今回は新型コロナワクチンの接種に関して、世の中で不安に思っている方がいるかもしれないことに対しての私の体験談を記録する。
内容はAGA治療薬を飲みながらコロナワクチンのモデルナを接種した結果の副反応についてである。
私自身が職場接種で1回目を終えた経過をまとめる。
『AGA治療薬を服用していると、過剰な副反応は起きるのでは?』と気にしている方は、参考にして欲しい。
私のAGA治療薬服用履歴
まずは私のステータスを簡単に書く。
種別:30代後半の男性
AGA治療薬の服用歴:
・フィナステリド1mg(プロペシアのジェネリック薬品) 1錠を2分割し朝晩に服用(半年)
・ミノキシジルタブレット5mg 1錠を2分割し朝晩に服用(約1ヶ月)
基礎疾患:なし
AGA治療薬以外に服用中の薬はなし
こんな履歴である。
コロナワクチンとAGA治療薬の関係
AGA治療薬を服用しながらワクチン接種をしてもリスクはないのか?
ネット上で色々と調べても、やはり答えは出なかった。
そりゃそうだ。誰もが経験したことない事態が今起こっているのだから。
専門医と言う方々が語っている内容は皆同じで、『当日医師に申告して判断を仰ぐ』ことを推奨とのこと。
いい加減な責任逃れ発言。何の為にコメントしているの?と思う次第である。
丸投げされた『当日に予診をする医師』もかわいそうだ。
そんな環境下でAGA治療薬を服用していることを心配そうに相談したら、受けない方が良いと言う反応になるに決まっている。
誰も答えを知らないし初めてのことだからしょうがない。
実際にAGA治療薬を飲んでることを申告することは、裏を返せば『私はハゲです』と公言しているようなもの。しかも職場接種で誰が聞いているかわからない場所で。
ある意味リスクが高すぎる。
私は公言型AGAなので、そこのリスクはないが、接種出来ない事態になると面倒なので申告ナシで接種に挑んだ次第。
ということで、少しでも事例を世の中に残すことで、同じ悩みや不安を抱えている人の参考になればと思い、接種当日から翌日の経過をまとめる。
接種当日の流れと副反応の実態
朝
体温:平熱
AGA治療薬:いつも通り服用
午前中
職場に出社して業務遂行
体温:平熱
13時過ぎ
ワクチン接種(モデルナ)
体温:平熱
痛み:ほぼ無し
以降の午後
職場にて業務遂行
体温:平熱
痛み:ほぼ無し
21時前
退社し帰路へ
体温:平熱
痛み:ほぼ無し
という流れで当日を過ごした。
経過を見てもらうとわかる通り、13時頃のワクチン接種後の副反応は全く何もなかった。
副反応として起こる可能性があるのは熱と痛みというが、どちらも無し。
筋肉注射なのである程度の痛みを覚悟していたが、接種時の注射もインフルエンザワクチン接種の痛みの方が何十倍と痛いし、痛みも残る。
正直拍子抜けをした。
職場接種なので周りの反応も確認出来たが、耳に入った情報を聞く限り、大きな問題がある人はいなそうだった。
ただし、比較的女性の方が痛みを感じる方が多く、接種後に肩が張って痛くなり腕が90度以上は上がらなくなるという方もいた。
私自身はどうか。痛みも肩の張りも当日は一切なかった。
その為、不調になることがあれば、即早退してやろうと思っていたが、当日はむしろ残業を少ししてしまうくらいの結果となった。
後日談だが職場接種の中で体調が悪くなった方が1人いたようだ。プライバシーを考慮し詳細は社内でも公表されずだったので、何が発生したのか全く分からない。
接種当日の帰宅後の経過観察
お風呂に入ったり、横になったりすることで変化が見られるかもしれないと思い、経過を観察した。
帰宅後
体温:平熱
痛み:接種箇所のみ痛みあり
少し肩に痛みが出てきた。腕が上がらなくなるほどではない。
夕食後
体温:平熱
痛み:接種箇所のみ痛みあり
AGA治療薬:いつも通り服用
就寝前
痛み:接種箇所のみ痛みあり
体温:平熱
帰宅後と変わらない状況でそのまま就寝。
寝つきが悪い等もなく、普段通り。
接種翌日の経過観察
朝
体温:平熱
痛み:接種箇所の肩周りが張った感じ。肩が熱を持っている。
AGA治療薬:いつも通り服用
腕が上がらなくなるほどではないが、肩が張っている感じが強くなった。
翌朝になって熱が出ていなければ、副反応で今後熱が出ることはないだろうと思われる。
午前中
職場に出社して業務遂行
体温:平熱
痛み:接種箇所の肩周りが張った感じ。肩が熱を持っている。
朝と変わらず。
以降
体温:平熱
痛み:肩回りの痛み、違和感が1日・2日続いたが、正常に戻る。
AGA治療薬:いつも通り服用
AGA治療薬を服用しながらのワクチン接種結果(1回目)
AGA治療薬は関係なく、一般的にワクチン接種後に起こる反応が発生したのみである。
予期せぬ副反応はなかったので、AGA治療薬の服用しながらの接種は、私個人として『モデルナ1回目の接種』では問題なかったと結論付ける。一つの参考事例として。
私自身が医療従事者ではないので、一個人の体験談でしかないことは理解頂きたい。
しかし、世間として初めてのことで情報がなさすぎる為、今回は参考となる事例として記事をまとめた。
AGA治療薬の服用量や種類によって副反応は異なってくるとは思う為、絶対に安全とは言い切れない。
私自身がこの記事を見た方の責任を取れるわけではない。あくまで自己判断の参考材料として欲しい。
ただ、私個人の結果では問題なかったという事実の発信となる。
今回の記事はここまで。
何よりもコロナ禍が早く終息することを願う。
2回目の接種に関して
約一ヶ月後に2回目の接種を行う予定。
接種結果を同様に参考事例としてアップするので、AGA治療を行う同志の皆様は共に情報交換が出来ると幸い。