Amazonが提供している定額制音楽聴き放題サービスの「Amazon Music Unlimited」の罠にハマった話と全額返金対応となった事例を紹介する。
Amazonサービスを利用している人は、気づかないうちに加入・支払をしている可能性がある。
自分自身の加入状態の確認、加入していた場合の対応事例として読み進めて欲しい。
Amazon Music Unlimited の罠
Amazon Music UnlimitedでWEB検索をすると、「勝手に登録」・「知らない・気づかないうちに契約」・「クリック詐欺」等のキーワードが目に付く。
「定額制音楽聴き放題サービス」としては、ハイレゾ音質に対応していることを始め、魅力的な特徴を有しており、決して悪いものではない。
ただ、どうにかして契約ユーザーを増やそうとする卑怯・詐欺的な手法が悪評となっているのは確かである。
具体的な例としては、
- 無料でも利用出来る「Amazon Music」アプリにて、画面に有料プランの広告を表示し、タップしたら自動で有料登録となる
- Alexaで音楽をかけてと指示した時点で有料登録となる(指示した音楽か無料・有料によって変わるかどうかは不明)
これが「クリック詐欺」・「勝手に契約」と言われる理由。
契約前に確認をさせないサービス。こんなことしていたら悪評が広まるのは当たり前である。
ただ私自信、詐欺的なことには普段から気を付けているので、まさか自分がと他人事でいたのだが、先日身に覚えのない契約が発覚した。
注文履歴を確認していたら、毎月「Amazon Music Unlimited」の表示があるではないか。。。
何がきっかけで契約が開始されたのか全く記憶にないのだが、しっかり課金されていた。
これは許せんと憤慨し、早速カスタマーサポートへ連絡をすることにした。
カスタマーサービスへ返金申請の連絡
「Amazon Music Unlimited」の返金に関しては、他の方々が記した履歴を見る限り
- 返金不可だった
- 1年分は遡れた
- 根気よくクレームを入れ続けて返金に辿り着いた
というような、一筋縄ではいかぬ事例が見られた。
私の場合はどうなるのか。
やってみないとわからないとしてカスタマーサービスへ問い合わせた。
まずはチャットで問い合わせて様子を見ようと思った。
チャット問い合わせの結果
下記にチャットの履歴を載せる。対応をしてくれた担当者さんの情報は伏せさせてもらう。
まずは私に起きている事実として、「身に覚えなくAmazon Music Unlimitedの契約がされ続けていた」ということを伝え、返金の申請を行った。
その結果返ってきた答えが、上記イメージの通り、980円(1ヶ月分)の返金をするとの内容だった。
この処理により、下記返金明細が注文履歴より発行出来るようになっていた。
ただ、調べたところ私は2023年10月からの支払い履歴があったので、遡り分の返金も続けてお願いをした。
その結果が下記イメージ
無駄なやり取りをする必要なく、スムーズに返金申請を受け入れてくれた。
正直チャットだけでは遡り返金までは難しいかなー?と構えていた部分があったので、この結果にはある意味驚いた。
それだけ同じような問い合わせが多いってことなのかもしれない。
あくまでも私の事例の限りとなるが、事実をしっかり伝えて返金を申請すれば、対応をしてくれることが確認出来た。
もし私と同様に気づかず契約をしていた人は、諦めずに問い合わせをしてみて欲しい。
2024/4/23追記
チャット担当者の日本語が怪しかったので、返金状況を確認してみたところ、案の定遡り分の返金がされていない。
再度問い合わせを行った結果、処理されていないことが発覚。
再確認の問い合わせを行った。
確認結果、処理されていないことがわかる。
今回対応をしてくれ方は、やり取りがスムーズで助かった。会話のキャッチボールが出来るのは大事。
前回の問い合わせで安心しきって放置していたら、損をするところだった。
後日クレジットの利用明細にて、返金がされていることが確認出来た。
Amazonのチャット担当者のレベルが最近下がってきていると思うところはあるので、怪しいと思った際は必ず確認することをおすすめする。
注文履歴・メンバーシップおよび購読は定期的なチェックが必須
今回私が「Amazon Music Unlimited」の契約に気づいたのは、注文履歴から発見したからである。
下記赤枠に「Amazon Music Unlimited」を入れて注文を検索すれば確認出来る。
ヒットしてしまった場合、あなたも同士。
ちなみに、悲しいことに子供がおそらくFireタブレットから誤操作で登録してしまったであろう、「Amazon Kids+」の履歴も今回確認出来た。
これも正直、どの画面で何をしたら契約となったのか不明である。
こちらも返金を申請しようかとは思ったが、kids+による制限利用を知らずに使い続けていたとは言えるので、申請は行わなかった。
安くはない勉強代として受け入れ、再度発生しないように&発生しても気づくようにしたい。
気づくためには、先に説明をした注文履歴からのキーワード検索をするか、アカウントサービスの「メンバーシップおよび購読」で確認が可能。
悲しいことだが、5/13終了でAmazon Kids+が対象に入っている。
同じことを繰り返さない為に、定期的にチェックをしようと思う。
ただ、もしまた「Amazon Music Unlimited」・「Amazon Kids+」等の月額サービスが気づかずに契約されている場合は、もうこれは仕組みが悪いとして強気に返金申請を行う。
泣き寝入りしていては、この悪行は変わらない。
Amazonさん、姑息な手段なんぞ使わず、良いサービス提供で勝負して欲しい。