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ドットマネーアカウントを複数作ってしまった時の対処方法

2021年7月16日

各種サービスのポイントを異なるサービスのポイントへ交換することが出来るドットマネー。
ポイ活やお小遣いアプリを利用している人にはお馴染みの『なくてはならないサービス』だ。

ドットマネーは1個人1アカウントを原則としており、複数の登録は認められていない。

そのため、ポイント交換として他サービスへ連携を行った対象は基本的に別のドットマネーアカウントで利用出来ない。

今回はドットマネー運営事務局に問い合わせを行い、既に他ドットマネーアカウントに連携済だった外部ポイントのアカウントを別のドットマネーアカウントにて利用できるように対応してもらった経緯をまとめる。

同様の事象で困っている方は事例として参考にして欲しい。

1個人1アカウントの原則の矛盾

私自身は元々amebaのIDに紐付いた形でドットマネーアカウントを一つ保有していた。

このアカウントでは過去にTポイントやPayPalなどの他サービスへのポイント交換実績もあり、基本的に私はこの1つのアカウントがあればサービスを利用するのに何も問題はなかった。

しかし、意識しないところで2つ目のドットマネーアカウントを私自身で作ってしまっていた。

それは他の記事でお勧めしているお小遣いアプリの『トリマ』を開始したことがきっかけである。

複数アカウントを作ってしまった理由

『トリマ』では獲得したマイルをドットマネーと連携してポイントに換えることが出来る。

交換する際に、既に保有しているドットマネーアカウントを設定することも出来るし、『トリマ』のIDを使って新規にドットマネーアカウントを作ることも可能。

今回の失敗の始まりは、初めて『トリマ』からドットマネーアカウントへマイル交換を行う際に発生した。

特に何も意識せずに『トリマ』のIDを使って新規のドットマネーアカウントを作ってしまった。

そう、原則1アカウントのドットマネーだが、アカウントは各種アプリを介することでいくつでも作れてしまうのだ。

これは規約違反ではあるが、そもそも出来てしまうのだからしょうがない。
厳密に規約違反としたいのであれば、本人認証無しでアカウントが作れる仕組みが悪い。

そんな感じなので、ドットマネーアカウントを複数作ってしまったことに対して、私自身何か問題(アカウントの停止等の制裁)を受けたわけではない。

そもそもこの時点で複数アカウントを作っていることに気付きもしていない。

なぜなら、元々保有しているアカウントでは、『トリマ』のマイルの交換先として利用している『dポイント』の交換を一度もしていなかったので、ドットマネーとdアカウントが紐付いていなかった。

そのため、新たなドットマネーアカウントであっても問題なくdポイントに交換が出来ていた。

これが過去に一度でも交換履歴があると、『既に他で利用している旨のメッセージ』が出て交換できないのだ。

その通知が出なかったので、この時点でも私は複数アカウントを持ち、2つ目となる新規のドットマネーアカウントを使っていることに全く気づいていなかった。

しかし、ある時問題が発生した。

ドットマネーアカウントを複数持ったことの問題

いつもの通り『トリマ』で獲得したマイルをドットマネーに交換し、普段はそのままdポイントへ交換するのだが、この日は所用で別のポイントへと交換をしたい状態だった。

その為、別のポイントを交換先に設定し、ポイント移行を行おうとしたところ、

このアカウントは既に利用されております

というようなメッセージが表示され、交換できない。

ここで初めて気づいた。

あ、この『トリマ』に紐づいたドットマネーアカウント、元々利用していたアカウントと違う。

こりゃまいった。

このままだと、『トリマ』で獲得したマイルを『dポイント』に変えるだけであれば問題ないが、他のサービスへも交換したいと思った際に、既に元々のドットマネーアカウントにて交換実績のあるサービスが利用出来ない。

すごい不便。サービスの醍醐味を失ったことになる。

これじゃダメだと思い、まずは自分でやれることをやってみた。

トリマに紐づくドットマネーアカウントの変更が出来るか

そもそも2つアカウントがあることが問題であり、それは規約違反なので放置し続けることで何かしらのリスクを常に持つことになる。

なので、まずはアカウントを1つにできないか検討した。

まずは『トリマ』に紐づいたドットマネーアカウントを元々保有していたアカウントに変更することが出来ないかを試行した。

結果、出来なかった。

行った検証の流れは、

  1. 『トリマ』からドットマネーの交換履歴に飛ぶ
  2. 元々のドットマネーアカウントでログインした
  3. マイル交換申請
  4. 既に紐づいたアカウントへの交換しか選択できない

ということで、2のログインは何の意味もなさなかった。

『トリマ』の画面でそのアカウントのページを見ているだけで、連携自体は変わらなかった。

また、仮に元々保有していたドットマネーアカウントに入れ替えることが出来たとしても、『トリマ』から作成した新しいドットマネーアカウントにdポイントは紐付いているので、結果dポイントだけに交換できない状態に陥るだけである。

