ミニPCを利用し始めたことでデスク周りがスッキリした。持ち運びが容易なノートパソコンの方がスッキリするのでは?と思うところもあったが、いざ使ってみるとミニPCを軸に各種周辺機器を揃えた方が「場所の有効活用」と「利便性の向上」が実現出来た。
これからミニPCを利用しようと思っている人、既に利用中だがデスク環境がしっくりこない人の参考になればとして、私自身の環境を紹介する。
全体イメージ
私はミニPCを用いて3つの利用方法がある。
①通常利用(WEBブラウジング・動画視聴・ブログ執筆など)
②PCゲーム
③別の部屋に持ち出しての利用(Officeアプリを使った作業、軽いゲーム等)
それぞれの利用環境イメージを載せる。
①通常時のミニPC利用環境のイメージ
周辺機器・各種ガジェットを手元に置くことで利便性・使い勝手の向上を図っている。
パソコンに接続している機器としては
メインモニターとサブモニター、キーボード・マウスは無線、外付けスピーカー、USB-C接続の拡張ハブ、USB-A接続の大量ポートハブ、テレビ視聴用のピクセラ Xit Square、バックアップ兼大容量メディア保管のハードディスクケース
デスク上に置いている周辺機器としては
モニタースタンド、モニターアーム、タワー型電源タップ&各種充電ケーブル、Amazon Echo Show、ワイヤレス充電スタンド、iPad、デスクマット
②PCゲーム実施時のミニPC利用環境のイメージ
PCゲームを行う際は有線のキーボード・マウス・ゲームパッドをUSB-A接続の大量ポートハブを介して接続する。
無線のマウス・キーボードはモニタースタンドの下に収納。iPadは利用しない時はモニターのスタンド上部に載せている。
③別の部屋でのミニPC利用環境のイメージ
ミニPCと必要機器を持ち運ぶ必要がある為、最小限の接続環境で利用する。
電源・モバイルディスプレイ(USB-C1本で電源・映像出力)、無線のキーボード・マウス。これだけ。
ノートパソコンには劣るが、かなりモバイル性能を高めた構成である。
ミニPC・周辺機器・各種ガジェットの紹介
私が利用している周辺機器・各種ガジェットを説明する。前提として、高額な商品を使っていないということを理解しておいてもらいたい。良い物・高価な物が優れているのは当たり前。それではつまらないし、普通の人には金銭面的にNGで参考にならない。そもそもミニPCもコスパを求めて「MINISFORUM UM870 Slim」を利用している私は周辺機器にもコスパを求めたくなる。良さそうと思えるものがあれば是非使ってみて欲しい。
ミニPC
MINISFORUM (KODLIX)UM870 Slimを利用。私は価格と納期の都合でMINISFORUMのサブブランドであるKODLIX名義の「UM870 Slim」を購入。
MINISFORUM社名義は下記。
実質6万円台で購入が出来た高スペックミニPCである。知らない人・興味がある人は下記記事も併せて見てもらいたい。
モニター
メインで利用しているモニターは ASUSの24型フルHD・IPSゲーミングモニター である。
24インチフルHD・IPS液晶で100Hzをサポートしたモニターであるにも関わらず、なんと12,800円で購入出来た逸品。HDMIポートが1つであること、VESAマウントのねじ穴が無いためモニターアーム接続は不可というのが低価格の理由なのだと思うが、メインモニターにすればPCしか接続しないので問題ない。スピーカーも搭載しているので、格安モニターの代名詞となったXiaomiのモニターといい勝負が出来る。
サブで利用しているのは、10年選手のiiyamaの24インチモニター。サブとしてWEB閲覧や動画のながら観用なので、スペックは求めない故に未だに利用している。ベゼルが太いところに時代を感じる。
ここまでがデスク環境で使う場合のモニターになる。別の部屋で利用する場合は、最小限の構成にするためにモバイルモニターと接続して利用している。今使っているモバイルモニターはアイ・オー・データ製。
薄くて軽いだけではなく、背面にスタンドがついているので設置も楽。少し値段は張るがタッチパネル式もある。私は会社の事務所で利用している。
モニタースタンド・モニターアーム
メインASUSモニターの高さがそこまでなかったのと、スタンドを利用することでスペースの有効活用をしたくて利用している。
スペースの有効活用ならモニターアームが最適なのだが、アームに固定すると持ち運びが出来なくなるので、汎用性を考慮してスタンドを利用している。このBoyata モニター台は、高さの調整(11~17cm)が容易に出来るし、本体に重みがあり安定感抜群であることがポイント。2千円台で変える割には見た目悪くない。モニタースタンド以外の用途にもおすすめ出来る。
サブのiiyamaモニターに利用しているモニターアームは怪しい中華製品を利用。
頻繁に上下左右に動かすのであればエルゴトロンの高価なモニターアームも良いが、私の場合はほぼ位置は固定で、下のスペースを有効活用したいがために利用しているので、安価な製品で十分。聞いたことのないメーカー名で怪しい感じ満載だが、全く問題なく利用出来ている。過去にレビュー記事を書いているので、興味があれば併せて見て欲しい。
