『お医者さんに相談だ!』というキーワードで、世間に周知されてきている『AGA治療』に関する記録をシリーズとして記事にしていく。
私自身が実施していることの体験記録である。
内服薬による『AGA治療』に興味がある方、同志の方は是非参考にして欲しい。
AGA治療とは
男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)の略称がAGA。成人男性に症例が多い脱毛症の一種。
要はおじさんの薄毛である。

そして私はおじさんであり、薄毛になりつつある状態である。
その為、これ以上薄毛を進行させないためには治療が必要。
薄毛の進行を止めたり、髪の毛を生やすことが『AGA治療』であり、治療方法は主に4つと言われている。
- 投薬治療
- 自毛植毛術
- メソセラピー
- HARG療法
それぞれの説明は省き、私が開始した治療法の『投薬治療』に関して以降で説明を行う。
投薬治療の代表例
治療には大きく2種類のタイプがある。AGAの進行具合によって選択するのが一般的。
抜け毛予防
プロペシア錠(フィナステリド)等の内服薬による治療
AGAの進行を抑え、現状維持を基本とする。
短縮されたヘアサイクルを正常な状態に戻すことが目的である。
まだハゲているとまでは言わないが、薄くなってきたことを感じる場合は、この対策が必要。
どうやら私はこの範囲では収まらないので、次の段階も行うことに。
発毛・育毛促進
ミノキシジル外用薬もしくは内服薬による治療
ヘアサイクルの成長期を延長する働きを持つ『ミノキシジル』により、発毛と育毛を促す効果が期待できる。
既に髪が薄くなっている場合は、この対策が必要。
もちろん、私はこの治療も行うことで、AGAを改善していきたい。
私が実践するAGA治療
抜け毛予防と発毛・育毛促進の投薬治療を併用し始めた。
具体的には
- 内服薬:フィナステリド 1mg の服用
- 内服薬:ミノキシジルタブレット 5mg の服用
である。
フィナステリドは約半年前から飲み始めて継続しており、維持の効果を実感できた。
その為、今回から『生やす』ことを目的にミノキシジルタブレットを服用する。
ミノキシジルは副作用を考慮すると外用薬の方が良いという意見があるが、私の場合は利用にあたっての条件が現実的でなかったので、手軽に利用できるタブレットを選択した。
ミノキシジルタブレットの選択理由
外用薬の場合、出来れば等間隔で1日2回頭皮に塗ることが必要であるということ。
これがサラリーマンとして通勤を行い、必ずしも定時では帰れない私には合わない部分であった。
仮に朝7時に頭皮に塗り出社した場合、19時には2回目を塗ることが推奨のようである。
しかし、19時ですと私はまだ会社 or 帰宅中の電車の中。無理。
更に私は帰宅後に筋トレを30~40分行うのを習慣にしているので、お風呂には筋トレ後に入る。
そうした場合、頭皮に塗るのは必然的にお風呂上り以降になり、塗ることが可能な時間はどんどん後ろにズレていってしまう。
2回等間隔で塗ることが現実的ではないと判断した。
反面、ミノキシジルタブレットは1日1回でも良い。もちろん、2回に分けての服用も可能。
私は朝晩の2回に分けて服用を開始しているが、元々1日1回でも良いものなので、時間間隔はあまり気にしていない。
生活スタイルに合わせた利用のしやすさでタブレットを選んだ次第。
投薬治療時点の記録
M字部分・頭頂部・腕の3ポイントを記録として撮影し、アップしていく。
おじさんの汚らしい頭皮をアップで映しても見る方には不快なだけである。
毛髪と頭皮の割合をわかりやすく表現することの目的も含め、モノクロ写真を記録にする。
M字部分

立派なM字である。
ここまでくると、前髪を下した場合にスッカスカになってしまうので、常に上げてデコを見せるしか手段はない。
前髪を上げつつ、横に分け、M字に髪を被せることで、まだ大丈夫感を出していたが、そろそろ限界だ。
頭頂部

