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【予約レビュー】超音波式冷風扇 ヒヤミスト3 【暑い・我慢からの開放】

2022年4月26日

2022/6/18追記

使用レビュー記事を掲載しました。

気がつけば毎年口に出している言葉「今年は暑い」。

熱中症による緊急搬送の件数も年々増え続けている傾向である。(令和元年・2年はコロナ禍の影響で外出が少なくなり減少と推測)

消防庁発表資料より引用

暑い日・夏はエアコン・クーラーがないと生きていけない状態であるが、エアコン・クーラーは万能ではない。人によっては課題となるケースも多々ある。

今回は、「猛暑への対策」・「エアコン・クーラーと使い分けて快適に過ごす」を目的とした機器「冷風扇 ヒヤミスト3」の購入予約レビューを行う。

クラウドファンディングMakuakeにて先行予約販売されており、注目度の高い商品である。気になる方はチェックしてもらいたい。

エアコン・クーラーを使って過ごすことの課題

暑く蒸している室内を快適な温度・湿度に変化をさせる魔法の機器「エアコン・クーラー」。今や家庭では各部屋に1台あってもおかしくない時代となった。

企業においては、人が通る空間全てに設置してある程だ。

「エアコン・クーラー」は猛暑が続いている現代においての必需品であるが、そんな魔法の機器にも課題はある。

具体例を下記に列挙する。

  • 冷えすぎて体調を崩す
  • 外気との寒暖差により自律神経失調症を起こす
  • 電気代がかかる
  • 人により快適な温度が異なる

その他に環境問題という大きな課題もあるが、あくまでも個人の影響に絞るとこんなところだろう。

結局のところ、エアコン・クーラーは室内を冷やすものであるので、その場にいる様々な人の状況をすべて満たすことは不可能と言うことだ。エアコン・クーラーが効いた部屋であっても、温度によって暑い人・寒い人がいるのはしょうがない。

暑い人・時だけ更に冷やすとして扇風機を使用するという方法があるが、あくまでもエアコン・クーラーとの併用が必須である。

部屋全体ではなく、自分だけ涼しくなるような都合のよい機器はないのだろうか。

あった。それが冷風扇。
そして、今回紹介したい「ヒヤミスト3」が最高のコンセプト商品だったので、取り上げてみる。

冷風扇とは

そもそも冷風扇って何だ?となる人も多いと思うので先に概要を記載する。

今回紹介したい商品「ヒヤミスト3」の説明を引用すると

冷風扇は、備え付きのタンク内の水分が蒸発する際、周囲の熱を奪う「気化熱」を利用し、冷たい風を出すことができるヒンヤリ家電です。

Makuakeプロジェクトページより引用

扇風機はその部屋の温度で風を作るものに対して、冷風扇は冷却した風を作ることが出来るのである。

それならば、スポットクーラーと同じか?と思うところもあるが、排熱はないのでダクトを外に出す必要がない。

手軽に好きな場所に設置して利用出来る扇風機の利点と、冷たい風を作り出すスポットクーラーの利点を合体させた「夢のような機器」なのである。

Amazonや楽天等で「冷風扇」を調べるとかなり多数の商品がヒットする。値段も手頃なものが多く、試しに購入をしてみても良いのだが、せっかく買うのであれば良いものがいい。更に欲を言うならば、現時点で最高に良いものが欲しい。

ということで、色々と物色をしたり調べた結果、「ヒヤミスト3」という商品にたどり着いた。

「ヒヤミスト3」とは

クラウドファンディングMakuakeにて先行予約販売中の商品。2022年4月26日現在で34,000,000円超えの資金調達を達成している。

Makuakeプロジェクトページより引用

スリーアールソリューション株式会社というデジタル機器類を販売する会社が手掛けている商品。

ヒヤミスト3という名前から想像できる通り、シリーズ三代目の最新モデルであり、最大の特徴は「冷え」の部分である。

一般的な扇風機の場合、室内が30度であれば30度の風がでるが、冷風扇「ヒヤミスト3」は-8.1度の涼しい風を出すことが可能。

なぜこのようなことが可能かというと、

気化(蒸発)した「水蒸気」を送風機で飛ばす単純な「気化式」の冷風扇ではないからのようだ。

Makuakeプロジェクトページより引用

超音波式加湿器で使われている「超音波振動子」を実装し、タンク内の水を超音波振動で強制的に「ミスト」へ変換する。これにより、飛んでくる「冷たい粒子」の大きさと量を変えることができ、より冷たい風を出すことが可能になるとのこと。

