2023年10月18日に販売が開始されたAmazon Fire TV Stickの新型「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」の利用中の感想をまとめる。
現在購入検討中の人の参考になれば幸い。
結論は、「買い換える理由が無い限りはセールを待つべし!!」である。
Fire TV Stick 4K Max 第2世代 の特長
Fire TV Stick 4K Maxは、第2世代になったからと言って新たな機能が追加されたわけではない。
旧型と新型(第2世代)の進化ポイントは
- 2.0 GHz クアッドコアプロセッサ搭載
- 2倍に増えたストレージにさらに多くのアプリなどをダウンロード
- Wi-Fi 6E対応ルーターと接続して滑らかなストリーミング
となり、性能の向上が図られたのである。
比較表は下記。
ただ、性能と同時に定価もアップした。
3,000円の値上げで9,980円となった。
前世代は定価6,980円。セール時に3,980円で購入可能なタイミングもあったので、この価格差は正直えぐい。
「気軽に買える生活を便利にする家電」として地位を確立した「Fire TV Stick 4K Max」だが、ほぼ1万円となると話が変わってくる。
しかし、この価格差に納得できる程の性能進化を体感出来るのであれば、また見方は違ってくる。
Fire TV Stick 4K Max 第2世代 を利用した感想
検索に関して
スペックアップが示す通り、画面の処理速度向上を確かに確認出来た。
「Fire TV Stick 4K Max」であれば、前世代でも基本的に遅さを感じることは無かったが、第2世代は画面遷移に今まで以上の速さを感じた。
トップ画面の表示に関しては大きな違いを感じないが、コンテンツ一覧の推移で画像を読み込む部分で差を感じることが出来る。
下記イメージの通り、トップ画面の初期位置であれば前世代と差は感じない。
しかし、下記イメージの矢印が指す上下と左右の動きに性能変化の見られた。
緑矢印の左右の動作 : 移動・画像の読み込み速度は前世代と差は無い
赤矢印の上下の動作 : 移動・画像の読み込み速度が倍くらい早くなった
移動速度・画像読み込みが早くなるのは良いことだが、もともと遅さを感じてはいなかったので、ぶっちゃけ感動は少ない。
映像の視聴開始
見たい映画・ドラマ・アニメなどを選択後、画面に映像が流れ始めるまでの速度に関して双方を確認した。
通常コンテンツは大差なし
テレビでも放映されているようなコンテンツだと、そもそも画質が4Kではないためそこまで重くは無いので、処理速度の恩恵は少ないのだろう。
4K動画だと若干差は有り
予想通り、4K映像(UHD)のコンテンツを視聴した際のUHD画質までの切り替えに差は出た。
待たずして綺麗な映像を見たい人には処理性能向上が意味あるものとなるだろう。
ただ、そもそもプライムビデオに限っては、4Kコンテンツがまだ少なすぎることもある為、この結果が騒ぐほどのメリットにはならないのが実態である。
Fire TV Stick 4K Max 第2世代 は今買いか
そもそもFire TV Stickは同じような形状でも3つのラインナップがあり、わかりにくい。
- Fire TV Stick 第3世代
- Fire TV Stick 4K 第2世代
- Fire TV Stick 4K Max 第2世代
このラインナップの中では、今回記事にしている「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」が最も処理性能が高いので、ストレスなく利用できるとしておすすめである。
4K Maxをおすすめする理由は下記記事にも記載している。
そんな4K Maxの新型となる「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」は、絶対に今すぐ買いの商品か?と問われると、私の結論としては
今じゃない!!
となる。
正直、処理性能の進化をめちゃくちゃ体感できるほどではないからだ。
前世代が最安3,980円で購入出来たことを考慮すると、現在の第2世代9,980円は高すぎる。
もちろん、そもそも「Fire TV Stick」を持っていない人が初めて購入する場合、既に前世代は手に入らない理由から「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」をおすすめする。
しかし、私のように前世代を使っており、スペックアップに期待をして新たに購入をする場合は、セールを待った方が絶対に良い。
Amazonnデバイスはセールで安くなるので、定価で販売されている今買う必要はないだろう。
和自身にとっては高くついた検証だったが、良い勉強になった。
次のセールはブラックフライデーかな。
それでは皆様、楽しいAmazon Fire TV Stick 生活を!!