3大キャリアが実施している「iPhoneの投げ売り施策」に対して現在総務省が「激おこ」状態である。
そろそろ案件がなくなる可能性有りと判断し、最善策ではないかもしれないが実質1円でiPhone13を手に入れてきた。
同じことを検討中の人向けの参考として実施したことを記事にまとめる。
2023年1月 iPhoneの一括案件は SE のみが多い
少し前までは iPhone 12 64GB がMNP契約で一括1円なんて案件が沢山あったのだが、現在はiPhone 12の案件は完全に消え(在庫がなくなったか)、一括1円案件は SE 3 64GB のみとなっている。
SEも悪くないのだが、64GBという容量がよろしくない。
はっきり言って現在のスマホ・iPhoneで64GBは使い勝手が超悪い。
複数の重たいゲームを入れたらもうパンパン。写真だって頻繁に退避するか、クラウド活用するしかなくなる。
容量は最低限128GB欲しい。
iPhoneのキャンペーンで最適は iPhone 13
iPhone 13は最低容量が128GBなので、キャリアのキャンペーン端末であっても128GB以上が必ず手に入る。
私は昨年からずーっとiPhone 13の一括案件を待っていたのだが、なかなか良い条件に巡り合わず、年が明けて現在に至った。
約10ヶ月前には iPhone 13 mini を契約しようとして au 総合判断(ブラック)で断念した経緯がある。その時の記事は下記。
このままでは年度末の3月まで待機かなと思っていたが、今現在3月まで待つのは微妙となる「不穏な空気」が流れている。
iPhoneの一括案件が消える!?
- 一括販売で転売ヤーが買い占め
- MNPを伴わない単体購入を拒否る販売店
- ドコモショップが“転売ヤー動員”を“黙認”問題
等の事案により、総務省が「激おこ」で公正取引委員会が覆面調査をするなどの事態が発生した。
その結果、2023年1月現在はキャリアのショップ・家電量販店・出張店舗等でもiPhone SE以外は一括案件がなくなっている。
その代わり転売が出来ない 実質1円・実質23円 等という、2年後に端末を返却することが前提のプランで販売する方式が主流となっている。
先のことはわからないが、今の状況だと年度末の3月まで待っても、一括案件は復活しないかもしれない。
また、実質案件も在庫がなくなれば終了なので、「何も案件がない」ってことが起きるかもしれない。
iPhone は2年返却で乗り換える使い方で良い
今まで一括案件に拘っていたが、よくよく考えるとiPhoneは2年使えばバッテリーも劣化し買い替えをしたくなる。
返却時にまた実質1円2年返却案件があれば、そこに乗り換えて「元の端末は返却」で良い。
このサイクルを維持できれば、iPhoneの端末代金は常に1円や23円で利用できるということ。
一括案件だった場合、買い替え時に旧端末を下取りに出すことで、更に売却益を得ることが出来るのだが、2年程利用した端末の場合、市場価値は微々たるもの。
そこまで一括を待ち続けて機会損失するのもなーと思い、今回実質案件を契約した。
選ばれたのは au でした
今回はヨドバシAkibaにて契約をした。
ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアは若干の違いはあれど、iPhone 13、13 mini の実質1円・実質23円を行っていた。
であれば、どこで契約をしても良いのだが、契約後のことを考えた場合に「au」が一番お得だったので、今回は「au」を選んだ。
他と比較し何がお得かというと、維持費である。
- ドコモは高額なギガプランの契約が必須だが、翌月ahamoへの移行はOK。
- ソフトバンクも高額なメリハリ無制限の契約が必須で、半年間維持しないとブラックリストに入るとのこと。
- auも高額な使い放題MAXの契約が必須だが、翌月UQ mobileへの移行はOKということ。
ドコモの場合、ahamoの20GBで2980円が維持費となる。正直これで十分安いのだが、auはさらに上を行った。
auの場合、UQ mobileに動けば、無料増量オプション適用で5GBならば1628円。20GBならば2,728円。
単純に維持する回線として使うならば、5GBで1,628円は安い方。
更にauの店員さんと交渉の末、もっとお得な維持が出来るとして、最終的にauを選んだ。
もっとお得な維持というのは、自宅のインターネット回線をauひかりにして「スマートバリュー」を適用することである。
自宅のインターネット回線の入れ替えに関しては別で記事にするが、
- キャッシュバックが総額6万円相当
- 既存回線の解約伴う費用は3万円まで負担
という条件に対して、更に「キャッシュバックを上乗せ」してもらうことが出来た。
キャッシュバック案件に関しては交渉を行うことは必須。
仮に失敗しても減額になることが無い話なので、やらないのは損!!
ということで、自宅の固定回線をNURO光からauひかりに入れ替えることにした。
その結果、スマートバリューが適用出来るので、UQ mobileの月額費用は5GBで990円。20GBで2,090円。
わざわざ最低容量で維持回線として運用せずに、メイン回線として利用しても安い。
私はメイン回線のahamoをMNP弾にし、auで iPhone 13 を実質1円で契約した。
au総合判断(ブラックリスト)は1年で喪明け
今回auで契約を決めたが、正直契約が通るまではドキドキだった。
なぜなら私は2021年11月にauに総合判断(ブラックリスト)を受けていたから。
巷の噂では、auは1年で喪明けとなるとのことだったが、正直懐疑的だった。
結果としては、嬉しいことに今回は無事喪明けで契約を行うことが出来た。
au → povo2.0 の移行は総合判断(ブラックリスト)になるので、今回はしないよ。
iPhone 13 を実質1円で2台契約
今回は妻の分も含めたので、合計で2台をゲット。
契約者は私だが利用者を分けることで、本来一人1台のキャンペーンだが、2台手に入れることが出来た。
具体的な契約料金の見積は下記のイメージ。ただし、来月UQ mobileへ移行するので2ヵ月目以降は参考値となる。
初期費用としては事務手数料の税込3,408円が発生。
月額料金は日割り計算になるので、本日契約で1月分は1,061円。
その為、auで発生する費用としては、4,469円となる。
実質4,469円でiPhone 13 128GBが手に入った。
※ちなみに2台目も同じ明細なので、イメージの掲載は割愛する。
購入費用と今後の維持費
iPhone 13 の端末代は実質1円だが、初月の通信費、初期費用含めて計算すると実質4,469円。
翌月はUQ mobileへ移行するので、月額の維持費は20GBで2,090円。
なんかもう、安すぎてごめんって感じ。
もちろんこの維持費には固定回線をauひかりにする恩恵が適用されているが、無い場合でも十分安い。
未だに高額な端末の割賦代金を毎月払っている人、キャリアの高い月額費用を払い続けている人は、見直しの参考にして欲しい。
auから翌月UQ mobileへの移行が問題ないかは検証必要
ヨドバシAkiba・au販売店の店員さんに確認した限り、auから翌月UQ mobileへ移るのは総合判断(ブラックリスト)の対象にはならないとのこと。
ただ、絶対OKという内容ではないので、検証は必要。
今回キャンペーンを使ったことで履歴が残るので、仮に3月末で良い案件が出てきても私の名義では契約させてくれない可能性がある。
これは総合判定(ブラックリスト)とは関係なく、一人1台のキャンペーンとしての制限である。
どうやって確認するかは別途考える必要があるが、本当に問題なかったかどうかを証明出来た場合は改めて報告記事を書く。
私の名義でも利用者が別であればキャンペーンが適用されそうなので、子供を利用者にしてやってみようかとは思う。