コンビニ感覚で気軽に利用できるセルフジムのchocozap(ちょこざっぷ)
着替え不要・靴の履き替え不要というスタイルで利用が出来るので、仕事帰りに気軽に立ち寄れる。
入退館はスマホアプリのQRコードをかざすだけなので、思い立ったらすぐに利用できるのも使い勝手が良い。
そんな便利でしかない chocozap(ちょこざっぷ) であるが、利用者が大幅に増えたことで、様々な不便や問題を感じるようになった。
利用者としてのありのままの感想を記す。
chocozap(ちょこざっぷ)の利用レビューを記事にしているので、先にそちらを読んでもらえるとより分かりやすいとは思う。
chocozap(ちょこざっぷ)は宣伝に力を入れている
テレビCM・電車内やWEBの広告でchocozap(ちょこざっぷ)を目にする機会が非常に多くなった。
何種類か広告のパターンがあるようだ。
少しふざけた感じでインパクトを与えるパターンもあれば、サービス内容の情報を目いっぱい詰め込んだパターンもあり、興味を持った人が「それなら一度使ってみるか」と思えてしまう上手いやり方だ。
また、店舗がある駅前ではチラシ配りもしているので、かなりの経費をかけて会員獲得を行っていることが感じられる。
更に「入会金・事務手数料が無料」のキャンペーンを実施している為、入会も気軽に行えることから、利用者がどんどん増えている印象を受ける。
宣伝効果で利用者は増加
chocozap(ちょこざっぷ)からしたら狙い通りの状況であるが、私が利用する店舗ではこの一ヶ月で確実に利用者が増加した。
店舗によるとは思うが、会社勤めの人が仕事帰りに立ち寄る時間帯(18時~22時あたり)だと、常に混雑状態となっている傾向が見られる。
chocozap(ちょこざっぷ)はアプリで店舗の混雑状態を確認出来るので、私も店舗へ行く前に一応確認をするのだが、最近は「混んでいる」か「かなり混んでいる」という状況が多く、気軽に利用できなくなってきている。
「かなり混んでいる」場合の店舗内状況
混雑状況は「かなり空いている」・「空いている」・「混んでいる」・「かなり混んでいる」の表現になるので、「かなり混んでいる」の混み具合は最大値に違いが出る。
その為、「混んでいる」から「かなり混んでいる」への切り替え人数目安が分かればよい。
以前Q&Aに掲載があった混雑状況の目安は下記。
ただし、店舗規模によって設定値は異なると思う。
私が通う店舗の体感としては、
- かなり空いている:1人以下
- 空いている:3人以下
- 混んでいる:6人以下
- かなり混んでいる:7人以上
こんな感じ。
筋トレマシンが9台・トレッドミル 3台・クロスバイク 2台の規模。
「混んでいる」の状態で人の密度を感じる程度になる。
また、鍛えたい部位のマシンが自分のタイミングと合わず、他を先にやって帳尻を合わせることもある。
こればっかりは限られた数を皆で共有するのだからしょうがないとは思う。
しかし、混み始めたことで今まで気にならなかった部分が目に付くようになった。
掃除の頻度が週に2~3回では足りない
chocozap(ちょこざっぷ)は室内履きを持参しなくて良いので、外履きのまま入場し、トレーニングが出来る。
そうなると必然的に床や室内に汚れが付着することになる。
人が少ないときは、そこまで気になることはなかったが、利用者が増えると目についてくる。
掃除の頻度は週に2、3回と公式ページのQ&Aに記載ある。
利用者が増えれば増える程、汚れやほこりも増える。
ゴミ箱に使用済のアルコールティッシュがパンパンに入った状態で放置されているのも今や当たり前になってきた。
その他には、特にトイレがヒドイ。
男女兼用トイレの店舗であれば、女性は利用をためらうのでは?と思うほど。男の私でも汚さが目につき利用を控えたいほどだ。
私個人的には、最低でも毎日・欲を言うなら一日数回の清掃は実施してもらいたい。
ただ、月額費用の安さは人件費の削減がポイントかと思うので、掃除の頻度を増やすことで人件費が上がり、月額利用料が値上がりするのは本末転倒。難しい部分。
マシンの破損・不調への対応が遅い
利用者が増えればマシントラブルも増えるもの。
