私自身が利用して「これは良い」と判断出来た「スーツに合うリュック」を紹介していくシリーズ記事。
今回はアウトドアブランドColeman(コールマン)の定番リュックである「ウォーカー33」をレビューする。
過去の記事にて私が実際に使用し、オススメするリュック一覧でまとめているのだが、この中には無い最新体験製品のレビューとなる。
通勤・通学・アウトドア等、活躍するシーンの多い定番リュック故に、気になる人は是非参考にして欲しい。
スーツに合う(ビジネス利用)にリュック要件
スーツに合う = ビジネスで利用する
としてリュックを選定する場合、さすがに何でも良いとはならない。
スーツに合せて不自然でないという見た目は大前提。それ以外に重要となるのが、ある程度ビジネス利用に適した利便性である。
私自身がビジネスリュックに求める要件をまとめると下記6点になる。
- 形状・色:スーツに合う形状・落ち着いた色
- 背負い心地:軽い・肩を痛めない
- PC収納:ノートパソコン収納・保護があること
- 容量:一泊程度の荷物が入るが、荷物が少ない時に大きさを変えられる
- 機能性:小物・荷物の出し入れがしやすい
- 個性:人と被らない・主張の強すぎない独自性
このポイントにどれだけ合致するかを私は重要視している。
今回レビューする「Coleman(コールマン) ウォーカー33」は全てを網羅するわけではないが、値段を考慮すると十分満足できるリュックである。
詳細を以降で説明する。
Coleman(コールマン) ウォーカー33 とは
Coleman(コールマン)のウォーカーは、サイズ(容量)違いでラインナップされている。
カラーが豊富でシンプルなデザインは、世代を問わず様々なシーンで使えるバックパック/リュック。
多様なファッションにも合わせやすい形と容量はメンズもレディースも問わない人気シリーズ。
その中でも今回紹介する「ウォーカー33」は、最大の容量となっている。
フィールドでもタウンでもたっぷり収納できる大容量の定番バッグパック。
荷物の多いユーザーにお勧め。
という商品説明の通り、ビジネス利用として普段使いだけでなく、出張等の宿泊荷物を入れても余裕の容量を持つリュックである。
容量が多いリュックは普段使いでは大きく使いにくいものが多いが、「ウォーカー33」は再度のベルトにて幅調整が可能なので、荷物が少ない時はベルトを絞ることでスリム化させることも出来る。
大きいのに使い勝手の良いリュック。
Coleman(コールマン) ウォーカー33 の特徴と機能
私がビジネスリュックに求める6つの要件を交えながら特徴と機能を整理する。
形状・色
ウォーカー33はオリジナルカラーとして7色を展開。
私が保有する「ブラック」の他にも個性豊かなカラーがある。
その他にも期間限定カラーやブランドとのコラボモデルもリリースされており、モデルによってまったく違う色合いが楽しめる。
下記はUNITED ARROWS BEAUTY&YOUTHとの別注モデルである。ロゴも含め全体がブラックで統一されたシックな色合いだ。
ブラック系統のカラーであれば、ビジネス利用でもまったく問題が無い色・デザインである。
幅広いシーンでの利用を想定したリュックなので、カジュアル寄りのデザインではあるが、変に装飾していないシンプルな作り故に悪目立ちせずいい感じ。
背負い心地
背面パネルとショルダーベルトにはメッシュ素材を使用している。また素材にはクッション性もある為、肩の負担を軽減してくれる。
下記イメージを見てもらえればわかると思うが、ショルダーベルトにしっかりと厚みがある。
さすがアウトドア用途を考慮した作りだと感じる程に背負いやすい。
素材も軽量化されており、本体重量が約685gという驚異の軽さ。
背負い心地は非常に良い!
