タブレットは、ちょっとした動画視聴やWEB閲覧を行う人には持っていて便利な一品。
また、文庫や漫画を読むに適したサイズ感でもあるので、一家に一台もしくは、一人一台あっても良い時代である。
ただ、タブレットの代表格であるiPadが残念ながら値上げをしてしまった都合、気軽に購入することが出来ないガジェットとなってしまった。
そんな状況下ではあるが、Androidタブレットは元気いっぱいだ。
ただし、様々なメーカーが新機種をどんどんリリースしており、価格もピンキリであることから、何を選んだらよいかわからないほどだ。
今回、動画視聴・WEB閲覧や読書だけでなく、ライトゲームも行う人向けに最適・高コスパのタブレットをレビューする。
N-One NPad Plus 10.4インチタブレット という中華Androidタブレットである。
ライトユーザーでお金に余裕があれば無印iPad一択
これからAndroidタブレットのレビュー記事をまとめていくのだが、最初に大前提の知識を述べておきたい。
タブレットでiPadに勝るものは無い!!
言い過ぎと捉える人がいるかもしれないが、一般的な意見として受け入れて欲しい。
動画視聴・WEB閲覧・読書・ゲーム、どれをとってもiPadの方が描写・動きが良い場合が多い。
無印iPadでも圧倒的な出来の良さなので、お金に余裕がある人はiPadを選ぶことをおすすめする。
しかし、Appleは2022年7月に各商品を値上げしたため、iPadはより手が出しにくい価格帯になってしまった。
無印 第10世代 68,800円(税込)から。
一つ前の 第9世代でも49,800円(税込)からとなり、安いPCが買えてしまうほどである。
値上げ前までは、無印第9世代が39,800円(税込)からだったので、タブレットはiPad一択だった。現在は高すぎる!!
コスパの高いタブレットはAndroidタブレット
iPadは性能が良いが高すぎる。
また、動画視聴・WEB閲覧・読書を用途とするならば、オーバースペックであることも事実。
そんなジレンマの解決策となるのがAndroidタブレットである。
コスパ最強は「Amazon Fireタブレット」だが
ライトユーザーに「おすすめの安いタブレットは?」と聞かれたら、Amazon Fireタブレット と今までは答えることが出来た。
プライムデーやタイムセール祭りを活用すると、Amazonデバイスはありえない価格で購入できる。
セール活用が大前提だが、これ以上のコスパ最強タブレットは無い状態だった。
しかし、最近はAmazonデバイスも値上げ傾向
物価上昇によりAmazon Fireタブレットも値上げをされたような価格設定になってしまった。
例えば私が保有している「Fire HD 10 Plus タブレット 10.1インチHDディスプレイ 32GB スレート」であれば、通常18,980円。
タイムセール祭りにて12,480円で購入出来たのだが、現在は通常22,980円と4,000円も値上がり。
次のタイムセールで過去の最安値に近しい金額になることはないと思われる。
狙うは中華タブレット
ファーウェイ(HUAWEI)・レノボ(Lenovo)・TECLAST・CHUWI 等、実はタブレット市場の老舗メーカーは中国が大半を占める。
しかし、老舗メーカーのタブレットは性能そこそこでも価格が高い。(TECLASTは安価品も有り)
「この値段なら少し頑張ってiPadを買う」状態が長年続いてきたのだが、Appleの値上げと新興メーカーの台頭で市場に変化が起こっている。
N-One・Blackview・ALLDOCUBE・(+TECLAST)といったメーカーから、超低価格でライトユーザーには必要十分な性能のタブレットがリリースされてきたのである。
今回はその中でも2万円を切る価格だが、性能が頭一つ抜けていた N-One NPad Plus 10.4インチタブレット を購入したので、実態をレビューする。
N-One NPad Plus の概要
タイミングによっては、更に割引可能な割引コードの利用も可能。
割引コード:NPLUS2000
10.4インチのタブレットで、8コアCPUに6GBメモリのスペックを搭載している。
2万円以下の端末でも「8コアCPU」は中華タブレットの主流になりつつあるが、6GBは珍しい。
多くが4GBで構成されており、その上の8GBになるとか価格が2万を超えてくる機種しかない。
絶妙な中間層のスペックが、このN-One NPad Plus 10.4インチタブレットなのである。
※Amazonでは常に値引きクーポンが発行されているので、適用することで2万円以下にて購入可能なタイミング有り。
CPUはFire HD 10 Plus タブレットと同じ
