「完全栄養食品」として、ビタミンC・食物繊維以外の栄養成分をすべて含むとされている「卵」。
タンパク質が豊富であること・栄養価が高く腹持ちが良いことから、筋トレ民・ダイエッターに重宝されている。
少し前まで、卵は1日1個までという風潮だったが、現在はその限りではない。
何個まで良いのか?と問われると「人による」という回答になるが、過剰に食べ過ぎない限りは良いことしかない食材。
今回は、そんな完全栄養食品「卵」をそのまま活かした調理「ゆで卵」を超簡単に手間なく作れる機器を紹介する。
お鍋でゆで卵を作る時の課題
卵を茹でるだけで作れるので、課題も何もないと思うところだが、細かいところで気を使ったり・調理に制限を持つ料理だ。
- 好みによるが、茹で時間の細かな管理が必要
- 殻むきで失敗しないためには茹であがり後すぐに冷水に浸すことも必要
- そもそも茹でる工程が必要なので、キッチンなどの設備が無いと作れない
半熟のゆで卵を作ろうとした日にゃ、結構忙しい。
煮込み料理のようにある程度放置しながら作れる料理じゃないので、作るぞと決めたら意識を卵に向ける必要があるのだ。
食事の時に「あと一品欲しい」って思った時などに「ゆで卵」を作りたいと思うこともあるが、10分近く時間が必要となると面倒で作ること止めてしまう。
もっと手軽にゆで卵を作りたい。
思い立った時に・簡単に・放置で作れる。そんな夢のような機械はないのかしら?
調べたらすぐにヒットした。
ゆで卵を作る蒸し器に。
スチームクッカー・ゆで卵メーカーという機器
ゆで卵は鍋で作るものという固定概念を持っていたので、調べるまで知らなかったのだが、世の中には便利な機器がいっぱいある。
「スチームクッカー」 や 「ゆで卵メーカー」という名称で売られている。
名称から察することが出来るが、蒸気でゆで卵を作る機器だ。
電源があれば利用ができ、タイマー式で動かすことで、その場を一旦離れたり、目を離しても調理が出来るのだろう。
茹であがり後(蒸しあがり後)にすぐ冷水に浸さない場合、殻の向き具合がどのような感じになるかだけわからないが、私が感じている「ゆで卵を作る時の課題」がクリア出来そうだ。
即行でポチった。
開封してみた
今回私が購入した機器は下記
2,036円で購入
卵を指定位置に配置できる皿があるので、専用機器かと思いきや蒸し器になる。
ゆで卵以外に「野菜」・「肉まん」・「シュウマイ」等の調理も可能。
箱の中身を一式広げたイメージは下記
この黄色いカラーには好き嫌いがわかれるが、私はヒヨコみたいで可愛くて好きだ。
卵だけにね!!
さっそく使ってみた
調理方法はめちゃめちゃ簡単。
- 計量カップで調理内容に合わせた水を銀色の受け皿に注入。
- 卵をセットして蓋をする。
- タイマーを設定して待つのみ。
これだけである。
ゆで卵を作る場合のイメージを載せながら説明する。
水量とタイマーセット時間の確認
付属の説明書に調理時間目安の記載がある。
今回は卵2個を使って「とろとろ半熟」を作りたいので、説明書を参考にしつつ、自分判断で調理する。
とろとろ半熟 卵2個 水量60ml 蒸し時間10分 で進める。
※水量が5個で80mlだったので、なんとなく60mlくらいにしてみた。
卵をセットし調理スタート
セットしたイメージは下記
卵を2個セットし
タイマーを10分にしてスタート!!
写真を撮り忘れたが、スタートしてすぐに水蒸気が出てきて、蒸し調理が開始される。
あとはタイマーが鳴れば加熱が終了するので、調理完了だ。
ちなみに、この「スチームクッカー・ゆで卵メーカー」は、調理中はタイマーの音が時限爆弾のようにチクタク鳴る。
そして、終了時は「チーンっ!!」と昔のレンジ・オーブントースターのような音が鳴る。
愛嬌があって面白い。
出来上がった卵は激熱・殻はきれいに剥ける
蒸し調理を行った後なので、すぐに卵を触ると激熱である。
説明書の調理時間目安に記載あった「半熟の場合はすぐに冷水へ」の意味が分かった。
余熱で火が通ってしまう。
半熟が好みの方は、「チーンっ!!」を聞いたらすぐ冷水へ。
出来上がったゆで卵は下記
なんて素敵なトロトロ具合と、白身のツルツル感。
最高の出来栄えだ!!
固めのゆで卵はチーンっ後に放置でもOK
固めのゆで卵が好みの方は、放置していても問題ない。余熱を意識する必要がないから、急ぐ必要もない。
心配してた殻剥きだが、すぐに冷やさなくても殻はきれいに剥けた。
蒸気で蒸すと殻は剥きやすいのか?
少しググったが答えは見つからず。
ただ、殻も剥きやすいことが事実なのであれば、ゆで卵を作る時の
- 茹で時間の管理
- すぐに冷水に浸す
が不要になる。
めちゃくちゃ楽チン!!
後片付けも簡単
調理後は水を注入する受け皿を布巾等でふき取るだけ。
分解できない部分は水洗いが出来ないのが難点であるが、「破損・腐食・ひどい汚れ」等が出始めたら「買い替え」ちゃって良いと思う。
2,000円であれば躊躇なく判断出来る。
ってか、機能性と価格がマッチしてなくてビックリする。
会社内・事務所でも「ゆで卵」が作れる
電源があれば利用が可能なので、自宅だけの用途に留まらない。
極端な話、会社でゆで卵を作ることも可能だ。
事務所用でもう一個購入。イメージは下記。
違和感が一切ない!!
昨今、健康や筋トレを意識しお昼にゆで卵を食べるサラリーマンが増えている。
私の周りにも「ゆで卵民」が増えているが、皆コンビニで買っている。
コンビニの「ゆで卵」は高い。もったいない。
生卵をパックで買えば1パック200円以下。
コンビニのゆで卵は店にもよるが、1つ73円~86円。
10個分のゆで卵を食べるだけで、差額が500円以上。
2,000円の「ゆで卵メーカー」であれば、元を取るのは簡単だ。
買って損はない!!
興味を持っている方は迷わず手に入れて、皆で「充実したゆで卵民」になろう。