今や小学生が授業でパソコンを使う時代。
おじさん世代とは、まったく異なる教育を受けている現代の小学生。
ITの発達によりスマートな生活を行っているのかと思いきや、現代の小学生は時代の変化の間に位置しており、非常に大変な状態である。
何が大変かというと、
荷物が多い!!
これに尽きる。
変わる時代に対して、鈍足すぎる教育機関の方針により、増えるものは増やすが、減らせるものを減らさないのだ。
まだ背丈も小さい低学年を見ていると、不憫でならない。
そんな小学生の実態と悩みをまとめ、解決策となるツールを今回は紹介する。
小学生の子供を持ち、毎日大量の荷物を持ち歩く状況を何とかしたいと思っている人は、参考にして欲しい。
小学生の持ち物はえげつない
最大値を先に提示したほうがわかりやすいので、一番荷物が多いとされる月曜日の持ち物を整理する。
- 宿題で利用した教科書やノート
- 連絡帳類
- 筆箱
- タブレットパソコン
- 水筒
- 上履き
- 体操着
- 給食袋
- コップや歯ブラシセット
この荷物が必需品となり、授業の時間割によっては、
- 絵の具
- 習字
- ピアニカやリコーダー
- 図書館で借りた本
等が更に追加となる場合があるのだ。
ランドセルの中には、必需品の①~④を入れるだけに容量がいっぱいになる場合もあり、サブバッグが当たり前に必要な状態となっている。
手提げバッグを持ったり、肩掛けバッグを掛けたり、両手に大荷物を抱えていたりと、通学という行為が不憫でならない。
何故こんなに大荷物なのか
何故現在の小学生の方が、おじさん世代が小学生だった頃より荷物が多いのか?
それは、「ITの発達の中途半端な受け入れ」と「教育と設備のギャップ」が原因である。
具体的な例を挙げると、
タブレットパソコンと教科書の併用
GIGAスクール構想により、小学生からパソコンを利用した教育がスタートしたり、コロナ禍によりオンライン授業を実施するなど、教育にITを利用することが必須となったのが現代である。
この変化は非常に良い発展であるが、荷物に焦点を当てると、ただただ大変な状態なのである。
パソコンだけで授業が出来れば何ら問題は無いのだが、変革が始まったばかり故に教科書の併用が当たり前という事態は変わっていないからだ。
おじさん世代の時の荷物と比較し、単純にタブレットパソコンが必須荷物に追加されているのだ。
しかもこのタブレットパソコンが、薄型や軽量化された機種ではなく、最も製造コストが安い1.2~1.5kgほどある機種。
授業や宿題でパソコンを利用するので、必ず毎日持ち歩きをすることが必須でありつつ、必要な教科書も持ち運ぶ必要がある。
あまりの荷物量により、使わない教科書は置き勉が許されている学校も増えたようだが、それもかなり酷な荷物量だ。
絵の具や習字は家で洗う
おじさん世代であれば、絵の具や習字セットは、学校に置きっぱなしで、学期末ぐらいしか持ち帰る道具ではなかった。
しかし、現代の小学生は使う日に持っていき、その日に持ち帰る必要があるのだ。
理由は「使い終わった後、道具を学校で洗えないから」である。
洗えない理由は学校毎に異なるのかもしれないが、
- 水道が絵の具で詰まる
- 全員が短時間で洗えるだけの水道がない
というのが主な要因になるようだ。
だから使ったら持ち帰る。
そりゃ荷物は増え続けるよね。
これは極端な私の意見だが、学校で洗える設備が無いと言うのであれば、授業として成立していないので、止めてしまえば良いと思う。
義務教育で必要な授業であるのならば費用を投じてでも設備を整備すべきである。
それが出来ないのであれば、止めるという選択肢を持つのも教育機関の大事な判断なのではないのかと叫びたい。
中途半端な大人の事情に巻き込まれた小学生
上記までで記載した「ITの発達の中途半端な受け入れ」と「教育と設備のギャップ」により、現代の小学生は大荷物を抱えて通学を行っているのだ。
重さにして5キロ以上。酷い時は7キロもあると言われる通学時の荷物。
こんなものを抱えて登下校で歩き、身体に異常が出ないわけがない。
更に年々辛さが増す温暖化の影響により、外を歩くことさえも危険な日がある状況。
大荷物を持ち歩くことの危険
