楽天モバイルが2022年7月1日から適用される新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表した。
既存料金プランとの違いと、0円維持ユーザーへの注意点をまとめつつ、これから契約をする人がいつまでに契約をすればお得になるかを解説する。
新料金プラン Rakuten UN-LIMIT VII とは
従来の料金プランとの違いは、「月0~1GBまで0円」の範囲が撤廃され、3GBまでは980円に統合された。
これだけであるが、楽天モバイルを下記目的・用途で契約していた人は、継続利用するか否かの判断が求められる。
- 使わない月は0円の最安プラン
- 楽天LINKアプリを使った通話専用SIM(楽天LINKはデータ通信消費なし)
- MNP用の弾としての回線維持
異端なサービスには終わりがあるものだが、使わない月は0円で運用出来るという楽天モバイル最大の魅力がとうとう消えてしまう。
従来プランのイメージは下記
現在0円維持をしているユーザーの大半は解約という選択を取るだろう。
では、いつまで0円維持が出来るのか。整理してみる。
いつから新料金プランの請求が始まるのか
ポイントを列挙する。
- 既存プランのユーザーは自動で7/1から新料金プランへ移行される
- 新料金プランへ移行後も、7月・8月の利用分は既存プランの料金が適用される(0円運用可能)
- 9月からは完全に新料金プランの料金となるが、9月・10月は実質無料として1,080円程の楽天ポイントが還元される
- 11/1からポイント還元も無くなる
8月末までは請求無しの0円運用が可能。
9・10月も実質0円運用であるが、楽天ポイント還元なので、通信料金の請求は始まる。
通信料金の請求を受けたくない人は、8月末までに解約をする必要がある
ポイント還元の実質0円まで利用する人は、10月末が解約期限
解約をしない人は放置でOK。自動で新プランに移行されるので手続き不要。
楽天モバイル回線を試してみたい人は6月末までに契約を
新料金プランにて0円維持が無くなることになるが、裏を返せば、6月末までに契約をすれば、
- 8月末までは、請求なしの0円運用
- 9月・10月はポイント還元の実質0円運用
が、可能になる。
楽天モバイルが気になってはいるが「回線エリア・品質」が不安
という方は、無料で試せる最後のチャンスである。
今現在、楽天モバイルで回線を保有していない人は、最後の駆け込み契約をしてみるのもよいかもしれない。
月1GBまで0円なので、ちょっとしたデータ通信や楽天LINKでの通話等を確認することが出来る。
契約手続きは下記リンクから可能。
費用を掛けずに検証をするのであれば、端末をセットにしないSIM単体の新規契約が良い。
検証用のスマホがなくても、最近はSIMが2枚使えるデュアルSIM端末が増えている。
iPhoneであれば、eSIMとの組み合わせでデュアルSIM化が可能。
※Andoridは機種による
楽天モバイル回線を試してみた結果、メイン回線としての利用に問題ないのであれば、メイン回線はMNPで契約すれば良い。
既存プランは2回線目からは0円運用が出来ず、必ず980円~となるので注意が必要
その為、①検証用で新規SIM契約、②メイン回線でMNP契約 を行う場合、途中で①を解約しないと損をする。
しかし、先に①を解約してから②を契約する場合、①が短期解約とみなされ②の契約が出来なくなる可能性が0ではない。
せっかく楽天モバイル回線をメインにすると判断したのに、ブラックになっては元も子もない。
上記のような契約をすることになった人は、②のメイン回線がMNPで契約出来てから、①を解約する方が無難。
無駄に980円を支払うことになるが、安全を確保するのは大事だと私個人は思う。
ちなみに、楽天モバイルは事務手数料が一切掛からないZERO宣言をしているので、事務手数料が浮いた分で980円を賄えると思えば、安い出費である。
端末セット購入も賢い選択
新規・MNPで契約し、スマホ本体も欲しい人は、端末を割引で買えるセット購入も良い選択。
ポイントキャッシュバックを考慮すれば、実質0円で手に入る端末もあるので、気になる機種があればこの機会にゲットしておこう。
上記リンクから対象端末を確認してみて欲しい。