲の音を遮断せずに使用できる仕様となっている。装着方式は耳掛け型で、本体の約90%に液体シリコン素材を採用し、柔軟性と耐久性を両立。イヤーフック部分には0.7mmの形状記憶合金を使用しており、メガネやマスクとの併用にも対応する。
重量は片耳あたり約9.5gで、軽量設計。ドライバーは18×11mmの新設計ダイナミックドライバーを搭載し、従来の円形ドライバーに比べて音の広がりや定位感の向上を図っている。Bluetoothバージョンは5.4で、SBC / AAC / LDACコーデックに対応。LDACによるハイレゾ相当の高音質再生が可能。
音質調整機能として、専用アプリを通じてダイナミックEQに対応。楽曲ごとに周波数特性を自動で最適化する機能を搭載している。通話機能としてはAIノイズキャンセリング機能を備えており、風切り音低減機構も搭載。マルチポイント接続に対応しており、スマートフォンとPCなど複数デバイスと同時に接続可能。
バッテリー性能は、10分間の充電で約1.5時間の再生が可能。満充電時の再生時間は本体のみで約10時間。充電ケースとの併用でより長時間の使用が可能となる。
本製品は、2025年の「VGP(ビジュアルグランプリ)アワード」において金賞を受賞しており、製品としての基本性能および設計品質が第三者機関により評価されている。希望小売価格は税込9,680円。
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外観
光沢のあるケースに金色のブランドロゴが高級感を演出し、シンプルながらも上品なデザインに仕上がっている。
ケースを開けて本体を取り出したイメージ。本体もシリコン素材の黒色と合金部分の金色が絶妙に調和し、高級感が漂う。
2023年12月に発売された同じオープンイヤー型モデル「GoFree2」との比較。左が「Chasers」、右が「GoFree2」。ケースのサイズはほぼ同等だが、本体は「Chasers」の方がコンパクトになっている。それにもかかわらず、搭載されている機能や仕様は向上しており、設計技術の進歩が見て取れる。
装着イメージ
実際に装着した状態が下の写真。耳に自然に沿う形状で、安定した装着が可能。片耳約9.5gと軽量で、装着時の負担はほとんど感じられない。
眼鏡との併用にも配慮された設計とのことで、実際に装着して確認した。耳にかける部分が細く、フレームとの干渉は見られなかった。長時間の装着でも圧迫感や痛みは生じなかった。
外観や装着感に関しては、全体として高い完成度を備えている。一方で、ケースの蓋はやや開けにくい構造となっている。光沢仕上げのため指が滑りやすく、開閉時に手間取ることがある。ケースの質感については、「GoFree2」の方がマットで開けやすい印象を受けた。
以降で実際に使ってみた感想をレビューとしてまとめる。
開放型ならではの快適性と安全性
蒸れ知らずの装着感
- 夏の暑さにも強い。耳の穴を塞がないから、熱・湿気もこもらない。
- 耳に引っ掛けるだけ。圧迫感ゼロ。
- 装着しているのを忘れるレベル。片耳たったの9.5g。
よく夏前にリリースしてくれた!!と言いたい。
周囲の音を遮らない安心感
- ランニングや散歩でも周囲の音がしっかり聞こえる。
- 駅やバスのアナウンス、誰かの呼びかけも拾える。事故リスクも低減。
- 自転車乗車中であっても、周囲の音がちゃんと聞こえるので違反にならない(自治体によりルールが異なるので事前確認が必須)。
かつては「ノイズキャンセリングの強さ」が重視される傾向にあったが、近年は周囲の音が聞こえないことによる安全面でのリスクが認識されるようになってきた。これに伴い、移動時の使用においてはオープンイヤー型イヤホンを選択するユーザーも増加している。
清潔さという正義
- 耳の中に触れない。だから汗にも湿気にも強い。
- 耳トラブルに悩まされている人にこそ使ってほしい。
カナル型イヤホンに見られる蒸れや圧迫感といった課題は、本製品では構造上発生しにくい。特に湿度の高い日本の気候においては、耳をふさがないオープンイヤー型が適した選択肢となる可能性がある。
耳に“乗せているだけ”なのに外れないフィット感
構造の9割近くに液体シリコンを採用。触れた瞬間に違いがわかる。
0.7mmの形状記憶合金を使ったイヤーフックが、メガネやマスクとの相性も良好。
通勤・運動・会議。どんな場面でもしっかりフィット。まさに“装着感ゼロ”。
前モデル「GoFree2」も十分なフィット感を備えていたが、「Chasers」では装着時の安定性や軽さがさらに向上している。構造と素材の改良により、装着感において一段階高い快適性が実現されている。
LDAC×大型ドライバーで、音質もガチ
LDACでワイヤレスなのにハイレゾ
- 有線レベルの高音質。音がクリアで立体的。
- 繊細な表現までしっかり出る。ジャズやクラシックとの相性も◎。
私が保有するAndroidスマホで接続をコーディックを確認したところ、下記イメージの通り「LDAC」で接続されていた。
18×11mmの新設計ドライバー
- 従来の円形より広がりがあり、定位感も向上。
- 高音〜低音までクセがなく、自然に鳴る。
- ドライバーが耳に近いことで、低音がしっかり届く。
オープンイヤー型の特性上、音が耳に直接届かない構造のため、音質にやや軽さを感じる傾向があるが、「Chasers」は中音域の再現性が高く、静かな環境で使用した場合にはカナル型イヤホンと比較しても遜色のない音質が得られた。
ダイナミックEQで自動チューニング
- アプリ内のダイナミックEQが、曲ごとに音を最適化。
- 低音重視の曲では、しっかり重低音が効いてくる。
オープンイヤー型は音が外部に抜けやすい特性があるが、「Chasers」では音源の特性に応じて特定の帯域が強調される設計となっており、楽曲によっては主要なパートが明瞭に聴こえるよう調整されていると感じた。
日常使いを意識した機能性
- AIノイキャン搭載で通話がクリア。屋外でも使いやすい。
- 風切り音対策あり。ジョギング中でも雑音が気にならない。
- スマホとPCの同時接続が可能。テレワークにも対応。
- 10分の充電で1.5時間再生。急ぎのときでも安心。
常時装着を前提としたオープンイヤー型の特性に合わせ、日常使用に適した機能が多数搭載されている。
音質の信頼性は“受賞歴”が物語る
日本最大級のオーディオアワード「VGP2025」で金賞受賞。
音質・品質・使い勝手。そのすべてがプロから評価されている。
同様に過去金賞を受賞したオープンイヤー型だと「Shokz」製のモデルもあるが、あちらは2万円近い価格設定。半額で受賞した「Chasers」、恐ろしや(笑)
まとめ|開放型イヤホンの正解がここにある
SOUNDPEATS Chasersは、開放型イヤホンに求められる要素をすべて押さえている。
蒸れない・軽い・安全・ズレない・音がいい・機能充実。
それでいて価格は税込9,680円。コスパも優秀。
ランニング用、通勤用、テレワーク用として。
1台あれば、たいていのシーンはカバーできるはず。
開放型の快適さと音質を両立したい人は、迷わず手に取っていい。
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最終価格:6,970円
(通常価格:9,680円)
※最終価格はあくまで目安となる。時期によって変動する場合有り。
ほぼ30%の約3,000円引きはこのタイミングのみの可能性が高いので、気になったら購入をしてみて欲しい。
本記事はNotebookLMを利用して会話形式の“ながら聞き”動画をアップ中。併せて見聞きしてもらえると幸い。
それでは、良きオープンイヤー型イヤホン生活を!!