ここまで荷物の多さについて言及してきたが、実態は減らせない状況故に、文句ばかりを言っても何も解決しない。
この荷物の多さで私が最も危険だと思うことは、
ランドセル以外に大きな手提げを掲げたり、両手に荷物を持って歩くこと
である。
これは大人であっても推奨されない行動であり、実際に教員は行っていないのに、子供には強いるのである。
- 両手に荷物を持っている状況でつまずいたら・・・。
- 大荷物を抱えるのはそれだけで体力を消耗するし・暑い。
- 肩がけバッグにより身体バランスを崩す。
少し考えただけでも、危険しか無いことが理解出来るはずである。
もうこの状況は保護者が解決策を模索するしか無いのが現状である。
何とかして両手を塞ぐことなく、体のバランスを崩さずに大荷物を持ち歩ける方法は無かろうか。
サブバッグを検討して実際に子供に使ってもらった結果、最高の一品に出会えた。
そして、子供からも「大荷物が楽になった」という感想をもらえたので、この機会に紹介をしたい。
大荷物をバランスよく持ち運べる「ランバ(Ranba)」
大荷物を持って通学する場合におすすめするサブバックは「ランバ(Ranba)」という商品である。
ランドセルバックの略でランバと呼ぶが、ランドセルアンダーバックから由来が来ていると思ったほうがわかりやすい。
実際にイメージを見てもらったほうがわかりやすいので、公式ページの画像を引用すると、
このように、ランドセルの下(アンダー)に取り付けるバッグなのである。
この形状の何が優れているのかというと、ランドセルの真下に荷物が収まることで、荷物の荷重も真下になるということだ。
他の製品と比べるとわかりやすいのだが、
ランドセルの上に更にリュックを背負うような製品と比較すると
- 後方に重さがかかり過ぎて転倒するリスクが少ない。
- 荷物が大きく飛び出さないため、回りへぶつかるリスクも軽減。
となり、真下に収まることが利点がイメージできる。
ランドセルの左右に取り付ける製品との比較すると
- 左右に異なる荷物を入れることにより、重さのバランスが異なってしまうことがない。
- バッグの幅が左右に広がらないので、回りにぶつかるリスクが軽減。
となり、こちらも真下に収まることが如何にして良いことなのかを理解してもらえると思う。
実際に子供のランドセルに取り付けたイメージ
毎日ヘビーに使っているが、頑丈な作りでヘタることも無いので、安心して使わせれる。
取り付けたイメージ
横からのイメージ
吊し上げたイメージ
左右のベルトを引っ張って密着させれば、ランドセルと一体化したような状態になり、安定して持ち運ぶことが出来る。
サブバッグの欠点が全て解決した理想的な仕様と言って、過言ではない!!
収納力も抜群(大容量)
ランバ(Ranba)を利用すれば、ランドセルに入り切らない
- 水筒
- 上履き
- 体操着
- 給食袋
- コップや歯ブラシセット
等は余裕で収納が出来る。
流石に絵の具や習字セットまでは無理であるが、月曜日の必需品がランドセル+ランバ(Ranba)で収まる。
これにより両手が塞がることも無いし、重さでバランスを崩すこともなく通学が出来る。
こちらも公式のイメージを見てもらうとわかりやすいので引用する。
大量の荷物を両手に抱えていた子供達が、
非常にスッキリした姿に変貌を遂げている。
心なしか気持ちも前向きになっているのが、イメージから伝わる(笑)
荷物をランドセルの真下に収納するという発想は本当に素晴らしい。
ランバ、おすすめである。
学校で斡旋してもらいたいくらいの商品
小学生の「荷物を減らすことが出来ない」・「ランドセルは必須」という現状を変えることが出来ないのであれば、荷物を少しでも楽に、安全に運べる方法を推奨して欲しい。
その結果、ランバ(Ranba)の形状・仕様が最も優れていると判断できれば、学校が割引で買えるように斡旋をするなどの施策をして欲しい。
ランバ(Ranba)は最高とおすすめをするが、最新のVer.4は少し値が張るとは思う。
また、素材的に6年間使えるとは言い切れず、買い替える可能性がある商品なので、できる限り割安で買いたいものだ。
現時点ではこれ以上のサブバッグは無いと言い切って良い程、アイデアに優れた商品であるので、学校関係者の方は検討をしてもらいたい。