本ブログ内でコスパ最強の洗濯機としてレビューした Hisense(ハイセンス) 10kg 全自動洗濯機 HW-DG1001 の外蓋のヒンジ部分の外装が破損した。
安価な商品であるため、故障・破損はあり得るとして、購入時にヤマトが販売する「洗濯機 5年 長期保証 (自然故障・不具合に対応)」もセットで購入をしたのだが、Hisense & ヤマト長期保証 は最悪の組み合わせであった。発生事象をシェアするので同じ事象に直面した人・する可能性がある人、ヤマト長期保証の購入を検討してる人は参考にして欲しい。
洗濯機の外蓋のヒンジ部分の外装破損
今回、Hisense(ハイセンス) 10kg 全自動洗濯機のどこが壊れたかをイメージを元に共有する。下記イメージの赤枠部分だ。

使用時に必ず開け閉めの操作をする外蓋の稼働部品であるヒンジを固定・保護する外装部分である。洗濯機を転倒させたり、硬い・重いものをぶつけたようなこともなく、日々利用する範囲で破損した。
洗濯機の外蓋ヒンジは「可動部品」ではあるが、利用者個人が交換出来るような「消耗品」(例:フィルター、ホース、パッキン等)ではない。蓋は製品の外装の一部であり、通常の開閉操作だけで破損・不具合が生じた場合、「初期不良や設計上の不具合」である。
今回の破損は設計上の不具合とし、メーカーへクレーム・無償修理 or 交換依頼をしようとしたが、万が一を考慮し購入時にAmazon上でヤマトが販売する「洗濯機 5年 長期保証 (自然故障・不具合に対応)」を購入していたこと思い出し、まずはそちらの連絡先を確認することに。
ヤマトの家電長期保証(クロネコ延長保証サービス)は全てがダメ
ヤマトの家電長期保証を利用する際は、購入時に送付される「クロネコ延長保証サービスの保証書確認メール」から申し込む必要がある。
家電が故障したにも関わらず、メールに記載された受付専用WEBページからしか依頼が出来ないのだ。今回我が家は、対象が洗濯機で蓋のヒンジの外装が破損しただけであるため、丁寧にゆっくり蓋を閉めれば洗濯機は稼働したため、緊急対応は不要だったが、これが冷蔵庫・エアコンだとしたらと思うと、まず受付方法がダメである。

そして、受付フォームから申し込みをしたのちに、自動返信メールが届く。その内容を見てヤバさを感じた。
赤枠の部分が2つ目のダメである。保証契約の確認をするだけで1週間の期間を要するということだ。これが急を要する家電・事態だったらどうするのだろう。
お問い合わせはこのメールに返信をとの記載があったので、「保障に入っている生活家電が故障したにも関わらず、一週間程度のスピード感では困ります。」と送付をしたが、結果として本メールに対しての返信はなし。
メール・受付として機能していない。3つ目のダメである。
保証契約の確認結果の連絡は4日後
結局、契約の確認が出来たいうメールが4日後に届いた。しかもAmazonのメッセージからである。連絡先等の必要事項の回答もAmazonのメッセージで行えという指定。その前までメールで連絡をしてきておいて。4つ目のダメ。
そして、「機械的な自然故障のみ」が対象であること、「保証対象か不明ならメーカーへ一度問い合わせをしろ」という文面が記載されていた。
いやいやいや、保証窓口を自分たちで運営しているなら、そこまで確認することが責務じゃないの?
お金を取って延長保証を提供しているサービス会社とは思えない内容。5つ目のダメ。
ただ、この程度のサービスの会社とここで争っても事態は変わらないと思ったので、有償修理かどうかの確認はせずに、メーカーサポートの出張修理を依頼。そもそも今回の破損はメーカー不良の内容なので、有償修理にはならない・させないと。
Hisense(ハイセンス)の有償・無償判断もダメ
結論としては、故障箇所を事前に伝えていたので、交換部品(外蓋全て交換となったが)を持参して、当日そのまま修理をしてもらった。

ただし、事前に電話&現物を確認した際に修理作業の人に言われたことは、「外蓋のヒンジ部分の外装破損」は有償修理対応だ。とのこと。
もちろん私は有償修理対応になる意味が分からないため、交換可能な消耗品でないこと・洗濯機の耐用年数は6年で、外装が耐用出来ないのはメーカー不具合である的なことを反論し、結果として無償修理になった。
これ、何も反論せずに素直に受け入れたら、2~3万円を請求される。この時点でHisense(ハイセンス)の対応もダメ。
更に、そのあと修理作業の人がアドバイスをしてくれた内容もダメ。
今回、クロネコ保証窓口の受付フォームに「破損」・「故障」という文字が入っていたとのこと。「破損」・「故障」と記載された時点でHisense(ハイセンス)は有償修理と判断するとのこと。嘘でも良いので「破損」・「故障」ではなく「調子が悪い」、「今までと違う」等の曖昧な表現の方が良いと。
マジで意味が分からない。「故障」とは辞書で調べると「機械や装置などが正常に働かなくなること」である。「調子が悪い」と何が違うのか。「破損」は確かに壊れたに紐づく言葉だが、適切な他の表現がこちらにはない。お金を払って保証を手に入れても嘘をつかないと保守を受けることが出来ない。
言葉選びだけで利用者に瑕疵があると強制判断するメーカー。Hisense(ハイセンス)の対応はダメである。
今回、おそらく私はクレーマー的な扱いで無償修理になったのだと思う。反論・文句を言えない人が正しくサービスを受けられないのは、絶対におかしい。
サポートが良ければHisense(ハイセンス)の家電は悪くはない
今回、我が家の洗濯機は外蓋のヒンジの外装が破損する事態になったが、性能に何ら不満はなく、非常にコスパの高い優秀な洗濯機である。
故に今回の対応には非常に残念な気持ちになった。これやられると、洗濯機に限らず他の家電でもHisense(ハイセンス)を嫌遠してしまう。
ハイセンスジャパン㈱として日本法人があるため、他の中国メーカーと比べてアフターフォローは期待できるかと思っていたが、そこはまだまだな状態だった。
しかも今回はAmazonでセット販売されている「ヤマトの家電長期保証」がそのさらに上をいく対応の悪さだったので、悪い相乗効果が生まれてしまった。
ただ、結果として無償修理となったので、どちらも対応速度以外は希望通りになったので、アフターフォローでメーカーの言いなりにならないという人には、非常にコスパの良い家電・保証であることも事実。
中華家電を買うときはそこだけ注意した方が良いこと、Hisense(ハイセンス)の家電 & Amazon ヤマト運輸の長期保証の組み合わせは、それなりの覚悟を持った人・ある種の玄人向けであることを学びとしてシェアしたい。
今回の私の事例は、他の方にも起こり得る事象なので、もし同じ内容・近しいことになった場合は、参考にして欲しい。