新型コロナワクチンの接種に関して、世の中で不安に思っている方がいるかもしれないことに対しての私の体験談を記録する。
AGA治療薬(ミノキシジルタブレット、フィナステリド)を飲みながらのコロナワクチン(モデルナ)を接種し、どのような副反応が出たかの記録を公表する。
『AGA治療薬を服用していると、過剰な副反応は起きるのでは?』と気にしている方は、参考にして欲しい
今回は2回目の接種を終えた後の副反応の経過をまとめる。
1回目の経過は下記にまとめているので、見ていない方は先に見てもらいたい。
1回目ではAGA治療薬を服用しているからと言って、特別な副反応が起きることはなかった。
2回目の接種も結論としては『AGA治療薬を服用しているから故の予期せぬ症状は起こらなかった』である。
ただし、通常の副反応をもろに受けたので、AGA治療薬を服用されている方だけでなく、モデルナの副反応を気にされる方も参考にしてほしい。
私のAGA治療薬服用履歴
まずは私のステータスを簡単に書く。
種別:30代後半の男性
AGA治療薬の服用歴:
・フィナステリド(フィンペシア)1mg(プロペシアのジェネリック薬品)
1錠を2分割し朝晩に服用(8ヶ月目)
・ミノキシジルタブレット5mg
1錠を2分割し朝晩に服用(3ヶ月目)
基礎疾患:なし
AGA治療薬以外に服用中の薬はなし
こんな履歴である。
AGA治療薬の副作用
一般的に副作用が強いのは『ミノキシジルタブレット』の方である。
ミノキシジルは循環器系(肺、心臓、血管、リンパ等)に作用する薬。
影響としては
- 胸痛(軽度の心症発作)
- 呼吸器不全
- 不整脈
の症状になる可能性を持つものである。
そのため、利用に際しては少ない容量から服用し、上記のような副作用が出ないかを見極めることが必須である。
AGA治療薬単体の話であれば、上記副作用に気を付けるだけで良いが、コロナワクチンを接種した場合、AGA治療薬との併用が原因で、上記の副作用 もしくは、上記以外の『予期せぬ反応』が出ないかの心配があった。
ここに焦点を当てて、体験談として記録を残す。
コロナワクチンとAGA治療薬の関係
AGA治療薬を服用しながらワクチン接種をしてもリスクはないのか?ネット上で色々と調べても、明確にOK・NGの答えは出ない。
結論としては、『当日医師に申告して判断を仰ぐ』という内容である。
こうなると、服用中のAGA治療薬で過去に何か大きな副作用を経験したかであったり、直近で何か気になることはなかったかを聞き取り判断するしかない。
医師の判断を仰いだ結果で何が変わるかというと、
- 接種後の経過観察時間を通常15分であるところを時間延長する
- 最悪の場合は接種を受けさせない
この2つくらいしかやれることはない。
接種する側からしても、受けれないという判断をもらうことも『都合が悪い』。
また、実際にAGA治療薬を飲んでることを申告することは、裏を返せば『私はハゲです』と公言しているようなもの。
しかも職場接種で誰が聞いているかわからない場所で。
ある意味リスクが高すぎる。
1回目もそうであったが、接種出来ない事態になると面倒なので、私は2回目も申告ナシで接種を行った。
このような条件で接種をしたことを記録に残すことで、少しでも参考事例になればである。
同じ悩みや不安を抱えている人の役に立てればなので、2回目接種の経過も1回目同様にまとめる。
接種当日(1日目)の流れと副反応の実態
朝
体温:平熱
AGA治療薬:いつも通り服用
午前中
職場に出社して業務遂行
体温:平熱
15時過ぎ
ワクチン接種(モデルナ)
体温:平熱
痛み:ほぼ無し
以降の午後
1回目よりも副反応が出やすいとのことなので、職場で体調が悪くなると周りにも迷惑をかける為、帰宅し在宅勤務に。
体温:平熱
痛み:ほぼ無し
21時頃
体温:37℃付近になり、平熱よりも高く
痛み:注射をした左肩に痛み有り
ということで、1回目よりも副反応が早く出てきた。
接種から24時間以内に症状が出てくるという話の通りだ。
この時点で、これ以上熱が上がり続けるのも嫌だったので、ロキソニンを服用。
その影響か、ものすごい睡魔に襲われ、就寝。
翌朝まで睡眠は正常に取れた。(途中で苦しくて起きるなどはない)
