記事内に広告が含まれています ガジェット・通信 生活向上

【着用レビュー】WESMARTヒートジャケット『D506』【不具合で返品】

2022年2月23日

クラウドファンディングサイト『Makuake』にてリリースされていた電熱ジャケットのプロジェクト

オールシーズン使えるWESMARTヒートジャケット『D506』

が2月10日に到着し、1週間程着用したレビューを行う。

到着時に記事にした

の続編と思ってもらいたい。

結論を先に述べると、「不具合」・「仕様齟齬」を理由に返品を行った。

商品としてはサイズ感がピッチピチ以外は悪くなかったので、残念な結果となった。

詳細を以降で記載する。

一週間着用した感想と実態

下記製品特徴の通り、

  1. ヒートジャケットにもかかわらず、厚すぎず、薄すぎない軽くて動きやすい
  2. 冬にヒートジャケットとして着るのははもちろんのこと、春や秋にサラッと1枚羽織るのも良し、夏にはマウンテンパーカーとしても大活躍

1に関しては、程よい厚み・素材の柔らかさで着心地は非常に良かった。

到着レビューで記載した通り、やはりピッチピチ感はあったが、筋トレ前の肉体であれば問題なく着用できた。

着用レビュー時は夜中に着用・写真を撮ったので、筋トレ後のパンプが多少あったようだ。

ただし、2に関しては想定と異なった。

暖かさが持続しない。

ヒート(電熱)ジャケットの最大の特徴が。。。

着用して電源を入れた直後は暖かいのだが、そのうち暖かさを実感しなくなる。

もちろん、ジャケット自体がグラフェン素材なので、薄くても寒いわけではないが、電熱の暖かさが想定と違う。

着用して2日目で違和感を感じたので、色々試しながら着用をした。

結果、大きく2点問題が見つかった。

問題① 温度設定の切り替え

WESMARTヒートジャケット『D506』は最大65℃までの温度を5段階で調整が可能な仕様。

下記がプロジェクトページの説明イメージ

商品と一緒に同封されていた取り扱い説明書にも下記の記載があった。

この説明を見て私の解釈は、

「電源オン後、ボタンを押すことで設定する温度を変更できる」と解釈をした。

着用の際には暖かさを求めていたので常に「赤色の56℃~65℃」の設定をしていたのだが、

どうも暖かいのは最初だけだ。

おかしいと思い、ジャケット内側のボタンを確認したところ、色が緑色になっている。

着用中に気づかず当たってしまってたのかも知れないと思い、注意深く使ったのだが、やはり勝手に変わってる。

どうもおかしい。絶対に触っていないのに色が変わっている。

検証の為に着用しないでハンガーに掛けた状態でも色が変わっている。

おやおや、これは他のヒーター(電熱)ジャケットでもある、『温度が自動で切り替わる設定』かもしれない。

私はこの自動設定の仕様が嫌いだ。

何を元に自動で設定しているかわからないし、大半が温度が下がることになり暖かみを感じなくなるからだ。

この商品は自動設定であることがプロジェクトページ・取り扱い説明書には一切記載がない。

記載がない故に自動設定ではないと決めつけて解釈してしまった。

半信半疑でモヤモヤしててもしょうがないので、問い合わせを行った。

結果としての返答は下記。

とのこと。

いやいや、どこにもそんな設定説明記載されていないし。

せめて、取扱説明書には記載しなきゃダメでしょ。

そして、こんな面倒な操作をしないといけないのであれば、購入してないし。

問題② バッテリーの消耗

ヒート(電熱)ジャケットとして暖かさが持続しない原因は問題①の設定温度自動切り替え以外にも発生していた。

それは

バッテリーの過剰消耗

下記画像の説明では10000mAhのバッテリーならば「赤色56-65℃」で4.5時間持つはずだ。

しかし、私が利用する限り2時間も持たなかった。自動で温度が切り替わるのであれば4.5時間以上持たなければおかしい。

利用しているバッテリーは、従来から利用しているヒート(電熱)ジャケット「WarmGeek」で正常に動いているもの。

ただ、バッテリーの相性もあるのでその他の5V2.1Aの10000mAh、5V2Aの10000mAh等、複数の機器を使ってみたが症状は変わらず。

モバイルバッテリー自体が過剰に熱を持つ状態だったので、これは電源・電流部分に不具合があると判断し、問題①同様に問い合わせを行った。

検証した結果の報告を含めて問い合わせしたにも関わらず、同じことを試せという回答。

話にならない。

そこで問題①の事象含め、

  • 製品の仕様にプロジェクト説明内容と齟齬がある
  • 電源系が異常である
  • クラウドファンディン品である故に交換という選択が出来ない

という理由で商品の返品・返金対応を要求し、承諾を受けた。

クラウドファンディングならではのリスクを経験

「企画商品をこれから作るから資金をくれ」という思想で成り立っているクラウドファンディング。

それ故に出来上がった商品がイメージと異なることでのトラブルは稀に聞く話。

私自身、クラウドファンディングを幾度も利用しているが、今回のように仕様が異なったり不具合品を引いてしまったのは初めての経験だった。

「世の中にない新しい商品を追い求めたい気持ち」と「長い期間待って届いた商品が残念だったリスク」を考慮して、今後は検討しなければと学習した。

AFUストアの対応には満足

今回、たまたま不具合品を引いてしまった感じになったが(温度設定の自動切り替えは除く)、クラウドファンディング品であるにも関わらず、返品・返金に応じてくれた「AFUストア」には逆に良い印象を持った。

少なからず見聞きするクラウドファンディング商品のトラブルは、やはり返品・返金を受け付けないことが起因になっている。

出店側の立場からすると、「イメージと違うから」とか、「到着が遅くて不要になったから」という理由で返品されたらたまったもんじゃない。

しかし、説明仕様と実態が違うという、購入者に非がない理由であれば返品・返金を受付てくれる姿勢は素晴らしい。

さすが数々の成功プロジェクトを生み出している販売店だ。

今後も「世の中にない新しい商品」が出てきたら、利用をさせてもらう。

今一番求めているのは「WarmGeekの新バージョン」!!

-ガジェット・通信, 生活向上