壊れない機械はないので、利用者が求めるのは迅速な修理・復旧対応である。
ただでさえ混雑でマシンが自由気ままに使えなくなっている状態で、使えない対象が鎮座するのはよろしくない。
しかし、chocozap(ちょこざっぷ)はマシントラブルがあった場合の対応が正直良くないと感じる。
連絡はWEBの改善フォームからのみ
店舗内で壊れたマシンを見つけた場合は、すぐに修理をして欲しいと依頼をしたいところだが、専用の連絡窓口はない。
公式のQ&Aに下記のように「よくある問い合わせ」例が記載ある。
ご要望フォームはフリーテキストを入力する形式
単なる問い合わせフォームと兼用なのである。
これでは、対象となるマシンが修理待ち状態なのか、運営が不具合に気付いているのか、既に誰かが連絡をしているのか 等、状況が全く分からない。
実際に私はこのフォームからマシン故障を報告したこともあるし、修理された実績もある。(自分なのか、他の方の連絡で修理されたのかは不明)
しかし、連絡を無視されている内容もある。
「部品が外れている」等の「無くても利用できる系」の問い合わせに関しては、未だに対応がされていない。
監視カメラを視角無く設置していることをアピールしているのであれば、稼働していないマシンには何か不具合があるのではと、運営側が察知する仕組みを作ってもらいたい。
混雑の影響から利用を一時停止することに
単純に人が増え、待ち時間が増えるだけの問題だけなら我慢が出来たのだが、清掃・衛生面・マシンの維持に課題が見えてきたので、私はchocozap(ちょこざっぷ)の利用を一時停止した。
利用しに行ってストレスを感じるのは良くない。
chocozap(ちょこざっぷ)は月単位の契約(初月は2か月分)なので、気軽に始めたり・利用を一旦停止できるのは良いところ。
翌月の契約更新は当月10日になるので、10日までにプラン契約を解除しておけば、当月は今まで通り利用でき、翌月は月額費用を請求されることなく一旦停止出来る。
会員情報を解除するわけではないので、再度利用をしたいときは再契約をすれば良い。
会員情報を削除していなければ、再契約時に初期費用(入会金・事務手数料)は不要になる。これはありがたい制度だ。
私自身としては、混雑が少し緩和されるようなことがあれば、再度契約をして利用をしたいと思っている。
chocozap(ちょこざっぷ)からしたら、 混雑緩和=契約者減少 になるので、私のような利用者は求めていないのかもしれないが。
月額プランの契約をしていないと混雑状況は確認できない
今後の再契約にあたっての課題が一つある。
それは、月額費用を払うプラン契約をしていないと、「店舗の混雑状況の確認が出来ない」ということだ。
となると、再契約の目安となる店舗の混雑状況の実態が把握できない。
chocozap(ちょこざっぷ)の店舗内は外から覗けない設計になっているので、物理的に見て確認することも難しい。
このままでは再度契約することはないかもしれない。
chocozap(ちょこざっぷ)さん、混雑状況は利用者が契約を検討する際の需要な情報になるので、もう少しおおざっぱでも良いので、情報を公開してくれることを願いたい。
まぁ運営からしたら、「気になるなら再契約し、それで混雑していてまた止めたいならプラン解約して」とは言いたいよね。
少しでもユーザーから費用を徴収する仕組みを考えるのが営利を求める企業の当たり前の姿。
とりあえずは、今後のchocozap(ちょこざっぷ)の宣伝戦略や私自身の周りに人の認知度などを指標にし、どこかで再契約をする予定ではいる。
コンビニ感覚のセルフジムというコンセプトは非常に良いので、課題の改善に期待をしたい。
契約しないと実態が分からないので、興味があれば契約を
下記のレビュー記事にアプリのインストール・プラン契約の仕方を記載しているので、興味がある人は確認して欲しい。
本記事に記載した通り、通う店舗の混雑状態や店舗の雰囲気は、プラン契約をしないと確認する術がない。
chocozap(ちょこざっぷ)に興味がある人は、最初二ヶ月分の費用はきっかけづくりに必要な費用と思って、まずは試してみることをお勧めする。