掌(手のひら)に汗をかきやすく、悩んでいる人に向けての事例情報として手汗治療を記録に残す。
2023年6月に保険適用が認められた「手汗用の外用薬」が登場した。
久光製薬が開発した原発性手掌多汗症治療剤「アポハイドローション20%」という名称で、1日1回就寝前に手掌に塗布することで効果を発揮する外用薬である。
手汗歴(意識してから)30年の手汗マスターが、この治療薬を使用してみた結果として、どれだけの効果を実感出来たかを記録として残す。
手汗に悩む仲間全員の参考になれば幸い。
今回は投薬30日(1ヶ月)経過の記事となる。
手汗の治療法とアポハイドローション20%の概要
0日目の記事に詳細を記載しているので、そちらを参照して欲しい。
保険適用の塗り薬「アポハイドローション20%」は手汗治療の希望の星であることを理解して欲しい。
「アポハイドローション20%」の使い方
経過記録には使い方を併せて載せないと参考にならないので、0日目の記事にも記載しているが、改めて説明する。
久光製薬の「アポハイドローション20%」の使い方冊子にある説明通りに行っている。
寝る前に塗るだけの治療法。
非常に簡単な方法だが1点だけ注意する必要がある。
「アポハイドローション20%」を塗った手で目をこすってはならない!
睡眠中だと無意識にこすってしまう可能性があるので、私は綿手袋をして就寝している。
正直ちょっとうざったくて寝苦しい感じはするけど、目の安全を確保するためと思えば我慢できる範囲。
投薬開始前と1ヶ月経過の比較
写真で手汗を表現するのは難しいのだが、記録を残さないと効果が証明できないので、投与前の掌(手のひら)を載せる。
少しでも手汗っぷりが分かりやすいように、ライトの光を当てたイメージとなる。
投薬開始前
全体的に神々しく輝いている。掌だけでなく指も手汗がすごいので、全体が手汗まみれである。
画像を見比べてもらうとわかるように、手汗の範囲・量があきらかに変わっている。
3日経過時点でもちろん手汗は変わらずかいているのだが、改善を自分でも感じる。
30日(1ヶ月)経過
掌の赤身(体温)は同じなのだが、確実に汗をかきにくい状態に変化している!
14日経過の時点でも確信したが、
これは確実に効果有りと言って良いだろう!!
もちろん、過ごしている場所・気温によるのだが、今まで100%手汗まみれだった暑い屋外にて、手汗をかいていないときがある。
意識の変化も大きく、今までは何をするにも手を使う際に手汗を意識したのだが、現在はその頻度も思い返すと減っている気がする。
手汗民にしか伝わらない表現化もしれないが、投薬1ヶ月でここまでの変化を手に入れた。
副作用に関して
1ヶ月経過しても副作用として発症するかもしれないと言われる「皮膚の炎症」・「口渇」は発生していない。
そろそろ薬が消えるので、お医者さんに経過を報告して、今後はどうしたら良いのかを相談してみる。
- 継続して「アポハイドローション20%」を塗り続ける日露尾があるのか
- どれだけ続ける必要があるのか
- 止めたらどうなるのか
である。
それでは、次回の記事をお楽しみに!!