トヨタ車に限らずメーカー・ディーラー純正のオプションアクセサリーは高すぎる。高額な本体価格に上乗せされて感覚が麻痺しやすいが、実際は驚くほど割高だ。家を買う時の様々な追加料金と同じ感覚だ。
純正品アクセサリーは高額だけに最適なサイズ・規格という安心感はあるがそれでも高い。
そう感じる人がいるからこそ、サードパーティーアクセサリーが様々なメーカーからリリースされているのである。そして、昨今のサードパーティーアクセサリーの質は侮れない。
今回は私が実際に利用しているトヨタ車 シエンタ(10系 Gグレード 5人乗り)へのおすすめサードパーティーアクセサリーを紹介する。
おすすめアクセサリー5選
我が家が利用しているのは、トヨタ シエンタ10系 Gグレード(5人乗り)モデル。
Gグレードの不満点は、ひじ掛けが無いこと。これは実用面で地味にストレスになる。最上位Zグレードにはアームレストがあるが、形状が細く高さも中途半端で、正直なところ「無いよりマシ」レベル。Gグレードにアームレストを追加するなら、社外品一択だ。
また、内装全体に樹脂パーツが多いため、収納の出し入れでキズが付きやすい。見た目の劣化はもちろん、再販時の価値にも響く。こうした「使うほどに消耗する部分」には、あらかじめ保護パーツを導入しておくのが賢い選択だ。
ダッシュボードも樹脂である為、熱を吸収しやすい・劣化しやすいという欠点もある。
今回は、そんな実体験をもとに選んだ「買ってよかったシエンタ用サードパーティーアクセサリー」を5つ紹介する。
- コンソールボックス(アームレスト機能付き)
- インテリアラバーマット
- ラゲージマット
- ダッシュボードマット
- 傘型サンシェード
の5つである。以降で各製品とポイントをレビューする。
1.コンソールボックス(アームレスト機能付き)
センターコンソールが「収納+ひじ掛け」になる実用的な製品。
高さ・幅・質感のバランスが絶妙で、運転中の左腕の置き場問題が完全に解決した。ひじ掛けとなっている部分を開けると収納になっており、ごみ箱なども余裕で収まる深さが確保されている。全面はボトルガムやスマホなどが仕分けて入れられるスペースがある。実用性も十分。ライトの色変更もできるが、私は基本的に点灯させないか白色のみで使っている。
取り付けは工具不要で、差し込むだけでジャストフィット。下部にマジックテープがあるため、フロアマットに固定出来る。ガタつきも無く安定している。
純正では絶対に得られない快適性と収納力を同時に手に入れられる。Gグレードに乗っているなら、最初に導入すべきアイテム。
Gグレードの純正オプションには、ひじ掛けとして使えない中途半端なセンターコンソールがある。
誰が買うねん!!と言いたくなる。
私がおすすめするMoobyleeのコンソールボックスを実際に使用しているイメージを参考に載せる。
ジャストフィット感と利便性を理解してもらえたら幸い。
2.インテリアラバーマット
ドリンクホルダーやポケット内にジャストサイズで敷けるラバーマット。
何が良いかというと、汚れが付きにくく、掃除が圧倒的に楽になる点。小銭・食べカス・砂などが直接樹脂パーツに付かなくなり、取り外してサッと洗えば元通りになる。
さらに、マットにシボ加工がされており、物が滑りにくいという実用性も高評価。特に助手席前のトレイや、センター下部の空間に敷くと、スマホやサングラスがズレずに安定する。見た目の統一感もあり、地味だけど確実に満足度が上がるパーツ。
実際に使用しているイメージを下記に載せる。

サイズ感ぴったりで純正品かと思うほど。純正オプションにはそもそも存在しないパーツなので、むしろメーカーが需要を再認識して標準に取り入れるかオプション化して欲しい。
3.ラゲージマット
シエンタの荷室は、アウトドアや買い物帰りで泥・水濡れのリスクが高い。
この3Dマットは、縁が立ち上がっていることで液体のこぼれや土砂の流出を防止してくれる。純正のように敷くだけでピッタリと収まり、固定も不要。
素材は厚みのあるTPRで、安っぽさゼロかつ防水性能も高い。犬のケージを乗せたり、濡れた傘やキャンプ道具をそのまま積んでも気にならない。見た目もスタイリッシュで、後席を倒したときの段差も吸収してくれる設計になっているのが嬉しい。
純正のオプションも存在するが値段はおすすめするサードパーティー品と比較すると4倍以上する。

私がおすすめするCartistのラゲージマットを実際に使用しているイメージを参考に載せる。
シエンタはラゲージマットを搭載しない場合はソフトシートのままで利用することになるので、汚れや濡れたものを置くと掃除が大変。下記イメージのようにラゲージマットを取り付けるだけで傷汚れも含めて管理が楽になるので、必ず搭載させたい逸品。
4.ダッシュボードマット
ダッシュボードは熱・紫外線で劣化しやすく、表面がベタついたりヒビが入ることもある。
このマットは、専用設計でズレずにフィットし、紫外線による劣化を完全にガード。夏の直射日光でも、ダッシュボードが熱くなりすぎず、エアコン効率も地味に改善される。質感も悪くなく、純正内装と違和感のない落ち着いた仕上がり。
また、副次効果としてフロントガラスにダッシュボードが反射して視界が悪くなることを防ぐことも出来る。
おすすめのSAWAKAKI ダッシュボードマットは、貼り付け不要で置くだけで完全フィットする仕様。コスパ重視なら絶対に導入すべきアイテム。
実際に使用しているイメージを参考に載せる。

5.傘型サンシェード
夏の車内温度上昇を防ぐ、折りたたみ傘式のサンシェード。
従来型のジャバラタイプや吸盤式と違い、開くだけでフロントガラスにピタッと広がる構造。骨組みも頑丈で、折りたたみ傘のようにスッと開閉でき、収納も超コンパクト。
耐熱・断熱効果は申し分なく、駐車後の室温上昇を明らかに抑えてくれる。ハンドルやダッシュボードの熱さが段違いになる。デザイン的にも悪目立ちせず、実用性・見た目・収納性の三拍子がそろった名品。
まとめ
トヨタ車の純正アクセサリーは、品質が良い反面、価格が法外すぎる。
サードパーティー製を「安かろう悪かろう」と侮ってはいけない。今回紹介した製品は、どれも実際に使ってみて不満が無く、むしろ純正よりも使い勝手が良いとすら感じるものばかりだ。
「純正=正義」という思い込みは捨てて、本当に使いやすく、車との相性も良いコスパアクセサリーを選ぶ。それが、賢い選択である!!
それでは、良きサードパーティーアクセサリー生活を!!