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【レビュー】ゲーマーではない人にも重宝するゲーミングマウス【エレコム M-DUX30BK】

2023年5月8日

自宅のパソコン用マウスを買い替えた。

普通にマウスを買い替えるだけでは面白くないので、少しでも普段の生活に変化をもたらす製品を選定してみた。

変化という点にこだわってみた結果、ゲーマーではないのにゲーミングマウスを選定することとなった。

10個のボタンにキーやマクロを割り当てることが出来るマウスは、ゲーム以外の用途でもその便利さを実感出来た。

今回は、そんなゲーミングマウスをおすすめ品として紹介する。

マウスは最低3ボタンあれば良いと思っていた

マウスに求める機能は何か。

  • ポインターを快適に動かすこと
  • クリックしたい場所を正確にクリック出来ること

一般的にはこの2つの機能で十分だろう。

私もそう思っていたので、マウスには多機能よりも「握りやすさ」・「疲れにくさ」という使い心地を求めていた。

あえて機能的なこだわりを付け足すと、ホイールボタンを押し下げて使う「ホイールクリック」を必須としているくらい。

その結果、私自身が求める最低限必要なボタンとしては

  • 左クリック
  • 右クリック
  • ホイールクリック

が出来るための3ボタンあれば十分と考えていた。

しかし、多機能・多ボタンを有したゲーミングマウスを今回使い始めたことで、この考えは改められた。

マウスの操作だけでキータップやショートカットキー、更にはマクロ処理を実行させることが出来ることは、便利以外の何物でもなかった。

今まで使ってこなかったことを悔やむレベルである。

この後悔をそのままにしてはならないとして、多機能・多ボタンマウスの素晴らしさをまとめる。

選んだのは 10ボタン搭載 エレコム M-DUX30BK

今回、素晴らしさを伝えたいマウスはいったい何か?を先に記載する。

エレコムがリリースしている “DUX”MMOゲーミングマウス(M-DUX30BK) という「有線タイプ」のマウスである。

公式説明としては、

ハードウェアマクロを搭載しており、特にMMO RPGにおすすめという一品で、ゲーミングマウスのエントリーモデルに位置付けられている機器。

この10ボタン搭載マウスの何が優れているかを紹介していく。

DUX M-DUX30BK の外観と握り心地

「ゲーミングマウスだーっ!!」と感動するほど豪華なパッケージ。

封を開けると、ガジェット好きにはたまらない「主な特徴」がデカデカと記載されており、早く使いたくなる。

マウス本体は10個のボタンを保有するだけあって、凸凹やごつさを感じるが、「これぞ多機能!!」というワクワクする形状。

ごつごつしているが、操作感・手のフィット感はしっかり考慮された作りである。

実際に使ってみると、そこまで大きくなく、全てのボタンを無理なく押せる絶妙な配置・形状なのだと理解できる。

ということで、外観と握り心地に問題は一切ないことがわかった。

ごつごつした多機能・他ボタンマウスは使いにくそうと思っていたのだが、単なる私の食わず嫌いであったことが判明。

多ボタンを使わないとしても、フィット感とポインターの操作のしやすさだけで、普通のマウスよりも品質は上である。

長時間ゲームをする人向けのマウスなので、「疲れにくい」というのは特徴に押し出す必要が無いほどの必然機能なのだろう。

ゲーミングマウスの握り心地・ポインター操作感は最高!!という結論。

多機能・多ボタンで出来ること

本マウスの目玉となる10個のボタンに各種機能を割り当てる部分を解説する。

大前提として専用のソフトをインストールする必要がある。

ELECOM M-DUX30 50 Config というソフトを使いながら、各ボタンへのキー割り当てや、ショートカット・マクロ等の機能割り当てを行っていく。

右上にあるボタン設定にて、各ボタン1つ1つに何を割り当てるか設定できる。

マクロも動作タイプを指定したり、操作を記録して作成も可能なので、VBAの知識も不要。

下記イメージは、動作タイプを指定してマウスの右クリックを「押し続けるだけ」の操作を作った例。

簡単に作れる。

キー設定やショートカットキーは、実際に画面イメージからキーを選んで押下するだけで設定できる。

下記は「Ctrl + C」でコピーのショートカットを作成したイメージ。

こちらも超簡単。

キー割り当ての設定は、最大で5つ作ることが出来る。

Profileの色で区別できる。

切り替えもマウスのボタンを押すことで簡単に出来る。

赤のProfileからボタンを押して緑のProfileに変更したイメージが下記。

この機能はゲーム毎にキー割り当てを変えることで、手間なく快適に操作をすることを実現するものだ。

ただ、この機能の活用はゲームのみに限定されない。

普段使いでも

  • ブラウジング時や動画視聴など、マウス操作だけである程度の処理を完結させたいとき
  • 文書・資料作成でショートカットキーを多用するとき
  • 接続がパンクしている先着順のオンライン応募に対して再読み込みと応募を繰り返すマクロを動かす

等、使い方は無限大だ。

UWSCのようなフリーで使えるRPA・マクロツールを使えなくても、このマウスがあれば直感的にマクロが作れる。

それは、全人類に利便性を体感してもらえる素晴らしい機会の提供なのだ。

使ってみない理由が無い!!

有線はマイナスではなくプラスポイント

最近は無線マウスが主流なので、ELECOM “DUX”MMOゲーミングマウス(M-DUX30BK) は「有線マウスかー」とマイナスに思うところだが、実は本商品は有線であることが魅力ポイントなのである。

その主な理由は、ゲーミングマウスなのに

  • 有線だからこそ値段が安い
  • マウス本体軽く扱いやすい
  • 電池残量や充電を気にしなくて良い

という点である。

無線の方が持ち運びや狭い場所でも使いやすいという利点はあるが、今回私は自宅でのみ利用するパソコンに対して使うので、有線でまったく不便はない。

むしろ、有線であるポイントが強すぎて無線を選ぶ理由が無い程であった。

エレコム(ELECOM) “DUX”MMOゲーミングマウス(M-DUX30BK) は全てがちょうど良い 多機能・多ボタンのエントリーモデルだと実感できた。

ゲーミング・10ボタンマウスなのに破格の値段

機能性に富んだマウス、絶妙な操作・使い心地のマウス

そんな超優秀な機器が、驚くことに3,000円以下で買えてしまう。

これはエレコムが価格設定をミスっているのでは?と疑うほど破格である。

万が一、多機能・多ボタンをうまく使いこなせなかったとしても、操作性・手のフィット感だけでも値段以上の価値がある素晴らしいマウスだと思えば、無駄な買い物にもならない。

ゲーミングマウスはノーマークだった人、食わず嫌いだった人、多機能・多ボタンに興味を持った人は、是非試してみて欲しい。

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