スーツに合うスニーカースタイルを本気で考えてみる のシリーズ記事として一押しのスニーカー『コンバース レザー オールスター クップ OX』を約3年間履き続けた結果の感想・イメージをレビューする。
履き心地・耐久性・見た目の全てが満足いく一足という結論である。
スーツに合うだけではなく、相棒のように長期間履き続けることが出来るスニーカーを探している人は、是非参考にして欲しい。
『コンバース レザー オールスター クップ OX』とは
カジュアルスニーカーの代名詞であるオールスターラインナップの一つ。
素材がレザーであることが特徴で、大人っぽくシックな一足である。
オールスターは靴全体のシルエットが長めになるため、レザー素材の本商品は遠目から見たら完全にビジネスシューズである。
耐久性も高く、1年半を経過した時点での検証では、まったくヘタることなく履ける状態だった。
レビュー記事は下記。
そんな見た目良し、耐久性良しの「レザー オールスター クップ OX」を3年程履き続けた結果を今回レビューする。
購入時~1年半経過までの見た目の変化
購入時
もちろん型崩れはない。細かい傷や色落ちもないこの状態が経年劣化前としての比較対象のイメージだと思ってもらいたい。
3ヶ月経過時点
目立つほどではないが、細かい傷がついてきた。レザー部分は絶妙なしわ感が出てきて、新品感は無くなった。
ただ、全てが良い味をだしており、この時点で長く履けそうなスニーカーと感じた。
私自身が一番最初にダメにする踵もすり減りは最小限となり、強い踵を持っていると評価出来た。
1年半経過時点
3ヶ月経過時点とほぼ変わらない見た目にびっくりした。
もちろん、簡単にだがムートングローブクロスで「履いた後」か「履く前」にふきふきするというメンテはしているが、これほどまでに変わらず維持し続けることが出来るとは思ってもみなかった。
ただ、さすがに踵はすり減った。
まだ穴が開く程ではないが、時間の問題かな?と思う程度の削れ具合だ。
ここまでが過去のおさらい。
約3年経過時点の見た目
3年経過しても、艶感は変わらず&大きな型崩れなくきれいな印象である。
多少レザーの劣化は見られるが、磨いてあげれば全然余裕な状態。
手軽なメンテとしてナイトリキッドを1年前に一回目、1ヶ月前に2回目を塗ってみただけだ。
だが、踵に関してはメンテが難しく、履き続けた結果として削れた状態がイメージからわかると思う。
しかし、まだ穴が開いていない。
歩き方が悪く、踵がすぐ削れる私からしたら、3年履いてまだこの状態は脅威的である。
履き心地の良さから踵が減りずらいのか、単に踵が超強いのか。どちらにしろ最高という評価が出来る。
欠点を敢えて挙げるとすると、インナーの踵部の表面がボロボロになっているという点。
最も摩擦が発生する箇所だし、3年も経過すれば経年劣化する為、正直許容範囲である。
それぐらいしか欠点が見つからない。
まだまだ第一線で戦えるスニーカー
スーツに合わせるスニーカーは、劣化して見た目が悪くなったら交換しなければならない。
足元のだらしなさは意外と目につく。
他のスニーカーは2年程で劣化がみられるため、普段靴として降格させて、新たな使い道で活躍してもらっている。
しかし「レザー オールスター クップ OX」はまだまだ現役・第一線で活躍できる逸品である。
セール等で安価に買えるタイミングがあれば、買い替えることも検討かと思っているが、踵が持てば or 踵の修理をすれば あと数年は履けるかもしれない。
めちゃめちゃ安い訳ではないが、これだけ長い期間履き続けられると考えれば、「最高のコスパ」を持ったスニーカーと言って良いだろう。
スニーカーを探しているビジネスマン、ビジネスシューズライクなスニーカーへの切り替えを検討している人で、何を選んだら良いか悩んでいる人は、検討してみて欲しい。
巷に「レザー オールスター クップ OX」が溢れると被りまくって嫌だが、それも我慢できるくらい良いスニーカー。
それでは、良きビジネスシューズにスニーカー生活を!!