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【 Xiaomi 電動歯ブラシ T302 レビュー 】3,580円で買えてしまう価格設定のバグった逸品

3,580円で買える電動歯ブラシ。完全に価格設定がバグっているとしか思えないXiaomiの電動歯ブラシ「T302」。この値段でここまでの完成度を叩き出す中華ガジェット恐ろしや。

「電動歯ブラシを初めて利用してみようと思っている人」「有名メーカーにこだわらないコスパの高い製品を求めている人」「確かな実力の機種を求める人」──そんな人達におすすめしたいアイテムだ。私自身、購入後から一週間利用した結果をレビューとしてまとめる。


シンプルで上質なデザイン

極限まで簡素化された無駄のないデザインが特徴。シルバーグレーを利用しているのだが、適度なつや消し感のおかげで値段に似つかわない高級感を演出している。

我が家は三面鏡の内部に保管しているが、見せる収納として洗面台や棚にそのまま置いても生活感が出ない。
我が家の設置イメージが下記。

下段の歯磨き粉の横がXiaomiの電動歯ブラシ「T302」。上段の似たような機器が口腔洗浄 ジェットウォッシャーである。
理想は下段に両製品を並べておきたかったのだが、充電台を並べるとうまく設置できずに上下に配置する状態となってしまった。

両製品ともUSBからの給電となるので、電源プラグにはUSBポート2口搭載の薄型アダプターを利用している。


使い勝手に一切の無駄がない

電源ボタンは1つのみ。長押しでON/OFF、短押しでモード切り替え。説明書を読まずに使い始めることが可能。

搭載モードは

  • 標準クリーニング : 一般的な日常ケアにしっかり対応
  • デリケート&ジェントル : 初めての方や敏感な歯茎にやさしいソフトクリーニング
  • 歯茎マッサージ : 敏感な歯茎や出血しがちな歯茎に対応し、毛先を交互に動かして歯茎をマッサージしながらクリーニング
  • ホワイトニングポリッシュ : ブラシヘッドの振動周波数を変えて歯を磨き、歯垢を効果的に除去して白い歯に


どれも細かい振動となるので、優しく歯磨きが出来る。私が以前まで使っていた「力こそ正義」の”ブラウンのオーラルB”と比較すると、優しさに驚く。ゴシゴシ磨きたい・優しい振動で磨きたいは、好みによると言わざる得ないが、電動歯ブラシ初心者はまずは優しい方を選んだ方が無難であることは確か。


圧倒的コスパ。それでいて抜群の磨き心地

一番驚くのは、価格に見合わぬ磨き心地。
細かい振動により歯の表面も隙間も一気にきれいになる感覚。これは他メーカーであれば1万円付近のエントリーモデルと同じくらい。

替えブラシが4本同封されているのもポイントが高い。推奨の交換頻度は3ヶ月のようなので、1年間利用出来る。コスパが高すぎ。


USB充電で最大150日バッテリー持続

地味にありがたいのがUSB充電ということ。
専用の充電アダプタだったりすると、電源をどこからとるか、アダプタが大きくて設置場所が難しいという課題があるのだが、USB給電であればポートが確保できれば良いだけ。

標準クリーニングモードで利用する場合は65日、消費電力の少ないデリケート&ジェントルモードであれば、1回の満充電から1日2回毎回2分間の利用で150日間使用できる仕様。

更にすごいのが、万が一バッテリーが切れても、たった2分ですぐ使う分の充電はまかなえるということ。これは革命だよ。

スマホ・モバイルバッテリー等の技術がここにも活きているのだろう。


防水・耐久も十分。生活防水レベルはIPX8

防水性能はIPX8完全防水。
風呂場で使っても壊れないし、使った後にジャブジャブ丸洗いしても安心。

風呂場でジェットウォッシャーで食べかすを落とし、電動歯ブラシで歯を磨き、舌ブラシで仕上げる。
これが最高の口腔ケア!!

このケアを続けることで、痩せ体質になり肥満も解消される。


総評:価格破壊。気になったら買ってみるべし!!

3,580円でこの完成度。とうとうXiaomiがこのジャンルでも存在感を出してきた。コスパでは他社を圧倒している。

優しく細かく振動するブラシは、初めて電動歯ブラシを使う人の入門機にもちょうど良い。また、私のように他の電動歯ブラシからの乗り換えでも満足するレベル。

「高級機を買うのはハードルが高い」と思っている人こそ、試して損は無いと思う。全力でおすすめする。

それでは、良き電動歯ブラシ生活を!!

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