それでは何も解決しない。

無駄な検証だった。

ドットマネーアカウントを1つに統合出来ないか

元々保有していたアカウントと『トリマ』経由で新規に作成したアカウントが統合出来れば問題ないのだが、1個人1アカウントを規約としているので、調べても統合方法がわからない。

うん、これは問い合わせをしよう。

ドットマネー運営事務局へ

  • 現状2アカウントを保有してしまっていること
  • それぞれで異なるポイントへの交換実績があり、中途半端な紐づけ状態となってしまっていること
  • 出来れば紐づけを一括管理したいので、アカウント統合は出来ないか

という内容を質問した。

結果としては、元々保有していたアカウントに利用停止措置をしてもらい、『トリマ』経由で新規に作成したアカウントにて登録済だった交換先情報を登録可能な状態にしてもらった。

経緯を下記にまとめるので、同様の事象で困っている方は参考にして欲しい。

ドットマネー運営事務局とのやり取り

まずは何をどこに伝えれば良いのか。ドットマネーのヘルプページを確認したところ、下記内容の記載があったので、従ってみた。

問い合わせフォームから上記内容を送信したところ、メールにて返信が届いた。

運営事務局からの1回目の連絡

詳しい内容の確認として、

  • 『このアカウントは既に利用されております』と表示されたサービスの会員ID
  • 利用している外部ポイントサイト名
  • 外部ポイントサイトで利用しているID(会員番号)

を回答して欲しいとの内容。

『トリマ』の情報を伝えれば良いのだが、会員番号は何を伝えれば良いかわからなかったので、『招待コード』を記載してみた。

運営事務局からの2回目の連絡

私の情報を調べてもらった結果、複数アカウントを作成していることが確認出来た。

アカウント① トリマIDで作成したアカウント
アカウント② アメーバIDで作成されたアカウント

下記が実際にメールに記載あった対処方法に関する文章の転記。

恐れ入りますが、ドットマネー利用規約により「会員登録は1個人につき1登録」としている為、アカウント②の「利用停止措置(ドットマネー機能を停止する対応)」を行う必要がございます。
利用停止措置を行うことにより、アカウント②に登録されている交換先情報をアカウント①へ登録することが可能です。

ということ。

なるほど、利用停止措置をすれば、既に登録・紐づき済みの外部ポイントサイトがフリーになり、別のアカウントで登録出来るということか。

続いて記載があったメールの内容は下記。

なお、「利用停止措置」を行う為にお客様の「ご本人確認」が必要でございます。
対応に同意頂ける場合は以下の画像を添付のうえ、本メールへ返信いただく形でご連絡頂けますでしょうか。

(以下、本人確認書類の説明なので省略)

免許証等の写真データを提示する必要があるのだ。偽名でアカウントを作っていたら詰んでいた。

悪いことに利用した場合、足が必ずつく対応だ。
例えば、『トリマ』で複数アカウントをたくさん作り、複数のドットマネー口座にポイントを交換して、現金化したいからと都度アカウントの利用停止措置を依頼した場合、完全にバレるだろう。
良くてアカウントの凍結(残高没収)かと。

悪いことは出来ないようにしっかり管理しているようだ。

運営事務局からの3回目の連絡

無事に「利用停止措置」をしてもらった。

下記が実際にメールに記載あった文の転記。

ご本人確認が取れましたので、アカウント②の利用停止措置を実施いたしました。
※ご提出頂いたご本人確認資料のデータは削除済みです。
※利用停止措置を行ったアカウント②は今後ご利用頂けません。ご了承下さい。

という内容。

この結果、アカウント①にて元々アカウント②にて登録済だった外部ポイントに交換が出来た。

ドットマネー運営事務局は対応が良い

今回は、結果として運営事務局へ問い合わせをすることで難なく解決ができた。

最初からそうすればよかったという結論にはなるが、最初に問い合わせをしなかったことにも理由はある。

それは、このような『問い合わせ窓口』や『サービスセンター』が機能していない会社がほとんどだからである。

皆様も経験があるだろうが、

  • サービスセンターに電話をしてナビダイヤルから一向につながらない
  • 問い合わせフォームからメッセージを送っても返信が遅い・反応がない

この経験が『問い合わせ』という行為を最優先に考えない結果を生んでいた。

しかし、ドットマネー運営事務局の対応は早かった。メールを送付した数時間後には返信が届き、当日中に全ての処理が完了したのである。

ありがとう ドットマネー運営事務局!!

皆さんもドットマネーに関する疑問や不具合がある場合は、まずは運営事務局へ相談を。

ここは信用してよい。

問い合わせは下記から可能。

-お小遣い, トリマ