2022年現在、最も稼げるお小遣いアプリとしておすすめしている『トリマ』に衝撃のお知らせが掲載された。
2022年3月4日よりトリマのタンク獲得マイルが減額する。
恐れていたレートの改悪と同等の対応だ。
ここ数日で様々な動きがあったので内容を整理する。
タンク獲得マイル減額の通知
突如アプリ上で通知された内容は下記。
トリマのマイル獲得手段の1つとなる「移動で貯まるタンク」で獲得できるマイルの減額だ。
現在、広告視聴を行えば100マイル受け取れた単価が60マイルとなる。
ほぼ半減。
ただし、対象は移動のタンク回収時のマイルだけで、歩数により獲得できるマイルは変わらない。
この変更により、実際どれだけ月のお小遣いが変わるのか。
私自身の実態を一つの例として計算してみる。
獲得マイル変更後の収益予想
私自身の日々の平均処理状況を最初に記す。
平日は出社 or 在宅、出張か否かで移動・歩数の獲得数がかなり変わる。
そのため今回は、
- 出社し、事務所内で業務を終日行うこと
- 「移動3倍速」・「歩数2倍」の効果を受けた状態であること
を前提として計算を行う。
移動タンクの消化
自宅~会社の通勤として往復30タンク
歩数の消化
通勤の歩数・業務中の会議室や打ち合わせ移動等で約12,000歩
という活動を基準としてどう変わるのかをまとめる。
現在の獲得マイル値の場合
移動消化
30本 × 100マイル = 3,000マイル
歩数消化
24回(12,000÷500) × 60マイル = 1,440マイル
合計
移動3,000マイル + 歩数1,440マイル = 4,440マイル
1ヶ月(30日と仮定)
4,440マイル × 30日 = 133,200マイル
となる。100マイル1円として換算すると
月:1,332円
現在の移動獲得マイルが100だった場合のシミュレーション結果。
移動タンクマイル減少後の値の場合
移動消化
30本 × 60マイル = 1,800マイル
歩数消化
24回(12,000÷500) × 60マイル = 1,440マイル
合計
移動1,800マイル + 歩数1,440マイル = 3,240マイル
1ヶ月(30日と仮定)
3,240マイル × 30日 = 97,200マイル
となる。100マイル1円として換算すると
月:972円
1,000円を切ってしまうシミュレーション結果だ。
完全に私個人の感覚だが、1,000円を下回る可能性があるのは、非常に残念。
世間のその他アプリと比較し、月1,000円相当を稼げるトリマは、「最強のお小遣いアプリ」に変わりない。
しかし稼ぐために必要な労力を考慮すると、かなり微妙なラインに入ってきた。
それは、昨今の「節操ない広告動画の強制視聴」や「広告視聴を行ってもエラーで報酬がもらえない」事象が大きな起因となっている。
獲得マイルは減るのに視聴する広告は増える
一旦CM
少し前からいきなり実装された、勝手に広告動画を流す「一旦CMです」。
この仕様はユーザーのやる気を削ぐ。
広告を見ている間に一旦CMとして無報酬の広告を強制的に見させられる。
この仕様でOKを出した人間は頭おかしいと思う。
トリマに対してヘイトを集めるだけの仕様だ。
広告視聴後ガチャが始まらない
下記イメージの様に広告を閉じて画面がトリマのホームに戻ったところで、ガチャが始まらない。画面下部の「☓ボタン」を押さなければ何も操作が出来ないのだが、押したら広告視聴が無かったことになる。
この広告視聴無効の現象が最近は非常に多く、許容できる状態ではない。
極端な話、このエラーのせいで広告を通常の2倍近く見なければならない日もある。
そうなると実質の獲得マイルは半減。もしくは労力が2倍必要になると同等。
ユーザーに取って良いことが何もない。
アナウンスでは改善を進めているとの記載があるが、一向に変化ない。
そもそも広告視聴が出来ない
上記のエラーに近いものになるが、下記イメージのように、広告視聴を選択しても画面が切り替わらず始まらない。
しばらく待っていれば始まるときもあるが、ダメなときはずーとダメ。
どんだけ広告視聴に時間を使わせるのかと呆れる。
改悪は獲得マイルの減少だけじゃない
広告視聴が正常に動作しない状態が継続しているにも関わらず、このタイミングでの移動獲得マイルの減額は悪手。
現状が良すぎたと言っても過言ではないため、1日に獲得出来るマイルが半分になるだけであれば、まだ許容出来たかもしれない。
しかし、広告視聴の不具合を直さない状態が継続した場合、1日に要する処理時間も倍増となる。
得られる報酬は約半分で、要する時間は2倍になれば、効率は四分の一まで悪くなったと判断できる。
運営さん。頼むから動作が安定したアプリ・広告配信を提供して下さい。
広告配信業者のインフラが脆弱だとか、ユーザーには関係ない。
早春のBAN祭りによるレートの改善を期待
先日トリマにて不正ユーザーを一斉にBANする処置が行われた。
詳しくは下記記事を参照。
広告の収益悪化の原因が不正ユーザーによるマイル大量獲得となっているのであれば、今後レートが改善されることも期待できるだろう。
ただし、限られた広告収益に対して支払いが多くなり赤字状態なのであれば、1日に獲得できるマイル数に制限を掛けたほうが、イメージは悪くならないのでは?
と私自身は勝手に思うところがある。
実際1日に移動タンク200本を消化するなんぞ、ランキングの上位にいる「明らかに不正処理をしているであろう」者たちのご褒美でしか無い。
健全に利用する人々からすると、例え1日のタンクを100本まで。思い切って50本までと減少しても、そこまでクレームは出ないだろう。
不正ユーザーを排除するだけではカバーしきれないほどの赤字による「獲得マイル減額」という判断なのかもしれないが、トリマを応援してきたユーザーからすると、ただただ残念。
嘆いてもしょうがないで、他に良いアプリが出てこない限りは、今まで通りトリマさんにお世話になる。
しかし、私自身ヘイトがかなり溜まっているので、「一旦CMです」・「広告視聴後のエラー」が続くようであれば、トリマ卒業も検討する。