キーボード・マウス
通常利用時の無線接続時はLogicoolのキーボード K360r、エレコムの薄型マウスを利用している。
このキーボードは既に廃盤になっており中古品しか販売していないが、テンキー付きなのに無理のないコンパクトさが気に入っていて、未だに利用し続けている。後継機も無いため、壊れたら次何を使おうか迷う。
エレコムの薄型マウスは自宅だけではなく職場でも使っている。薄いから手首の動きを最小限に抑えることが出来るので、2年弱は使い続けている。
また、先日からXiaomiのワイヤレスマウスも使い始めた。
静音性が高いだけでなく、クリックの反応も良い。無線とBluetoothの2接続に対応しており、使い分け・切り分けが出来る。これが2,000円以下ってのは価格破壊。
上記が通常利用している無線タイプである。ゲームをするときは反応速度とマクロやボタン割り当ての都合、専用のキーボード・マウスを利用している。
エレコムのゲーミングシリーズのマウスであるが、既に販売が終了してしまっている。専用ソフト使ってボタンの割り当てやマクロ搭載も可複。どんどん複雑になるPCゲームにはこいつがないと私はついていけない。
キーボードも再割り当てとマクロ処理が出来るエレコムのゲーミングキーボードを利用。
ゲーミングキーボードなのに3,000円程という値段設定が狂ったところに惹かれて購入。ゲーム利用には一切不満はない。ただ、ストロークが深いため通常利用で文字を打ちまくると疲れる。その為、通常・ゲームでキーボードを使い分けている。
外付けスピーカー
モニターのスピーカーでも良いのだが、出来れば自分だけに音の方向を向けたくて利用している。
低価格でありながら音のバランスが良いFUNLOGYのスピーカーを使っている。安心の日本製が2,000円以下で買えるので、入門機としてもおすすめしたい。同じ価格帯でCreative Pebbleのスピーカーも人気。これが壊れたら買ってみようかと思う。
USBハブ
私が利用しているミニPC「MINISFORUM (KODLIX)UM870 Slim」は拡張端子が多い方だが、それで有線の周辺機器を多数使う場合は足りない。また、私のサブモニターは古いためディスプレイポートを搭載しておらず、HDMI接続が必要と言うことで、映像ポートの変換目的も含めて、USB-C接続のUGREEN Revodokを利用している。
10 Gbps USB-C 3.2 Gen 2 ポート、10 Gbps USB-A 3.2 Gen 2 ポート、4K 60Hz HDMI、100W 電源供給と各ポートのスペックが高いのも魅力的。UGREEN製品故にコスパも良く、使いやすいUSBハブである。
その他に10年以上使い続けているUSB-A接続の16ポートハブも併せて利用している。
USB2.0規格なので、データ送受信には向かないが、有線デバイス接続・充電用として重宝している。16ポートも正直いらないが、数が多いは正義!!
テレビチューナー
パソコンでテレビ視聴・録画行うことを目的にテレビチューナーを接続している。
価格とアンテナケーブル接続の安定性、専用ソフトの使いやすさを考慮すると「ピクセラ Xit Square」がちょうど良い。レビュー記事も書いているので、詳しく知りたい人は下記を読んでもらいたい。来年の2025年2月にダブルチューナーを搭載した機種もリリースされるようだ。
バックアップ兼大容量メディア保管のハードディスクケース
ハードディスクを最大4台まで搭載出来るケース。データのバックアップ先・保存だけしておきたいメディアファイルの格納先として利用している。
これに安価なHDDを搭載すれば、安心の大容量ストレージが出来上がる。最大16TB×4台まで対応できるし、出力調整が可能なFANも搭載している為、一家に一台あればデータ保管に困らない逸品。
タワー型電源タップ
パソコン環境・ガジェット多めの人に電源タップは必須。一般的なタップではデカいアダプタを接続すると2・3個分を占有してしまい困ることがある。このタイプであれば、ある程度ずらして接続が出来る。またタワータイプなので上の空間があれば場所を取らないのも良い。
Amazon Echo Show
私が利用しているのは古いEcho Show 5である。
正直なところほぼ時計としてしか使っていない。たまにニュースを読んでもらったりするが、無くても問題ない程度だ。もっと活用方法を考えたいが、今のところは後回しになっている。
デスクマット
最後にデスクマットを紹介する。サンワサプライのフェルト素材のマットである。
本当は見た目とメンテナンス性を考慮するとレザーの方が良いのだが、私は手汗人なのでフェルト素材を採用。手に張り付かないので使いやすい。手汗民に最もおすすめしたい逸品。
最後に
ここまでが私が利用している周辺機器・デスク環境の紹介となる。
ミニPCであるが故にスペースの有効活用ができ、使い勝手の良い機器を回りに配置できる。
また、モバイル性も高く・接続機器によってはかなり省スペースで利用出来るのも良い。
もし良いなと思う機器類があれば、是非皆さんも試してみてもらいたい。