Apple Watchをはじめ、スマートウォッチを利用する人口が爆発的に増え続けてる。スマートウォッチ本体は各社様々な特色を出して、常に進化・差別化を図って競争をしているが、腕に取り付ける為に必要となる「バンド」がいつまでたっても進化しない。
一般的に標準付属品とされているシリコーンバンドに皆は満足しているのだろうか?私はもちろん否である!!
それ故に様々なバンドを試してみたことで一つの結論に達した。スマートウォッチのバンドは「ゴムバンド」が最適解!!ということである。
この結論に至った経緯とおすすめの「ゴムバンド」を紹介する。
シリコンバンドは付けにくい・劣化する
AppleやGarminなどのデザインにも拘ったスマートウォッチであればバンドの質も高いのだが、コスパが売りとなるXiaomi・HUAWEI等の中華メーカーの製品は標準でシリコンバンドが付属している場合が多い。
私自身も利用している・Xiaomiのスマートウォッチはもちろんシリコンバンドである。
このシリコーンバンド、運動測定などアクティブな使い方をする際には、汗をかいてもさっと拭き取れば良いなどの手軽さという良い面がある一方、装着がしにくい・外れやすい・シリコン故に劣化するという課題がある。
正直、高いものではないので劣化に関しては都度買い替えれば良いのだが、装着に関する課題はどうしようもない。シリコンバンドの中でも装着しやすい・外れにくいものを探しては試してを繰り返してきたが、満足出来る製品は無かった。
辿り着いた最適解はゴムバンド
シリコンバンドに不満があるならば、違う素材に変えればいいじゃない。ということで、過去にはステンレスバンドを使っていた時期もあった。
ほぼほぼ不満は無く良い買い物だったと評価しているのだが、ステンレス素材のため劣化はする。必ず訪れる交換の時期に「どうせ交換するならばもっと良いものはないか?」と探していく中で、更に上をいく装着感・着脱のし易さを実現するバンドがあった。
それがゴムバンドである。
ゴムバンドには大きく分けて形状が2つある。
1つは文字通りゴムの伸縮を利用して着脱を可能とするタイプ。もう一つはゴムの伸縮性を持ちながら、着脱はバックルで行うタイプ。
どちらが良いかは最終的に好みかなと思ったので、両方のタイプを購入して使用感を比べた。その結果、私自身は後者の着脱をバックルで行うタイプを最終的に選んだ。
利用することで分かったゴムバンドの良い点は、
①伸縮性のおかげで装着感が軽く、長時間付けていても違和感がない
②汗や水で濡れがしまっても付け心地が変わらない(ヌメッたり、ムシムシしない)
③とにかく着脱が楽
ということである。
欠点は物によってチープ・安っぽく見えること。ただし、これはどこの商品を選ぶかで回避が可能なことなので、欠点と断定する程の事ではない。ゴムバンドのポテンシャルが凄すぎる。
おすすめのゴムバンド
先に記載した通り、私は着脱をバックルで行うタイプを愛用している。実際に使っているのは下記製品。
伸びるゴム素材だがしっかりとした強い生地で伸縮性がそこまで強くはない。そのため、バックルを使わないと手首から着脱出来ないタイプ。しかしゴム素材故に腕を締め付けることがなく、適度なホールド感で使用し続けることが出来るし、手首を曲げたりする動作をする時も伸縮することでバンドが邪魔にならない。
シリコンバンドと異なり予期せぬ外れや緩みが無いため、一度装着したら外す時までバンドを意識することが無いほどの装着感である。
もう一つ購入をして試してみたゴムバンドが下記。
こちらはバックルが無いので、ヘアゴム・輪ゴムのように腕にはめるタイプ。延ばして着脱をするので伸縮性が高い。その分、装着時に腕にがっちりはめることは出来ず、ちょっと緩く着けるイメージである。
Xiaomi Redmi Watch 5 Active に取り付けたイメージ
色違いで保有している「Xiaomi Redmi Watch 5 Active」に上記で説明したゴムバンドを装着し、イメージの比較を行う。
時計背面の比較
向かって左がバックルタイプ・右がヘアゴムタイプ
横に倒した場合の比較
見比べてみるとわかるが、バックルタイプの方がゴムが固くがっしりしている。ヘアゴムタイプは伸縮が必須なので、少し薄く柔らかい素材となっている。
バックルタイプのバックルを外すと下記イメージのようになり、着脱が容易になる。
装着時の比較
腕に装着をしたイメージを比較する。
向かって左がバックルタイプ・右がヘアゴムタイプ
横から見たイメージの比較
バックル部が見える角度の比較
どちらのタイプが良いかは完全に好みによるが、判断する際のポイントは、
- 違和感の無い装着感を求めるなら「バックルタイプ」
- 何よりも着脱のしやすさ・手軽さを求めるならば「輪ゴムタイプ」
といった感じ。私は装着感を優先しつつ、着脱の容易さを求めたので、「バックルタイプ」を愛用している。
ゴムタイプなのに編み込みがきれいなので、チープさが無いのも良いところ。「Xiaomi Redmi Watch 5 Active」がブラックなので、バンドもブラックにすることでカジュアル過ぎない感じで装着できている。
「Xiaomi Redmi Watch 5 Active」が3,980円
「バックル付きゴムバンド」が999円
総額5,000円以下でこの見た目と装着感・着脱のしやすいスマートウォッチが手に入る。
スマートウォッチのバンド交換を検討している人だけでなく、入門機種を探している人も是非この組み合わせを試してみて欲しい。もうシリコンバンドには戻れない。
では、良きスマートウォッチ生活を!!