分け目部分がさらさらと流れる小川のような地肌の露出である。
お風呂上がりでボサボサな状態であるが故に分かりにくいが、私が髪の毛1本1本が非常に細く、それだけでも薄く見られる。
治療の効果で髪を増やすだけでなく、太くなるのかも検証をしていきたい。
腕

ミノキシジルタブレットを利用すると全身の毛が濃くなるという話を聞く。
確かに頭だけにピンポイントで効くようなうまい話はないだろう。
その為、全身の体毛がどうなるかの記録も取ってみようと思い、腕も記録に加えた。
画像を見て頂けるとわかるが、私は腕の毛が標準もしくは薄い方である。
この腕がどのように変化するか。できれば体毛は濃くなって欲しくはない。
以上の通り、3ヵ所を経過観察記録として、今後定期的にアップしていこうと思う。
投薬治療開始後の副作用
ミノキシジルタブレットには下記副作用があるとされている。
- 動悸息切れ
- 不整脈
- 狭心症
- めまい
- 全身の体毛が濃くなる
等である。
私自身はまだ服用して数日なので、大きな副作用は感じていないが、初日・2日目くらいは『多少のめまい』を感じた次第だ。
禁煙外来の治療薬に似たような『めまい』だった。
今のところはこれだけである。経過観察をしながら何かを感じれば記録をしていく。
治療薬の購入方法
AGA治療を検討する際に多くの方が選択するのは、『お医者さんに相談だ!』である。
美容外科やクリニックに行き、診断と薬を処方してもらうことで治療を開始するパターンが多いだろう。
これは、AGA治療を調べると、数々の美容外科やクリニックがヒットし、医師による診断が絶対に必要と記載しているところが多いからである。
ただでさえ薄毛でメンタルが弱っているおじさんに、『医師の診断受けないと大変なことになるよ』という話をされたら、誰でも安全に進もうと思うものである。
では私はどのように治療を開始したか。
初めてのフィナステリド服用は某美容外科のオンライン診断
初回に限りオンラインで診断し、1ヶ月分のフィナステリドを処方してくれる(郵送可)という事で、予約を取り、スマホアプリ経由でのオンライン診断を行った。
だって、私も最初はビビりでお医者さんに相談したかったのだ。
しかし、オンライン診断は予想に反し、ものすごく事務的で数分で終わるものだった。
頭皮をカメラに写すこともなく、 維持?発毛?希望はどっち? のような質問に答えて、薬を処方されたのみである。
そして、2回目以降(1か月後)は診察が必須となるので、通院することの説明を受けて終わり。
これだけで処方されるのであれば、フィナステリドの副作用は『そこまでではない』のかと思い、調べに調べて調べまくった。
現在は個人輸入で治療薬を購入
様々な情報を調べたり、見聞きした結果もとに私が判断したことは、AGA治療は『お医者さんに相談だ!』は行わずに、必要な治療薬を個人輸入で調達し、毎日一定の量を一定周期で服用することにした。
服用薬が同じ成分で金額が全然違うから。
この結論を出した経緯は別の記事にてまとめる。この話だけで結構なボリュームになるので。
とりあえず私は自己責任の範囲で個人輸入を行っているという事である。
始めて服用したフィナステリド1ヶ月分以降は、個人輸入でフィナステリド薬を手配し、今回からはミノキシジルタブレットも対象にした。
今後の経過観察
最初のうちはあまり変化が見られないかもしれないが、
1ヶ月に1回のペースで写真のアップによる経過観察を行っていこうと思う。
ミノキシジルタブレットによる初期脱毛の具合や、その他副作用の話なども混ぜていきたい。
初期脱毛の具合が分かる事例って、結構ネットで調べても写真が少なくて、参考にならなかった。
だったら自分が同じ思いをしている方の参考になれば良い!!
おじさんの汚らしい頭皮のアップを継続していくが、長い目&温かい目で見守ってもらえると幸い。