Pixel7を実質0円で入手したので、メイン端末をiPhoneからPixel7に変更することにした。
iPhoneではahamoの「eSIM」を利用していたので、Pixelに移行しなければならない。
しかし、物理SIMではないので、SIMを差し替えることは出来ない。「eSIM」の機種変更手順を踏まなければならないのだ。
今回は、eSIMを別の端末に移す場合の手順を「ahamo」を例にしてまとめる。
eSIMの機種変更は事前準備が必須
物理SIMの場合は、SIMカードを差し替えるだけで接続が出来る機種もあるが、eSIMは事前に必要な設定をしておかないと利用できない。
ahamoの場合を例とし、必要な準備の手順を記載する。
①ahamoサイトにログイン
普段、月額料金やデータ通信使用量を確認するページである。
アプリでログイン済の場合は、この画面はすっ飛ばしてホーム画面が起動する。
②ハンバーガーメニューを開き、「その他の手続き」を押下
ホーム画面左上の「三」のようなアイコン(通称ハンバーガーメニュー)を押下し、メニューを開く。
メニュー一覧から下部にある「その他の手続き」を押下
③「eSIM発行・再発行のお手続き」を押下
一覧にある「「eSIM発行・再発行のお手続き」を押下
④WEBページに遷移し、ログインを行う(アプリから手続きの場合)
ahamoアプリから手続きをしている場合は、WEBページに遷移するので、再度dアカウントに対するログインを実施。
⑤「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」を選択し、EID(32桁)を入力
今回発行するeSIMの利用機種の選択画面が表示されるので、「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」を選択。
私はiPhoneでもeSIMを利用していたので、「eSIM利用中の機種での再発行」の欄もある。
続けて「EID(32桁)」を入力。
Pixel7の場合、EIDは「設定」→「デバイス情報」→「SIMステータス(SIMスロット2)」の中にある「EID」欄に記載ある。
ペッケージの箱にも記載ある。私は箱の方が見やすかったので、箱を見て情報を入力した。
下記イメージの一番下に eSIM ID として記載ある、
⑤確認内容に間違いが無ければ、注文完了を押下
注文処理を行うと、SMSで「確認コード」が送付される。
ここまでが既存利用機種(私の場合はiPhone)で行う準備となる。
AndoridへのeSIM設定(Pixelを例にする)
①Wi-Fiに接続して通信を確保
eSIMを設定するには、プロファイルをダウンロードする必要がある。
しかし、移行先の端末(イメージの例はPixel7)にはSIMがまだ設定されていないので、ネットワークに接続出来ない(当たり前)。
その為、Wi-Fi接続でネットワークを確保する必要がある。
②eSIMの設定
Pixel7(Android)の「設定」→「ネットワークとインターネット」を開き、SIM(ネットワークを追加)を押下。
「モバイルネットワークへの接続」画面が表示されるので、「eSIMを利用して番号を追加」を押下。
「SIMのダウンロード」画面にて、「次へ」を押下。
この記事の例は「ahamo」回線なので、docomoのSIMとして使用するかの確認が表示される。「次へ」を押下。
事前にSMSで受信した「確認コード」を入力し、「続行」を押下。
設定完了。
設定完了後、一定時間待つか、端末の再起動で通信を認識する。
手順に沿って実施するだけなので、やってしまえば難しいことはない。
注意点
手順は難しくないが、必ず注意しなければならないのが、「事前準備」である。
eSIMの設定には「確認コード」が必須となる。
「確認コード」はSMS(ショートメールサービス)で受け取るので、移行前の端末で受信をしておかないと、確認のしようがない。
要は、「事前準備」をせずに、既存端末の初期化・ネットワーク設定のリセットをしてしまうと、対処が厄介だ。
ドコモショップに出向いての対応となると、事務手数料を取られてしまう。
その為、eSIMの移行が成功したことを確認した上で、旧端末は初期化などを行うようにした方が良い。