2023年5月は石川県能登地方で震度6強の地震が発生しただけでなく、千葉県南部でも震度5強の地震が発生する等、いつどこで大きな地震が起きるのか予断を許さない状況である。
万が一に備えた防災対策を各自・各家庭で実施しておくことの必要性を改めて感じるきっかけとなった。
我が家の防災用の備蓄・食品は問題ないかを確認したところ、保存水が2023年5月で保存期限を過ぎる状態となっていた。
今回、保存水を買い替えるにあたって、何を買えばよいかを色々と検討をしたので、その内容とおすすめ品をまとめる。
防災用の保存水は最低1人9リットル
東京電力が災害時の水の必要量をまとめてくれており、そこの内容を引用すると
災害時は飲料水だけでなく、トイレ(使用可能な場合)や衛生対策などに使う「生活用水」も必要となるため、水を備蓄する際は9Lよりも多く用意しなければなりません。
1人あたり1日3リットルを必要とし、最低でも3日分の備蓄が望ましいというのが、過去の大地震・災害から学べることのようだ。
我が家は4人家族なので、9リットル×4人分 = 36リットル必要となるという計算だ。
保存水は500mlのペットボトルが望ましい
「大量の水を保管しておけばよい」と考えると、2リットルのペットボトルを必要本数備蓄しておけば良いかと思うところだが、実際に使用することを考慮すると、500mlのペットボトルで必要本数を備蓄した方が良い。
その理由は
- 必要な分だけ持ち運びやすい
- 封を開けてから使い切りやすく衛生的
- コップが無くても直接飲める
- 飲んだ量を把握しやすい
という考えである。
確かに500mlの方が使い勝手が良いと言える。
しかし、2リットルのペットボトルの方が、同じ量の水を備蓄する際のコストが安いのは事実。
用途によって使い分けるという手もあるが、その用途をシミュレーションして「2リットルが何本」・「500mlが何本」と計算するのは大変。
それ故に500mlで揃える方が簡単で実用的として「望ましい」と言われるのだ。
保存水をオンライン・通販で購入するリスク
大量のペットボトルを購入する場合、その運搬までを考慮すると、出来ればオンライン・通販で購入して自宅まで届けてくれる方法を選びたいところ。
しかし、オンライン・通販で保存水を購入する際には、「あるリスク」を頭に入れておかなければならない。
保存期限の残りが少ない商品が出荷される可能性があるということ
せっかく5年・10年の保存水を買ったのに、蓋を開けてみたら残り期間が1年なんてことが、様々な製品のレビューに記載ある。
レビューが100%正しいとは思わないが、リスクが0でないのも事実。
ギャンブルだ!!
お店で購入する場合は、自分で商品の残り期間を目視確認出来るので、その心配はない。
けれども運搬は大変だし、値段も若干高い場合が多い。
一長一短であると結論付けることも出来るが、冷静に考えれば
「信頼できるオンライン・通販の購入先」があれば解決する問題
ということで、今回私が調べた結果でのおすすめ品を紹介する。
おすすめはAmazonブランドの「Happy Belly 長期保存水」
色々と吟味した結果、実際に私が購入したのは、Amazonブランドとして売られている「Happy Belly 長期保存水 500ml×24本」である。
保存期間は製造日から5年3ヶ月と設定されており、我が家に届いた商品は2028年6月23日となっている。
今が2023年5月なので、残りは約5年2ヶ月であった。
製造日が直近のものがちゃんと届く
というオンライン・通販のリスクが解消される商品である。
「たまたま運がよかっただけ」と思われる部分もあるので、今回1つ検証をした。
我が家は4人家族で36リットルは備蓄したかったので、今回はこの商品をバラバラで3個購入した。
注文の際に3つをまとめて頼むと同じロットが引きあたると思ったので、意図的に注文を分割した。
この分割注文によって、製造日の期間に差がある商品が届いた場合、「リスク有り」と判断出来るとして検証をした。
結果としては同じ保存期限の商品が届いたので、まったく問題なしだった。
「Happy Belly 長期保存水 500ml×24本」は保存期限が少ない商品を出荷しない!!
と私の経験からは結論付けることが出来た。
上記画像の日付の右の数値がロットなのかもしれないので、分割して注文をしたが結局は同じ倉庫・同じ山から出荷されたのだろう。
それでも。3つとも製造日の新しいものを出荷してくれたというのは消費者にとって安心につながる。
ローリングストックとして再度購入するときも躊躇なく選択できる。
「Happy Belly 長期保存水」は安価
買い物をする際に気にしない人はいない「価格」も、「Happy Belly 長期保存水」は優秀である。
私が購入した2023年5月でのAmazon販売価格は1,812円(通常注文の場合)
他の500mlで5年保存の商品と比較しても、圧倒的に安価である。
既に保管期限が過ぎたのだが、5年前に我が家が購入した保存水「北アルプス保存水 ×24本」と比べると1,000円近く安い。
この5年で保存水業界も価格競争が必要な状況になったのかもしれない。
「Happy Belly 長期保存水」は普通においしい水
味の判断に関しては個人差があるので、あくまで私が感じた範囲の話であるが、
癖のない普通においしい水
という感想である。
水質はラベルに硬度52と記載がある。この硬度52は軟水に位置する。
下記イメージの向かって左が「Happy Belly 長期保存水」、右が「北アルプス保存水」。「Happy Belly 長期保存水」は硬度が成分表の枠下に記載。
エビアンの商品ページに硬度の説明があったので参考に引用する。
この図からも、52は軟水に位置し、水道水よりも低い硬度だと判断出来る。
私は軟水の方が飲みやすく好きなので、「Happy Belly 長期保存水」は普通においしいという結論に至った。
「Happy Belly 長期保存水」は日本の清涼飲料メーカー
価格が安くて普通においしい水だとしても、製造元が海外であったり、聞いたことが無い会社名だと不安になる。
「Happy Belly 長期保存水」は「株式会社サーフビバレッジ」という会社が製造している。
広く大衆が知っているような会社ではないが、サーフブランドとして飲料水を製造していたり、各量販店・飲食店のPB商品製造を行っているようだ。
沿革を見てみると、
1992年に(株)モスフードサービスの子会社として(株)モスヴィバレッジを設立
1995年に(株)モスフードサービスから独立し、現在の(株)サーフビバレッジに社名を変更
と記載されており、まだ若いがちゃんとした歴史をもった企業である。
飲み水として信頼できる商品・会社であると私は思ったので、今回「Happy Belly 長期保存水」を購入するに至った。
Amazonのみでの販売になるが、
- 保存期間がちゃんと5年以上ある商品が送られてくる
- 他の保存水と比較しても安価
- 信頼できる日本メーカーが製造
ということで、今おすすめの保存水は?と聞かれたら、自信をもって「Happy Belly 長期保存水」と言える商品であった。
備蓄分の買い替え、ローリングストックでの差分購入を検討している人は、是非候補に見て欲しい。
安い・美味い・安心 は正義である。