これにより、商品紹介のキーワードになっている「-8.1℃の涼風を届ける」を実現するようだ。

この説明をみて、「なるほど納得!!」と言えるほど私は科学・化学に詳しくない。ただ、直感で「なんだかすごい機器」と思ったので、予約購入まで至った。

開発プロジェクトの説明や製品の特徴は下記Makuakeプロジェクトページに記載あるので、詳細を知りたい方は見てもらいたい。

「ヒヤミスト3」のおすすめポイント

私が「ヒヤミスト3」をおすすめするポイントを整理する。共感できるところがある方は、購入を検討してみて欲しい。

-8.1℃の冷たい風を吹き付ける

概要で記載した通り、水をミストにする機構、超音波振動子を進化させることで、涼しさ・冷たさを実現するようだ。

おまけと言っては何だが、冷たい風を出せるだけでなく、強弱も設定出来るので、暑さに応じて対応が出来るとのこと。

Makuakeプロジェクトページより引用

販売されている冷風扇の中では、ここまで細かい設定が出来るものはない。最強だ。

1度の給水で長時間利用可能

従来品のヒヤミストとの比較になるが、進化した「ヒヤミスト3」の給水頻度は半分となっているようだ。

Makuakeプロジェクトページより引用

従来のヒヤミストが連続噴霧で2.5時間、間欠噴霧で4.3時間、弱で4.5時間となっていたようなので、単純にその倍の時間動かせると認識すれば良いだろう。

実物が届いてみないとわからないが、最も強く冷たい風が出るモードで5時間以上給水無しで動くのであれば、必要十分である。

モバイルバッテリーでも給電が可能でどこでも設置可能

エアコン・クーラーの代わりとしてだけでなく、電源がない場所でも利用できるのは超便利。

機器本体は持ち運べるサイズ感なので

  • 軒下や庭等の屋外での利用
  • 暑い夏のキャンプ
  • スポーツ観戦
  • BBQで出来上がったものを食べるだけマン

でも活用が出来る。

Makuakeプロジェクトページより引用

その他、万が一の災害時にもモバイルバッテリーがあれば、暑さをしのぐ対策にもなる。

電気代がめちゃめちゃ安い

1日の使用時間8時間、1ヶ月あたりの使用日数30日で計算すると、ヒヤミスト3の電気代は1ヶ月あたり約63.55円。

2.2kW6畳タイプのエアコンの電気代を比較すると、1ヶ月あたり約13,920円の節約が可能とのこと。

Makuakeプロジェクトページより引用

扇風機よりも涼しく、エアコンよりも電気代がかからない。

素晴らしきパワーワード。お得好きの人々が食いつかないわけがない!!

タンクが掃除しやすい

タンクの入り口は大人の男性の握りこぶしが入るサイズなので、手を入れてしっかり内部を掃除できる。

Makuakeプロジェクトページより引用

タンク内が汚れていたら、その水を使って吹き出す風も汚れることになる。清潔さを保って利用をするためには、掃除が出来るのは重要なポイント。

ここを意識していない製品って結構多い。その点「ヒヤミスト3」は利用者の視点で開発されていて安心できる。

長期間(複数年)使っても性能が劣化しない

他メーカーの冷風扇だと、機能面・衛生面の維持のためにフィルターを1年に一回交換(有償)しなければならない。

「ヒヤミスト3」は超音波式でフィルターの交換が不要であるし、超音波機器が多く利用しているコットンバーを使わずにタンク内の水が直接ミストに変わるので、経年でミスト量が変わることがないとのこと。

しっかりと定期的に掃除をしておけば、消耗品の購入や性能劣化が発生しないのは、利用者にとってはありがたい。

「ヒヤミスト3」があると良い人

おすすめポイントに共感できる人。だけで終わらせては面白くないので、私が体感・考える上で最適と思われる人・シーンを記載する。

人より暑がりでエアコンの温度を可能な限り下げたい人

「ヒヤミスト3」を自分の近くで稼働させておけば、エアコンの温度を下げなくても体感を冷やせる。

部屋全体でなく自分だけが涼しければ良いシーンが多い人

広い部屋に一人でいるときや、自分が作業などをしているところだけ涼しければ良いという場合

エアコン・クーラーで体調を崩す人

扇風機よりも涼しい風が出る機器。最適以外のなにものでもない。

手汗をかく人

手元に向けて風を送れば良い。手の湿りがなくなれば止める等の状況に合わせてピンポイントで使える。

ピンとくるポイントがある人はすぐに検討を

予約購入で到着待ち

クラウドファンディングの歯がゆいところは、プロジェクトが完了してから製造が始まるので、納入まで期間を要する。

私は下記イメージの通り注文済だが、お届け予定日はプロジェクトとして6月末までとなっている。

今年は既に関東圏でも30℃近い日があったりと、近年と変わらない暑さとの戦いになるだろう。

到着を楽しみにそれまではエアコン+扇風機で暑さを乗り切ろう。

過去の「ヒヤミスト」シリーズは、プロジェクト完了後に一般販売としてAmazonや楽天でも購入が出来るようになっていたので、「ヒヤミスト3」も同様の流れになるだろう。

その時に購入検討をしている方の参考になるよう、商品が到着したら使用結果のレビューを行う予定である。

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