接種当日のまとめ
1回目よりも副反応が早く出た。
肩の痛みだけでなく、熱が上がる症状まで出てきた。
ただし、これはあくまで予想された副反応である、AGA治療薬を服用している故の予期せぬ症状ではない。
接種翌日(2日目)の経過観察
翌日からモデルナの副反応がもろに出て、苦しい一日だった。会社は休み。
朝
体温:37.5℃程
肩の痛み:接種箇所が熱を持ち、痛みもある。
AGA治療薬:いつも通り服用
その他の薬:ロキソニン服用
症状:体全体がものすごい倦怠感。『全身がめちゃくちゃダルい』と表現した方が分かりやすいかもしれない。
熱が37.5℃であるが、倦怠感としてはインフルエンザになって40℃近くになった時と同じくらいである。
体の節々が痛む。特に腰が痛くなり動くことにストレスを感じる。
何もやれる状態ではない為、おとなしくロキソニンを服用し、寝る。
昼
体温:37.5℃程(朝と変わらず)
肩の痛み: 接種箇所が熱を持ち、痛みもある。
症状:体全体の倦怠感は変わらず。めちゃくちゃダルい。
高熱にはならないが、37.5℃を維持しているため、副反応が治まったとは言えない状態であると判断できる。
朝と同様で体の節々が痛むのは変わらない。
マジで動くことが苦痛なのでとにかく横になって寝るしかない。しかし、寝相を頻繁に変えないと、体が痛くなるので、熟睡は出来なかった。
夜
体温:37.5℃程(一日を通して体温に変化なし)
肩の痛み:接種箇所が熱を持ち、痛みもある。
AGA治療薬:いつも通り服用
その他の薬:ロキソニン服用
症状:倦怠感だけは人間慣れないもので、正直ずーっとつらい状態。
対処療法しかないので、ひたすら横になって寝るしかないのだが、1日寝ているので寝付くことができない。贅沢な悩みだ。
普段は限られた時間でどれだけ休息が取れるかを意識して寝ているのに、今回は真逆だ。
寝付けないから倦怠感を感じながら悶々と過ごす。なかなか辛かった。
接種翌々日(3日目)の経過観察
朝
体温:36.5℃程
肩の痛み:接種箇所が触れると痛い程度
AGA治療薬:いつも通り服用
その他の薬:なし(熱が下がったのでロキソニンの服用をやめた)
ということで、接種日を1日目とすると、3日目で正常に戻った。
ただし、前日までの倦怠感と多少の熱の影響で、体は万全とは言い切れないが、倦怠感が無くなったことがこんなに楽になるのかと感動する程である。
ここから体調は回復していったので、私自身は『2日目までがモデルナによる副反応を受けた状態』となる。
AGA治療薬を服用しながらのワクチン接種結果(2回目)
AGA治療薬による副作用や、予期せぬ症状は2回目の今回も発生しなかった。
私と同じ容量の服用であれば、大きな影響はないということが1つの事例にはなったかと思う。
ただし、AGA治療薬による影響の心配よりも、モデルナ服用により予想される副反応が想定していたよりも辛く、仮に3度目の接種が必要になった際に迷ってしまう程の状態だった。
しかし、副反応が辛いならワクチンは接種しないというのは、社会人である限り不可能な選択である。
自分自身が良くても、自分が誰かにうつしてしまうかもしれない。
もしくは、自分自身がうつされて、うつした人が後悔をすることになるかもしれない。
一切人と関わらない生き方をしていない限りは、接種は必要だと思う。
ただ、私は運良く職場接種が出来たが、40代以下の年代は未だ予約すら出来ない。
常に外れくじを引いているのはこの世代である。
ワクチン接種をする機会を得ることが出来て、迷っている方は、是非接種する選択をして欲しい。
迷っている理由にAGA治療薬があるのであれば、私の場合の例であれば問題なかったことを参考にして欲しい。
もちろん、私はモデルナであったので、ファイザーを受けることは出来ない為、参考の情報を作ることが出来ない。
その為、皆で情報を共有できると幸い。
コメント欄を活用して皆様の状況を記録頂けるとありがたいので、お願いをします。
性別・年代:
基礎疾患有無:
AGA服用歴:
接種ワクチン:
ワクチン接種後のAGA治療薬による影響有無:
という感じで、簡単にまとめることが出来ると皆の参考になるかと。
賛同いただける方は、コメントをお願いします。