PC収納
ビジネスでの利用であれば、ノートパソコンの収納は必須である。
しかし、残念ながらウォーカーシリーズには、PC収納スペースはあるものの、保護材は装備されていない。
別途保護ケース等に入れて持ち運ぶことが必須となる。
私は無印良品の「ポリエステルメッシュPCカバー ポケット付」を使用している。
このようなクッション性のあるケースは、今や100均でも売っているので、PCケース内の保護は無くても致命的な問題ではなくなった。
リュック全体の軽さの理由の1つでもあると思うので、受け入れるべき部分かと思った。
容量
幅・奥行、高さ共に非常に余裕のある作り。
私はバックインバックを普段から利用しており、通常出勤時の荷物としては下記イメージとなる。
奥行として拳1つ分のスペースに余裕があることがわかる。
これならば出張時の着替えなど入れても一泊、いや2泊3日でも余裕だ。
また、高さとしても余裕がある為、積み上げれば更に荷物が入る。
更に嬉しいポイントが、ここまで大容量であるにも関わらず、荷物が少ない時はベルトを絞ることで薄くすることが出来るのだ。
ベルトで絞った場合
最大容量をベルトで絞らない場合
半分とまでは言わないが、非常に薄く出来る。
普段使いでも電車などで邪魔にならず、出張時はこれ1つで出かけられるというハイブリットなリュックである。
機能性
先にも記載した通り、私はバックインバックを利用しているので、内部の収納にはあまり多くを求めない。
それよりも取り出す頻度が高い荷物を収納するフロントポケットに注目する。
「ウォーカー」シリーズは、このフロントポケットが非常に使いやすい。
横から開けるポケットと、上から開けるポケットの独立した2つの収納がフロントにある。
私は横には社員証・ワイヤレスイヤホン、上にはのど飴・鍵等を収納して使い分けている。
横は1日に数回開けて使うもの、上は1日に1、2回使うもの・電車などでリュックを前に背負っている時に取り出すものを入れている。
このフロントポケットは本当に重宝する。
他のリュックだと大きいポケットが一つというパターンが多く、中で荷物がごちゃごちゃになりやすい。
「ウォーカー33」はポケットが2つあって、開け口も異なるので使い分けがしやすい。
その他、両サイドにはメッシュの再度ポケットがあるので、ペットボトル・折り畳み傘の収納が可能。
上記イメージにも入っているが、小さい折り畳み傘を常備しておいても邪魔にならないのは助かる。
機能性は他のリュックよりも良いと言える。
個性
個性として、人と被らない・独自性を求めるのであれば、それは皆無である。
フィールドでもタウンでも使えるリュックというだけあって、使っている人が非常に多い。
しかもサラリーマンだけでなく、学生の利用者も多い。
それは、機能性や軽さも理由ではあるが、何より値段が安すぎるからである。
カラーにもよるが、値引きされているタイミングが多く、五千円ちょっとで購入出来るのだ。
ちなみに私はAmazonのタイムセールで4,625円で購入した。
ここまで安価であるにも関わらず、機能性の高く背負い心地も良ければ、皆選ぶよね。
その結果が被りまくるということだ。
Coleman(コールマン) ウォーカー33 の総評
私が求める要件6つの評価としては、
- 形状・色:○
- 背負い心地:◎
- PC収納:△(別途ケース必須)
- 容量:◎
- 機能性:◎
- 個性:×
となり、他人と被りまくることだけが気になる部分であった。
被りを気にする人は、少し値段が張ることにはなるが、ブランドコラボ別注や期間限定カラーを狙うことで、自分独自の個性を出すことが出来るかもしれない。
それ以外は、値段を考慮すると信じられない程の高品質・機能性である。
ビジネス利用だけではなく、普段使いも出来てしまうリュックなので、一家に1つ。何なら一人1つ持っていても損はしないと思う。
今回レビューしたのは「ウォーカー33」なのでサイズが一番大きいものだが、25、15は出張等で大荷物にならない人にはちょうど良いサイズ感。
自分のスタイルに合わせて容量・大きさが選べるのも定番リュック故の良い点だろう。
興味を持ってくれた人は店頭で確認してみたり、思い切ってセール時に買ってしまう等、チャレンジしてみて欲しい。
それでは、良きスーツに合うリュック・ビジネスリュック生活を!!