スーツに合うビジネスリュックをシリーズで紹介していく。
下記の記事にて、私が実際に使用した結果でオススメするリュックの概要をそれぞれまとめた。
あくまでも概要として各リュックの特徴を紹介しただけだったので、本シリーズでは各リュックの詳細を整理してまとめる。
シリーズ第一弾は 無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック である。
ビジネス利用するリュックに求める要件
ビジネスで利用する = スーツに合わせる
としてリュックを選定する場合、さすがに何でも良いとはならない。
スーツに合せて不自然でないという見た目は大前提であるが、それ以外に重要となるのが、ある程度ビジネス利用に適した利便性である。
以前概要の記事にも記載したが、求める要件をまとめると6点になる。
- 形状・色:スーツに合う形状・落ち着いた色
- PC収納:ノートパソコン収納・保護があること
- 背負い心地:軽い・肩を痛めない
- 容量:一泊程度の荷物が入るが、荷物が少ない時に大きさを変えれる
- 機能性:小物・荷物の出し入れがしやすい
- 個性:人と被らない・主張の強すぎない独自性
これが大事なポイントとして、各リュックを評価した。
結果、全てに「○」がついたリュックが一つだけあり、それが「無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック」であった。
無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック とは
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/image-11-4.jpg?resize=600%2C800&ssl=1)
商品説明に記載ある特徴は2点。
- 特許取得のショルダーパッドが肩の負担を軽減します。
- 生地には撥水加工を施しました。
すごくシンプルな説明。
裏を返せば、わかりにくい。
もっとアピールできるポイントがあるにも関わらず、説明をしないところが無印良品らしさなのだろうか。
余計なお世話かも知れないが、もっとアピール・説明をしたいので勝手に記載する。
内はズドーン 外はコマゴマ
「無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック」の最大の特徴は
収納である!!
と断言する。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)のヒューズボックスのようなメイン収納スペースを持ちながら、細かい収納ポケットをリュックの外側からアクセスできる箇所に搭載しているのだ。
大きな荷物 = 頻繁には取り出さないもの をメインスペースに格納。
小物類 = 頻繁に取り出すもの を外側のポケットに収納。
という使い方・使い分けが出来、利便性がハンパないのである。
何故公式がこのポイントをアピールしてこないのか謎。
内側のメインスペースのイメージ
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4601.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
ズドーンと大きなスペースが確保されている。背中側にPC収納のスペースがあり、保護材も備えている。
ちょっと中が暗いので、見やすいように更に開口部を広げてみたイメージが下記。
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4602.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
側面のファスナーが全開に出来るので、完全にフルオープンすることも可能。
メイン収納には大きなPC保護収納以外にポケットはなく、大きくスペースを利用できることがわかると思う。
メインスペースにはバッグインバッグの併用が必須
このドカーンとした大きなスペースは、ぶっちゃけ使いにくい。
しかし、バッグインバッグを使えばスペースの最大有効活用が可能になり、この使い方を一度経験すると、大きなスペースを持っていないリュックには戻れなくなる。
バッグバックを使ったイメージは下記。
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4603.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
バッグインバッグを入れてもまだまだ余裕があることを理解してもらいたい。
余談になるが、バッグインバッグは明るい色を選ぶことを進める。
シックにしたくて暗い色を選ぶ人もいるが、中が見えなければ本末転倒だ。
中に入れて使うものなので、使い勝手を重視した色が良い。なので私は明るい緑を使っている。
空いたスペースに出張用の着替えを入れることが可能なので、このバッグだけで二泊程度は余裕だ。
ここまでが「内はズドーン」としたメイン収納スペースとなる。
外側の各ポケットの使い勝手
外側には大きく5つのポケットがついている。
上部・前面×2・側面×2 の計5つだ。
それぞれにポケットには明確な特徴があり、こちらはそのままで使い勝手が抜群である。
上部ポケットのイメージ
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4604.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
リュック全体の天面に位置するポケットで、ファスナーで開閉する。
主にリュックを前にして背負ったときに利用するもの・収納するものを格納している。
私の場合は、サブのスマホ(iPhone SE やその他Android端末)と ニトリのモバイル扇風機 をこのスペースに収納。
前面ポケット1のイメージ
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4606.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
マチ幅があるポケットになるので、更に仕切られた小物収納スペースを持っている。
小物収納にはワイヤレスイヤホン( Anker Soundcore Life P2 Mini )や常備薬・アルコールジェル等を収納し、大きな収納スペースには鍵や社員証やエコバッグ等を入れている。
前面ポケット2のイメージ
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4607.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
前面ポケット1の更に前面に位置するので、マチはなく薄めのちょっとしたポケットになっている。
メモ帳やペン・ポケットティッシュ等の薄めのものを収納するのに最適。
側面ポケットのイメージ
![](https://i0.wp.com/oshaberi-man.blog/wp-content/uploads/2022/07/img_4608.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
幅広く深いポケットが左右どちらにもある。
写真は折り畳み傘を入れているが、すっぽり収まっているのがわかると思う。
最近の600mlペットボトルなんかも余裕で収納できる。
深さがあるのでファスナーが無くても落下する心配が無い。
それ故に「さっと取り出して使う小物」を収納するのに最適。
ということで、内側・外側と使い勝手に一切不満のない利便性最高のリュックなのだ。
生地素材は利点と欠点を併せ持つ
ここまで「無印良品 肩の負担を軽くする 大きく開くリュックサック」が最高なリュックであることを伝えてきたが、人によっては残念なポイントもあるので、説明をしておく。
生地がナイロンで軽いが。。。
リュックの生地は撥水加工を施したナイロン生地である。
そのため生地が軽くなり、リュック自体の重みをほとんど感じない程度である。
肩の負担を軽くするという特許取得のショルダーと相まって、すごく良いことなのであるが、やはりナイロン故の限界はある。
軽いかすり傷でも目立つ
革・合皮までは求めないが、コーデュラ(CORDURA)ナイロンであれば、強度も強く完璧だったなーとは思う。
ただし、その分コストが跳ね上がるので、コスパを重視する人によっては、現状のナイロンが最適解となるのかもしれない。
自立しない
軽いナイロン生地とメイン収納を全開できるファスナーの仕様である為、枠が固く作られていない。
そのため、中身の荷物でバランスが取れない場合は、自立しない。へにゃってなる。
事務所やカフェなどでリュックを床に置いたりする際に、自立しないのは結構不便である。
しかし、現在は自立しないバッグの使い勝手を向上させるクリッパのような商品もあるので、致命的な欠点にはならないかもしれない。
目立つ欠点がなく、利点しか感じないリュック
ここまで使い勝手・収納に注目して紹介をしてきたが、製品名にもなっている肩の負担を軽くする「特許取得のショルダーパッド」は言わずもがなの特徴である。
同じ荷物を別のリュックに入れた際の背負い心地・重さの体感がぜんぜん違う。
ビックリするくらい背負いやすいし軽く感じるのだ。
もちろん、リュック自体が軽いというアドバンテージは少なからずあるが、それでもこのショルダーの設計はすごいと思う。
こんな完璧に近しいリュックが、値段も安く購入出来る。
これこそ最高のコスパリュックと言ってよいだろう。
見た目もシンプルで派手さも無いので、スーツに合せてもまったく問題がない。
気になる人は是非検討をしてみて欲しい。
私は飽きるまで、まだまだ利用し続ける予定。