安くiPhoneを手に入れたい。
3月は決算月となるキャリア・販売店・代理店が多く、通常より大幅値引き・キャンペーンでスマホ本体を契約出来る場合がある。
昨年2022年は、iPhone12などが一括1円で販売され、お祭り状態だった。
2023年はiPhone13がお祭りの主役になるのでは？と期待していたのだが、３月１週目はまったく動きの無い期待外れ状態だった。
2023年3月の第2週目はどのような動きになったのか。
私自身の備忘録・記録の意味も込めて、現状のスマホ安売り状況をまとめる。
2023年2月末までの状況
2023年2月は、大手家電量販手にはiPhoneの一括販売がほぼ皆無の時だった。
一部 iPhone SE3 64GBが一括9,800円となる売り場はあったが、1円はなかった。
転売ヤー・回線無し販売の拒否等の事案から総務省「激おこ」状態が続いていた。
その為、「もう今年は高値で売買されるiPhoneの一括1円は出てこないのでは？」という噂が広まるほどだった。
実質1円・24円がメイン
一括は出来ないが、2年後端末返却 or 買取となる「実質○円」の販売方法が目立った時期だった。
auなら1円・ドコモ・ソフトバンクは23・24円等、3台キャリアが足並みを揃えた売り方をしてきていた。
全てがこの売り方を主軸とするので、転売ヤーは大人しいが、一般ユーザーの買い替え需要の刺激にはなったようで一部では在庫がなくなって、安売り自体が終了になるのでは？との話まで出てきた次第。
ちなみに、私は総務省が「激おこ」故に「今年はiPhoneの一括案件が出ないかもしれない」・「在庫切れは最悪」と判断し、自らのスマホ端末は1月にiPhone13を実質1円にて手に入れた。
そして維持費を安くするため、翌月UQ mobileへ乗り換えた。
自分が使う分には2年に1回乗り換えをしてまた実質案件を探せばよいと思っているが、子供の端末は出来れば一括が良い。
利用頻度が高い・乱暴に使うから2年後に追加支払い無く返却出来るかが微妙だからである。
実質1円案件は、2年後の返却時の端末状態で、最大22,000円の追加費用を請求されるか、そもそも返却（買取）拒否というケースもある。
自分以外が利用する端末は、自分でコントロールできない故、リスクはなるべく排除したい。
そうなると選択肢は一括○円案件しかなくなるのだ。
2023年3月 1週目の状況
2月末と変わらなかった。
なんなら、2月28日に総務省が「ブラックリストは通信事業法違反」という見解を発表したので、ものすごく静かだった。
ヨドバシ・ビックカメラは実質1円のみ。
ノジマは iPhone SE3 64GB がU22の条件付きで9,800円か14,800円で販売するところがあった程度。
店員さんとの会話したところ、
今はiPhone13の一括1円に関しては、何も話が来ていない
3月2週目も状況は変わらないと思う
という予想とのこと。
3週目・4週目があれば良いという程度。
2023年3月 2週目の状況
さて、今週は期待通りの動きがあったのかどうか。
結論としては、1週目と大差なしである。
むしろ、iPhone SE3 の一括が64GBで14,800円。128GBで24,800円という状況で、条件が悪くなった。
各店舗の状況を簡単にまとめる。
ヨドバシ
- iPhone 13 実質1円や23円（キャリアによって若干の差がある）
- iPhone 13 mini も同じく実質1円や23円
- iPhone SE3 は店舗によって札が無かったりもしたが、64GBで一括14,800円
- 128GBで一括24,800円という価格
先週より高い。その為、店員さんと話をしたところ、64GBならば9,800円でもOKとの回答はもらった。
だが、それでも高い。
2回線同時等の条件付けて1円とか、ヨドバシクーポンでキャッシュバックは出来ないか？と交渉をしたが、9,800円以上の好条件はNGとなった。
その他、Android ならば
- Pixel7 実質1円
- Pixel 6a は一括9,800円
これも2月末と変わらず。
ビックカメラ
- 基本的にはヨドバシと同じ状態。
逆にiPhone SE3 の一括が無い店舗もあった。
昨年末もそうだったが、ビックカメラがヨドバシに勝るキャンペーンを打ち出すことは稀。
店舗を回る時間に限りがあるときは、優先順位は低めで良いと私は考えている。
auショップ
私がMNP弾としてmineo dプラン回線を使うので、auショップでキャンペーンをしそうなところを個別に回っている。
数店舗見てみたが、
- iPhone 13 ・ iPhone 13 min 実質1円
- iPhone SE3 64GB 一括14,800円
という感じ。交渉で何とかなる施策ではなかった。
ただ、ショップならではの発見があった。
このような実質や一括のキャンペーンをあまり知らないユーザーが訪問をしていて、店員に文句を言っていたのだ。
- 実質1円って要は半額でしょ？なんで半額で売るってはっきり書かないの？
- 「実質」って言葉は裏がありそうで信用できない
この言葉、まさしくその通りだよ。
中身がわかっている人間には見慣れた文字の羅列だが、知らない・慣れない人には「意味不明」だと思う。
確かに「実質1円」って書き方は、詐欺みたいに思えるよね。
そんな気持ちを改めて知る機会を得られたことが今週の成果。そう思うしかないほどに、冷めた3月である。
一部のドコモショップ・出張店舗では一括も有り
私が自分の目で見た内容ではないが、
ドコモショップのサテライト店やショッピングモールの出張店では、iPhone SE3 一括1円。
iPhone 14 が実質20,000円という案件もあるようだ。
iPhone 14の案件は一見良く見えるが、騙されてはいけない。
無印14なので、性能は13とほぼ変わらない。
それなのに20,000円を取られるのは、むしろ良くない条件と私は思う。
ただ、ドコモがこのような攻めた施策をしてきているのは、他キャリアが変わる良いきっかけ。
来週（3週目）には、一括案件が出てくることを願う。
それでも iPhone 13 の一括1円はかなり厳しいと私は予想する。
SE3 64GB 一括1円、128GB 一括9,800円で出てこれば良い。
3週目は勝負の週と考え各店舗を回る
2週目も期待外れだったので、3週目も可能な限り週末に店舗を回りたい。
2週目は週の真ん中にも店舗をぶらりしたが、平日にいい案件は一切なかった。
正直週末はお店が混むので、出来れば空いている平日での案件を期待したいが、今年はもうダメだと思う。
3月末ギリギリならば、平日でも案件があるかもしれないが、月末は在庫との戦いにもなる。
その為、私個人の感覚では3週目の週末が勝負どころとしている。
iPhone SE の一括案件はおそらく出てくるだろう。
iPhone 13が一括1円で無くても、19,800円、24,800円あたりで出てきたら、手を出す予定。
来週も店舗巡回を仕事の合間に絶妙にスケジューリングすることで、案件探しをしたいと思う。
それではまた来週。