8コアCPUと言っても、Unisoc製なのか、MediaTek製なのか、はたまた王道のSnapdragonなのか、どこかよくわからないPowerVRなのか。
というようにピンキリである。
N-One NPad PlusはAmazon Fire HD 10 Plusと同じMediaTek製のCPUを採用し、モデルもMTK8183となり同じだ。
これ以上の安心感は無い。
メモリはFire HD 10 Plus タブレットよりも大きい6GB
N-One NPad Plus はメモリを6GB詰んでいるので、マルチタスク強いスペック。
Fire HD 10 Plusは4GBなので、差が出るならばここである。
2万円以下の中華タブレットの大半が4GBである中、N-One NPad Plusは頑張っている。
嬉しいGPS内蔵
N-One NPad PlusにはGPSが内蔵されているので、ナビとして利用することも可能である。
ただし、通信のSIMスロットは搭載していないので、Wi-Fi接続を行うことが必須である。
私自身、車のナビは「Yahoo!カーナビ」を利用しており、従来はスマホで動かしていた。
しかし、ナビの画面は大きいに越したことはない。
10.4インチタブレットはナビ利用に適したサイズ感である。
ちなみに、Fire HD 10 PlusはGPSが無いのでナビ利用は出来ない。
N-One NPad Plus の外観・動作検証
外観のイメージ
液晶には保護フィルムが最初から張り付いていたのだが、光沢で指紋が付着しまくりで良くなかったので、別のフィルムに変えている。
裏面にはナビとして利用する際の固定用の丸い鉄板を後付けしている。
Fire HD 10 Plusと比較して性能を確認
単体で動かしてもイメージがわかりにくいので、Fire HD 10 Plusと並べて比較をする。
画面イメージ
左がN-One NPad Plus、右がFire HD 10 Plus
画面の明るさはフィルムの違いと思ってもらいたい。
N-One NPad Plusはアンチグレア 反射防止フィルム。Fire HD 10 Plusはガラスフィルムである。
ベゼルがN-One NPad Plusの方が細い。
ただし、比べれば気づく程度で、そこまで大きな差は感じない。
軽いゲーム
ダダサバイバーをプレイ
左がN-One NPad Plus、右がFire HD 10 Plus
どちらもそこそこの動き。超なめらかとはいかないが、プレイできないほどではない。
しかし、たまにカクツクこともあり、力不足は否めない。
それでもN-One NPad Plusの方がFire HD 10 Plusよりもマシな動きだった。
メモリの差が出ているのかもしれない。
にゃんこ大戦争
下がN-One NPad Plus、上がFire HD 10 Plus
にゃんこ程度のゲームであれば、動作はまったく問題ない。2つの端末の動きの違いも感じなかった。
Antutuベンチマーク比較
左がN-One NPad Plus、右がFire HD 10 Plus
- N-One NPad Plus : 199,181
- Fire HD 10 Plus : 172,075
となり、主にメモリに差が出た結果だ。
CPU-Zの情報
画面を直撮りしているので、細かい字は見えないと思うが、CPUが同じものを利用していて、N-One NPad Plusはメモリをちゃんと6GB積んでいることが確認出来た。
ということで、N-One NPad PlusはFire HD 10 Plusと比較し、メモリの差で動作的に勝る部分があったという結論である。
GPS正確・ナビ利用は快適
ダッシュボードの手前、純正ナビの上のタブレットがくるように設置している。
Yahoo!カーナビを利用しているが、位置情報がおかしくなったことはなく、非常に快適。
スマホ画面で利用していた時と比べ、10.4インチは情報量が段違いで、めちゃくちゃ快適になった。
※純正ナビは地図データを更新していないのでナビとしては使っていない。
タブレットの固定には中華ガジェットを利用
コンパクトなのに磁力が強く、N-One NPad Plusもしっかり固定できている。
もちろん、iPhoneもMagSafeの磁石面で固定可能。
ナビ利用が優秀すぎたので、総合的な評価としてFire HD 10 Plusよりも優れていると判断出来る。
※Fire HD 10 PlusにはそもそもGPSが無いのでナビ利用が出来ない
現時点では価格差も無い状態なので、軽い使い方で安価なタブレットを求めている人には、是非お勧めしたい。
N-One NPad Plus 価格破壊の一品だ!!
タイミングによっては、更に割引可能な割引コードの利用も可能。
割引コード:NPLUS2000